リグの温度測定用に熱電対温度計を買いました。
例によってAmazonです。例によって中国製です。例によって無茶苦茶安いです。(笑)

小型 高耐熱 デジタル温度計 -50℃ から 750℃ 電池付き K型 熱電対 ケーブルタイプ & 棒 タイプ 付属 \1,680

化粧箱です。
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中身です。説明書はありません。 Lutron TM-902Cという型番が書かれています。
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電池付きと書いてあったので電池を探しましたが、最初から中に入っていました。 長期在庫になる心配はしてないのか? 割り切りがすごいです。(^^;
精度は近くの温度計と比べて1.7℃ほど高い表示ですが、場所の違いだと思います。今回、高い精度は必要無いので充分です。
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以前、Zigbee(あまり流行らなかったようですが)のセンサーモジュール試作に関わった事があり、その時に熱電対温度計をつなげるようにしました。確かMAXIMの熱電対温度計用ICを使ったと思います。
IC1個で簡単に熱電対をマイコンに接続できるので、すごいなと思いましたが、温度センサーIC+マイコン+諸々部品でこの値段は日本メーカーでは無理ですね。
いつもながら中華電子製品恐るべしです。(-_-;)

(おまけの昔話し)
現役時代は設計した装置の温特(温度特性)評価をするのに、装置を恒温槽に入れて熱電対プローブのケーブルを恒温槽の外に引っ張り出して温度計につないで一定間隔(30分間隔とか)で見に行っては温度を手書きで記録していました。
装置内の8ポイントくらいの測定をするので、装置からのプローブ線引出しに苦労していました。
大きな装置の場合は使う恒温槽(恒温室)も大きくて中に入って作業してましたが、寒かったり熱かったりで大変でした。
その後、温度計はロガープリンタ付きになって頻繁に見なくても良くなりました。

温特の結果、装置保証温度内で装置内部温度が規定値を超えると設計の見直しが必要でした。FAN付きの装置では規定値を超える事は少なかったですが、FAN無しの装置ではよく規定値を超える事があってスリットを増やすなどの対策をしてました。どうしようもなくてFANを追加した装置もありました。(-_-;)
所属していた部門がキャリア向け伝送装置の開発をメインでやっていたので、温度上昇の規定値が一般向けより厳しくて苦労していました。
最近は設計時点で空気の対流や温度上昇のシュミレーションをするようになりましたが、なかなかシュミレーション通りにはいかず、構造設計担当者が責められてましたね。(笑)

他にも特定温度でエラーが出る事があるので恒温槽の温度を変化させながらの動作試験もやってましたが、デジタル回路のタイミング設計が甘いと特定温度を通過する時にエラーが出ます。温めたり冷やしたりで調査に時間がかかるので大変でした。(恒温槽は急激に冷やしたり温めたり出来ないので時間がかかります。無理に冷やすと結露して大変です。)
チップのばらつきで起きる場合はたくさんの装置(10台とか)を恒温槽に入れて評価する羽目になって更に大変でした。
こういう問題は出荷直前に発覚する事が多いので、徹夜続きになる事が多かったですね。(~_~;)

熱電対温度計は熱電対プローブが数千円、デジタル温度計が数万円していたと思います。多チャンネルのロガー機能付きのものは数十万円したと思います。
随分、安くなったものです。(今でもプロ用は高いと思いますが。)