3本目のWindows10 October 2018 Update(1809)を適用に関連する記事です。今回は改善したという話です。

先日、WSJT-X 2.0に移行した際にWSJT-XのADIFファイル(wsjtx_log.adi)をHAMLOGから出力したものに置き換えました。
理由は、WSJT-Xでの交信時に交信が成立していないのに「Log QSO]を押してしまって、HAMLOGへの登録でキャンセルする事があり、HAMLOGの内容とWSJT-XのADIFファイルが一致してない状態だったので一度、マスターログであるHAMLOGに合わせておこうと思った為です。
しかしその後、JT_Linkerを起動するたびにエラーが表示されるようになってしまいました。
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使っているJT_LinkerはVer.2018.08.23 で現時点の最新版です。
[続行]を押せばそのまま動作して問題なく動くのですが、気持ちが悪いので JT_Linkerの作者JA2GRCさんの掲示版で質問していました。

しかし一昨日、Windows10 October 2018 Update(1809)を適用してから、この現象が起きなくなりました。
理由は良く分かりませんが、Windows10をバージョン1803から1809にアップデートして、.NET Framework が4.7.1から4.7.2になって改善されたのかも知れません。素人考えですが。(笑)
先のJTAlertXもそうでしたが、.NET Frameworkを使ってるソフトは.NET Frameworkの特定の版数でテストしてあるのに、Windows10はアップデートで自動的に.NET Frameworkの版数を上げるのでこういう事が起きるんでしょうね。

なお、JA2GRCさんから「送っていただいたエラーメッセージを見る限り、周波数データを読み込む部分でエラーを起こしているみたいです。」との情報をいただきました。m(__)m
思い当たる事がありました。10月からサテライト通信をした際に周波数に「430/144」と書いているので、このせいかも知れません。(^^;

(追記 2020年8月)
JT_LinkerのADIFフィル読込エラーに関して、コメントなどで問い合わせを受ける事があります。
ADIF MasterによりADIFファイルの正規化を行う事で良くなる事が多いので、エラーが出る場合は以下記事を参考に正規化をやってみてください。
 ADIF Master による ADIFファイル正規化