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2020年6月13日
2020年6月初めにWSJT-X 2.2がリリースされて日本語表示になりました。
このため、本記事を日本語版対応に改版しましたので、新しい記事を見てください。
IC-7300 + WSJT-X2.2で FT8 運用開始(改版)


(古い記事も残しておきます。)
先の記事「IC-7300M + WSJT-X2.0で FT8 運用」でWSJT-XによるFT8通信の仕方を書きましたが、続編として書ききれなかったJT_LinkerによるTurbo HAMLOGとの連携、PSK Reporterなどの補足情報を書きます。

1. Turbo HAMLOGとの連携
 JT_Linkerをインストール、起動しておくことでWSJT-XとTurbo HAMLOGを連携させる事が出来ます。
(1) JT_Linkerを以下のホームページからダウンロードします。
   http://ja2grc.dip.jp/~ja2grc/my_software/my_software.htm
 現時点の最新版はVer.2018.08.23でした。
   JT_Linker Ver.2018.08.23 (インストーラ型 2,873kB)

(2) ダウンロードしたプログラムをインストールします。
 この版ではMicrosoft .NET Framework 4.6以上が必要との事なのでインストールされていない場合はインストールが必要です。Windows10の最新版(1809)では4.7.2.が最初から入っているようです。
 私は、後で起動しやすいように「デスクトップ上にショートカットを作成する]をチェックしてインストールしました。
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(3)JT_Linkerを起動して [Setup]ボタンをクリックしてコールサイン、グリッドを設定します。WSJT-X Log DataのファイルパスはWSJT-Xインストールでデフォルトにしていれば、そのままで良いです。
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(4) JT_LinkerとTurbo HAMLOGを起動しておくとWSJT-X2.0のログが書込まれた時点で自動的にHAMLOGのデータ入力画面に交信データが転送されます。
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(補足)
JT_LinkerはWSJT-XのADIFログファイル(wsjtx_log.adi)を監視してログ情報が追加されたら交信情報をHAMLOGに送ります。
最近、JT_Linkerの起動時にADIFファイルの読込エラーが表示されるというトラブルに遭遇しました。
今回はWindows10のアップグレードでエラーは出なくなりましたが、知り合いは wsjtx_log.adi をADIF Master (ADIFファイルエディター)で修復して解決したそうです。
ADIF(adi)ファイル読込エラーが発生する場合は、参考にしてください。

2. PSKレポーター
・WSJT-Xの(Reporting)設定で [Enable PSK Reporter Spotting] をチェックしておくと、PSKレポーターに送受信情報が送信されます。
PSK Reporter
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 自分の情報が世界地図に表示されます。他の局の情報も表示されるので、相手から自分が見えているかなどが分かります。
 他局の通信ソフトの情報も分かるので、WSJT-X2.0にバージョンアップした局がどのくらいいるかも分かります。

3. FT8運用環境の向上
 WSJT-Xと合わせてインストールする事で運用が楽になるソフトがあります。特にJTAletrtを使う事で初バンドまたは初モードが分かるのでとても便利です。
 以下は以前に「WSJT-XによるJT65運用環境向上」と題して書いた記事ですが、参考にしてください。
なお、内容が古いものもあるので、時間があれば改版したいと思います。(^^;
 
(1) FT8通信用時刻合わせソフト BktTimeSync インストール
 パソコンの時刻が電波時計と比べると2秒以上ずれている事がありました。
 このため、時刻合わせソフトをインストールしてタスクバーに表示するようにしました。
 (2019年9月 従来TimeTuneというソフトを使っていましたが、掲載停止されてダウンロードできなくなったのでBktTimeSyncに乗り換えました。)

(2) WSJT-X2.0+JTAlertによるFT8運用環境向上2018年12月21日 改版版掲載
 JTAlertXはWSJT-Xにプラスして使う事で初バンドまたは初モードのCQ局があれば音声で教えてくれるなど、とても便利なソフトです。 また、電子QSLを自動的に発行する事ができます。
 インストールと運用方法について記載しました。


(3) FT8運用環境向上 eQSL登録手順
 電子QSLが発行できるようにeQSL.ccに登録しました。登録手順と運用について記載しました。

(4) WSJT-XによるFT8運用環境向上(その5) QRZ.com登録
 JTAlertXに相手のQRZ.com情報が表示されるようにするためにQRZ.comに登録しました。登録手順を記載しました。

(5) WSJT-XによるFT8運用環境向上(その6) LoTW登録
 JTAlertXでは相手局がLoTWとeQSLのメンバーかどうかを表示してくれますが、LoTWのみの局も多いのでLoTWにも登録しました。登録手順と運用について記載しました。

4. WSJT-X Tips
(1) WSJT-Xログ(ユーザーディレクトリi\AppData\Local\WSJT-X\wsjtx_log.adi)
 WSJT-Xでは、QSOのログをwsjtx.log(CSVフォーマット)とwsjtx_log.adi(標準ADIFフォーマット)へ記録します。
 ADIFファイルは交信済みの判定に使われますが、これが壊れて読み込みエラーが起こったという方がいるようです。
HAMLOGでADIFファイルを作り直してリネーム、コピーしてみる。ADIF Master (ADIFファイルエディター)で編集してみる。などの対処方法があるようです。

(2) ALL.TXT(ユーザーディレクトリi\AppData\Local\WSJT-X\ALL.TXT)
WSJT-Xのデコード情報、送信情報が記録されています。
メインログとの不一致が起きた時などに調査に使えます。WSJT-Xを長く使うと大きなファイルになるのでDISK容量不足の場合は削除すると良いかも知れません。(私の現在のサイズは46MBでした。)

(3) 複数のリグをつないで切替えて使う事が出来ます。
 WSJT-X 1.8.0 ユーザガイド 日本語版 復習を参考にしてください。

5. FT8 無線局免許申請(2018年12月27日追記)
 ローカルさんの無線局免許変更申請のお手伝いをしたので、手順を記事にしました。
 IC-7300MによるFT8通信開始 無線局免許申請
 IC-7300Mでの申請例ですが、他のリグの申請でも参考になると思います。