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2020年6月25日
2020年6月初めにWSJT-X 2.2がリリースされて日本語表示になりました。
このため、本記事を日本語版対応に改版しましたので、新しい記事を見てください。

 IC-9700 + WSJT-X でFT8運用開始(改版)

(古い記事も残しておきます。)
連休前に入手したIC-9700でFT8通信を出来るようにしたので、設定内容を記録しておきます。
144MHz以上のFT8では、ほとんど相手がいなくて、交信数はまだわずかです。
それと、先の記事に書いたように1200MHzでのFT8は周波数ドリフトが厳しいです。
とは言っても、USB接続で簡単にVUHFのFT8を始められるのはありがたいですね。(^^;

私の場合はIC-7300M用のFT8環境の設定は済んでいたので、以下の設定情報は差分のみを書いています。
初めてFT8の設定をする場合は、ほとんどの設定がIC-7300Mと同じなので、IC-7300M + WSJT-X2.0で FT8 運用も参考にしてください。

1. PC側設定
 USBドライバーはIC-7300Mと同じなので、ドライバーのダウンロードは必要ありませんでした。
 USBケーブルを接続するだけでIC-9700を認識しました。USBドライバーをインストールしていない場合は、IC-7300M ファームウェアバージョンアップ Version1.30を参考にしてインストールしてください。
・Audioデバイス
 私の環境ではスピーカー 2-USB Audio CODECとマイク 2-USB Audio CODECになりました。
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それぞれ、IC-9700送信とIC-9700受信に変更しました。
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他の設定はIC-7300Mと同じで、レベルは送受50%としました。

・PCシリアルポート
私の環境ではCOM7になりました。
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速度を19200bpsにしました。
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2. IC-9700設定
画面記録の為に最初にPOWERボタンで画面キャプチャできるようにしました。
FWバージョンは1.06で最新でした。最新でない場合はバージョンアップしてください。
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・「MENUボタン」→「SET」→「外部端子」→「USB AF/IF出力」
 AF出力レベル 20%に設定
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・「MENUボタン」→「SET」→「外部端子」→「変調入力」
 USB変調入力レベル 50%に設定
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 変調入力(DATA ON) USBに設定
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・「MENUボタン」→「SET」→「外部端子」→「USB SEND/キーイング」
 USB SEND USB(A)RTS
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・「MENUボタン」→「SET」→「外部端子」→「CI-V」
 CI-Vボーレート 19200 オートでも問題ないようですが、いちおう設定します。
 CI-Vアドレス 94h 初期値A2h WSJT-XにIC-9700が無いので、IC-7300と同じにします。  (2019年8月20日変更 WSJT-XにIC-9700が追加されたので、デフォルトのA2Hのままにします。IC-9700 CI-Vアドレスを戻しました参照)
20190820_071753.png
 CI-V USBポート [REMOTE]と接続
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・「MENUボタン」→「SET」→「トーンコントロール/送信帯域幅」→「送信」→「SSB-D」
 送信帯域幅 100-2900 送信帯域幅を最大にします。
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・フィルター バンド幅設定
運用モードをSSB-Dにします。
画面のフィルターアイコンをタッチしてFIL1を選びます。[FIL1]を長くタッチしてフィルター設定の画面を表示します。[BW]を押して、MAIN DIALで受信帯域を最大の3.6kにします。 [EXIT]で終了
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3. WSJT-X設定
WSJT-Xのインストールについては、IC-7300M + WSJT-X2.0で FT8 運用を参考にしてください。なお、私のWSJT-Xのバージョンはv2.0.1です。
私の場合は、IC7300Mの環境にIC-9700の環境を追加するやり方で設定しました。
・CofigrationでIC-7300Mのクローンを作ってIC-9700にリネームします。
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・追加したIC-9700に切り替えます。
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最初はRig Control Errorが出ますが、[OK]で進んでください。
(File→Setting)
・General  [Enable VHF/UHF/Microwave features]と[Single decode]をONにしました。
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・Radio RigはIC-7300を設定します。(IC-7300とIC-9700はCI-Vコマンドがほぼ同じで問題ないようです。) (2019年8月20日変更 WSJT-XにIC-9700が追加されたので、IC-9700を設定します。IC-9700 CI-Vアドレスを戻しました参照)
 COM7はPC側設定で割り付けられた番号です。
 Rig IC-9700
 Serial Port COM7
 PTT Method RTS/COM7
WJTX_Radio_New.PNG
(2019年10月9日 Split OperationをFake It に変更しました。)
[Test Cat]を押して緑に変わればIC-9700と通信できています。[Test PTT]で送信状態になります。

・Audio SoundcardはPC側設定で名前を付けたポートです。
 Soundcard Input:IC-9700受信 Output:IC-9700送信
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・Tx Macros 変更なし(IC-7300と同じ)
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・Reporting 変更なし(IC-7300と同じ)
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・Frequencies 以下の周波数を追加します。 他の周波数は削除しました。Station Informationaは適当に設定します。
  144.460MHz(JT65/FT8)
  430.510MHz(JT65/FT8)
  1296.60MHz(JT65C/FT8)
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・Colors 変更なし(IC-7300と同じ)
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・Advanced 変更なし(IC-7300と同じ)
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以上で設定終了です。

4. 通信例
FT8通信時はデュワルワッチを止めた(SUBバンドの音量ボタンを長押し)方が良いと思います。
受信フィルターはFIL1、AGCはFASTにします。
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送信中はALCが振れないようにします。
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WSJT-Xの操作の仕方については、IC-7300M + WSJT-X2.0で FT8 運用を参考にしてください。

設定終了後に2mでCQを出したら、応答がありました。IC-9700 FT8のファーストQSOでした。\(^o^)/
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