今日も雨ですね。午前中は用事が無いのでシャックに籠っています。
先の記事IC-9700でサテライト通信をやってみましたでサテライト通信の話を書いたら、CALSAT32のインストールについて、コメント経由で質問があったので記事にしておきます。コメントでは絵が入れられないので。(笑)

CALSAT32は昨年インストールしたのでやり方を忘れてしまいましたが、今回、主に以下を参考にして書きました。
アマチュア衛星通信初心者のためのWiki
CALSAT32のオンライン利用ガイド

1. ダウンロード
以下からCalsat32Ver1.5.5.zipをダウンロードします。
 http://jr1huo.my.coocan.jp/jr1huo_calsat32/Download.htm

2. インストール
Calsat32Ver1.5.5.zipを解凍してsetup.exeを実行します。
インストーラーに従ってインストールします。
私はインストール先をユーザーフォルダの直下にしました。
CALSATI1.PNG

3.設定
インストール先のCalsat32フォルダにCalsat32.exeがあるので実行するとCALSAT32が起動します。
私はショートカットを作ってデスクトップに置きました。
CALSATI2.PNG
初期起動時のCALSAT32です。
CALSATI3.PNG

最初に自局の位置を設定します。
上のメニューバーで ファイル→観測点の設定と変更
自局のグリッドロケーターを入力して↑変換で緯度経度が設定されます。海抜は適当に入力。
CALSATI4.PNG
[保存]します。

次に最新の軌道要素ファイルをダウンロードします。
 ファイル→軌道要素ファイルの更新→[データ取得]
CALSATI5.PNG
軌道情報がダウンロードされます。
CALSATI6.PNG
 [新規更新]で衛星情報が更新されます。確認画面表示で[OK]
CALSATが自動終了するので、再度起動してください。

次に表示する衛星を設定します。
 ファイル→衛星グループの設定と変更
CALSATI7.PNG
グループAにはデフォルトでAO-07などが入っていました。
今回、FM衛星を使うのでAO-91、AO-92などを追加します。
不要な衛星を右側リストから左に戻して必要な衛星を左から右側リストに入れます。
なお、グループは1グループ6衛星でA~Zの26グループが登録できます。
CALSATI8.PNG
私はグループAにAO-92、AO-91、AO-85などのFM衛星を登録しています。
なお、Calsat32フォルダにあるGROUP.TXTを直接編集しても良いです。
参考に私のGROUP.TXTを載せておきます。面倒な方はGROUP.TXTを上書きしてください。(笑)
 GROUP.TXT
先の記事「IC-9700 サテライトメモリーの設定」でも書きましたが、最新の衛星動作状況を調べて適当に選びましたが、間違いがあるかも知れません。(^^;
最近動いてないFO-29(ふじ3号)なども入れています。

次に各衛星の周波数情報を設定します。
CALSAT画面上の衛星名をダブルクリックすると別画面でビーコン、アップリンク、ダウンリンクなどの周波数を表示しますが、その元になるファイルがCalsat32フォルダにあるSATINFO.TXTです。
SATINFO.TXTを編集して衛星周波数情報を設定します。
インストール時の情報はお亡くなりになった衛星も多いので全面的に書き換えました。
私のSATINFO.TXTを載せておきます。
 SATINFO.TXT
なお、GROUPやSATINFOのファイルを編集したらCALSAT32を再起動してください。

以上でCALSAT32のインストールは終了です。

4. 使い方
本記事では主にインストールまでの説明をしましたが、簡単に使い方も書いておきます。
詳細はヘルプにあるオンライン利用ガイドを見てください。
 CALSAT32のオンライン利用ガイド

CALSATI10.PNG

⑤の↑↓でグループを選択します。
①衛星位置情報の数値表示エリア
 選択した衛星の現在情報を表示します。自局からの方向Azと仰角Elなどが数字で表示されます。
 丁度AO-92が上空を通過してるので、その方向を示しています。
 衛星名をダブルクリックすると、その衛星の周波数情報が表示されます。
②世界地図上の衛星軌跡表示エリア
 世界地図上に各衛星の現在位置を示しています。赤い四角点が自局位置です。
③方位仰角表示エリア
  上空の衛星位置を表示しています。
 この絵では現在AO-92が北東26.2度、仰角36度を通過しています。この表示を見てアンテナをその方向に向ければ良いわけです。
 方位仰角表示エリアの右下3個のボタンで衛星から見た地図表示などと切替えられます。
④可視時間帯数値表示エリア
 ここに選択した衛星の当日の上空通過情報が表示されています。
 この絵の2行目で、この時の通過情報が表示されていて、10時28分から10時39分の間に通過する事が分かります。
 10時34分が最接近時刻です。

可視時間帯数値表示エリアの情報で通過する時刻と方向/仰角が分かるので、事前に通信できそうな時間帯を見ておいてその方向にアンテナを向けて、無線機の周波数を合わせて待機します。
FM衛星の場合アップリンクにトーン信号が必要です。(IC-9700 サテライトメモリーの設定参照)
衛星が上空に来たら通信可能です。
ローテーター付きの指向性アンテナの場合は衛星の移動に合わせてアンテナの向きを動かします。

個人的な意見と工夫ですが、
最初は他の方のCQが聞こえたら呼ぶのが良いと思います。
CQを出す場合は「CQ サテライト JA4JOE」のようなコールを行います。
短時間で交信するため、交信内容は一言のあいさつとRSの交換のみの場合が多いようです。RSも59固定で交換されているようです。
時間節約のためコールサインのフォネティックコードを使わずに交信をされている事が多いのでコールサインを取りにくいですが、衛星通信をやられている方は常連の方が多いのでリストを作って見ながら呼ぶと良いです。
常連の中にはブログで毎日の交信記録を書いている方がいるので、そういう方のブログからコールサインをピックアップしてリストにしています。

(おまけ)
参考ですが、私のVUアンテナは以下の八木アンテナです。
 144MHz       10エレ八木 ダイヤモンド A144S10R
 430MHz       10エレ八木 ダイヤモンド A430S10R

昨年10月から今年2月まで仰角30度にしていましたが、今年2月にポールを少し高くした際に水平に戻しました。
水平だと衛星が高い位置を通過する場合は上手く受信できません。衛星通信をやるなら少し上に向けたほうが良いようです。
仰角ローターがあれば良いのでしょうが。
GPでも受信できますが、私の3段GP(X510)では低い位置を通過する限られた条件でしか受信できないようです。

以上、CALSAT32のインストールと設定および簡単な使い方でした。
お役に立てば幸せます。