先の記事「CATインターフェース用 USB-TTL変換ケーブル PL-2303ドライバーでトラブル発生 使えませんでした!」で書きましたが、ローカルOMさんがFT8を始められたのでお手伝いしました。

話が前後しますが、先週初めにOMさん宅でFT8の設定作業をやりました。
OMさんのリグはKENWOOD TS-690で、FT8通信用インターフェースとしてテクニカルシャックという会社のDIF-3R2Sというアダプターをお持ちでした。
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事前にDIF-3R2Sの説明書を見せていただきましたが、DIF-3R2SはパソコンのAUDIO 入出力とRS-232C信号をTS-690のACC2コネクタに接続するアダプターでした。
ACC2にはCAT用のシリアル通信の信号は無いのでCAT制御は出来ません。
DIF-3R2SはHAMworld8月号のFT8特集記事でFT8で使えるアダプターとして紹介されているそうです。

最初、「あれ、CAT制御無しでFT8に使えるの?」と思いました。(^^;
今までCAT制御無しでFT8を使ったことが無かったのですが、WSJT-XやJTDXのRadio設定のRigに[None]があるので、Noneにすれば良さそうです。

OMさんはJTDXを使いたいとの事だったので、JTDXのRadio設定でRig=None、PTT MethodのPort=COM1(通信ポートRS-232C)に設定しました。
FT8TS690A.PNG
PTT制御は[Test PTT]で確認するとRTSになっていました。

次にAUDIOレベルの調整をしました。
パソコン側は再生レベル、録音レベルを50%にしました。
DIF-3R2Sの蓋を開けて(はめ込みなので、マイナスドライバーでこじて開けます。)、中のボリュームで送受信の信号レベルを調整しました。
受信は信号無しで30dBくらい、送信は[Tune]でALCが振れないレベルにしました。

以上で実際に7.041MHzで交信してみたらうまくQSO出来ました。
他に、JT_LinkerとHAMLOGの設定もやってHAMLOGへ情報が渡るようにしておきました。

なお、OMさんの信号を私のところで受信して確認しましたが子供や孫は無くきれいな信号でした。
とりあえず、以上でFT8を運用できる状況になりました。

しかし、CAT制御無しだと不便なので、その後、USB-TTLシリアル変換ケーブルを入手してCAT制御ケーブルを作りました。
TS-590のCAT制御はTS-590の左横にあるACC1コネクタ(DIN 8PIN) に接続します。

先週末にOMさんのところにCAT制御ケーブルを持って行ってパソコンとTS-690を接続しました。
ところが、CATインターフェース用 USB-TTL変換ケーブル PL-2303ドライバーでトラブル発生 使えませんでした!で書いたようにOMさんのPCではCOMドライバーがうまく動きませんでした。

このため、FTDI FT232Rを使ったCAT制御ケーブルを作り直しました。
そして、本日(10月31日)、OMさん宅にお邪魔して2回目のテストしましたが、うまく動きませんでした。(-_-;)
詳細は「FT8通信 USB CAT制御ケーブル作成 KENWOOD TS-690用 失敗?」に書きましたが、OMさんのTS-690ではうまくCAT通信ができないようです。
仕方ないのでCAT制御無しで運用していただくことになりました。
お手間を取らせたのにうまく行かず申し訳ありませんでした。m(__)m