今日も時間があったので、NanoVNAのファームウェア バージョンアップに続いて NanoVNA saver を使ってみました。
Nano VNA Saver を使ってパソコンからNanoVNAを使えます。

やり方は例によってJH4VAJさんのブログを参考にさせていただきました。m(__)m
 NanoVNA、PCソフトで使う ~ NanoVNASaver他

ファームウェアバージョンアップよりは簡単だったので記事も概要のみとします。(^^;
詳細はJH4VAJさんのブログを見てくださいね。

最初にnanovna-saverのページからプログラムをダウンロードします。
最新版は nanovna-saver-v0.2.2-1.exe でした。
ダウンロードしたnanovna-saver-v0.2.2-1.exeを適当なディレクトリに置いておきます。

NanoVNAをUSBケーブルでパソコンに接続してから、nanovna-saver-v0.2.2-1.exeを直接実行します。
起動時ウィルス対策ソフトでブロックされましたが、実行を許可して実行します。
なぜか私の環境では一回では起動しないことがあり、2回目で起動します。「管理者として実行」をしたほうが良いかも知れません。
コマンドプロンプト画面が表示されたままにるので、気になる場合は最小化してください。
VNAS1.PNG
左下の[Connect to NanoVNA]でNanoVNAとつながります。
NanoVNAがつながると測定範囲やキャリブレーションデータはNanoVNAのSAVE0の情報が読み込まれます。
VNAS2.PNG
左下の[Display setup]で表示内容を設定します。
Show Linesにチェックを入れます。
Display chartは、S11 Smith Chart/S11 Return loss/S11 VSWR/S11 Rx+jX を表示するようにしました。
Bansの Show bandsにチェックを入れておきました。
VNAS3.PNG
キャリブレーションデータがNanoVNAのSAVE0だけだと、50MHz以上のバンドの測定がうまく行かないのでキャリブレーションを行いました。
先に左上のSweep controlで測定範囲を設定ます。
例えば Center=52MHz、Span=6MHzにして、左下の[Calibration]でキャリブレーションを行います。
VNAS4.PNG
VNAS5.PNG
最初に[Reset]を押します。
[Calibration assistant]で指示に従ってSHORT-->OPEN-->LOAD-->S21 LOAD-->THRUGH の順に測定します。
測定後に 下の[Save calibration]でデータを保存しておきます。
VNAS6.PNG
私は1-30MHz、52MHz、145MHz、435MHz、120MHzのキャリブレーションデータを作っておきました。
なお、試しに1-1300MHzのデータを作ってみましたが、50Ωダミーロードの測定でReturn Lossが不連続になるので、上記の5種類を作りました。

SWRの測定は最初に[Load calibration]で測定バンドに対応したキャリブレーションデータを読み込んでおきます。
次に測定する周波数を設定しますが、左上の[Sweep settings]のSweep bandで測定するバンドを選びます。
[Set band sweep]で測定範囲が設定されます。
Sweep name を設定しておくとグラフに表示されます。
VNAS7.PNG
周波数範囲の設定後に[Sweep]ボタンを押すと測定されます。私の50M HB9CVの測定データです。
VNAS8.PNG
なお、Markersで最大3個のマーカーを設定できます。マーカーを選んでからグラフ上を左クリックするか周波数を入力するとグラフにマーカーが表示されます。上の測定データではバンドの真ん中と端に設定しました。

パソコンから測定するとグラフをキャプチャして残せるので便利ですね。!(^^)!

他にTDR機能で同軸ケーブルの長さを測定できます。
使っていない(先端OPEN)の5D2Vを測定してみました。
VNAS9.PNG
9.461mになりましたが、だいたい10mくらいなので合っているようです。
OPENでもSHORTでも測定できるようなので同軸ケーブルのトラブル調査に使えそうです。

他にフィルター特性の測定やLCの測定も出来ますが、また別途時間を作って遊びたいと思います。(笑)