先日の記事「アンテナチューナー RAT-H200 動作確認 IC-7000Mのファンが止まらない。」でアンテナチューナーの動作確認をやった話を書きましたが、一昨日、アンテナチューナーを使ったロングワイヤーアンテナの設置が終わりました。
無事に1.8MHzの電波が出せるようになって、FT8で交信できました。
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忘れないように作業内容を記録しておきます。
最初にロングワイヤー設置前の準備です。
準備した部材のIV線50m、アース線、アース棒、T字足金具、サドルバンド金具、波型ガイシです。
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2階ベランダの手すりにアンテナチューナー(以下ATU)のグランドを接続するので、アルミ製手すりの接続部をショート線で接続しました。ショート前にテスターで見ると導通があるところと無いところがあり、接触が確実では無さそうなのでショート線を付けました。全部で5か所をショートしました。
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手すりを使ったカウンターポイズだけでは効果が少なそうなので地面へのアースも取りました。ベランダ下の地面にアース棒を2本打ち込んでアース線をつなぎました。
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ATUの取付はアルミアングルを切って取付金具を作りました。穴開けを間違えて余計な穴を開けてしまいました。(^^;
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ATUを手すりに取り付けました。
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グランド線はベランダ手すりとアースのどちらが効くか分かりませんが、とりあえず一点で両方つないでおきました。
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エレメントを張るためのポールは例によって4mのステンレス物干し竿です。我が家の庭周辺は物干し竿だらけになってます。(^^;
南東角のポールです。コンクリネジで固定した金具でブロック塀に留めています。
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北東角のポールもコンクリートブロックに金具で取付けています。ここは一番上のブロックがぐらついていたので鉄筋とセメントを入れて強化しました。
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北側の終点のポールです。
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取付け金具は下側にサドルバンド、上にT字足を#10x25コンクリートプラグで固定して上を結束バンドで留めています。


一昨日、エレメントを張りました。
エレメントには50mの1.6mmIV線を使いました。実際の長さを測っていませんが、50m+αだと思います。
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エレメントは2階ベランダから南東角のポール1へ、更に北東角のポール2を経由して、北側中央のポール3で終わっています。
エレメントルート.PNG
引き回し作業で、ポール1からポール2に線を張るときにテンションをかけ過ぎたら、ポール1が折れてしまいました。(-_-;)
ステンレス物干しざおは鉄管と比べて簡単に折れます。
4本購入していたので交換してエレメントを張りましたが、ポール1とポール2の間にある5バンドワイヤーIVダイポール(CWA-1000)の支線と干渉してしまいました。ワイヤーIVダイポールの外側を通る予定だったのですが、計算違いでした。(^^;
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このため、余っていた38Φの4mステンレス物干しざおに折れた30Φのステンレス物干しざお(残り約3m)をつないで約6m(1mは継ぎしろ)のポールにして、ポール1を交換しました。
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ベランダの立ち上がりは塩ビパイプを使いました。思ったより曲がるのでPEロープのステーを張ってます。
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ベランダからポール1のエレメントです。(良くわかりませんね。(^^;)
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ポール1はエレメントをPEロープで引っ張り上げるようにしました。
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ポール1は下が太くなってサドルバンドにはまらなくなったので、T字足を追加して結束バンドで留めました。穴開けに使った振動ドリルが写ってます。
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ポール2は強化のため塩ビパイプの支柱を付けました。
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分かりにくいですが、ポール2からポール3のエレメントです。
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ポール3側はエレメントの端に波型ガイシ(プラスチックですが)をつけてPEロープで引っ張っています。
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ベランダからの線が更に増えてますます蜘蛛が巣を張りやすくなりましたね。夏になると庭の上空に蜘蛛が巣を張って、ほんとの蜘蛛の巣状態になります。(笑)
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一昨日の夜に1.84MHzでFT8でCQを出してみたら、偶然、東京に住む先輩が応答してくれました。
他に大分のFB友達の局とFBで打ち合わせて1.909MHz FT8でQSO出来ました。
一昨日、昨日と夜に1.84MHz FT8を見ていますが、国内局しか見えません。やはりこの程度のアンテナではDXは厳しそうです。
まあ、1.8MHzで波が出せれば、まずは目的達成なので良しとします。
これで、1.8MHzから1200MHzまでの全バンドで波を出せるようになりました。どのアンテナもチープなものばかりですが、コンディションに合わせて、いろんなバンドに出れます。(要は自己満足です。(笑))

関連して、4月21日から1.8MHzバンドが拡張されて1.84MHzでFT8を運用できるようになりましたが、最初JTDXを使って1.84MHZで運用したら、1.908MHzで送信してしまいました。仕方ないのでWSJT-Xを使いましたが、その後、大分の局にJTDXでもRadio設定で[Sprit Operetion]をNoneにするとクロスバンド運用をしなくなる事を教えてもらいました。m(__)m
そして、今日リリースされたJTDX 2.1.0ーrc150でJAの強制クロスバンド運用機能は削除されました。相変わらず対応が早いですね。
私はまだrc147なので、いい加減バージョンアップ作業をやろうと思います。(^^;
他に、クロスバンド運用では1.908MHzで送信でしたが、従来の国内のFT8周波数は1.909MHzだそうです。
今後、国内同士でのQSOはどちらを使うのだろうと疑問を持ちましたが、1.909MHzのようですね。
DXオンリーの方は、1.84MHzで国内同士の通信はやめて欲しいのでしょうが、みんなが1.84MHzに出るのなら、1.909MHzは誰も使わなくなるのかな? さらに1.8MHzにSSBが出てくるとややこしくなりそうです。
まあ、私の様な新参者が心配してもしょうがないですね。(笑)

例によってかかった費用を記録しておきます。今回アンテナチューナーを購入したので結構費用がかかりました。(^^;
 アンテナチューナー RAT-H200        31,000
 アルミアングル 2x15x25mmx1m         671
 ステンボルト 5x40mm @45x4          180
 ステンレス物干し竿4M WH14 @1,080x3本  3,240
 アカギ サドルバンド 10430-0062 25A @13x3   39
 アカギ T足 10367-0014 50×25 @56x4      308
 コンクリートプラグ #10x25 20P        418
 50芯アース線 AS-510 VSF1.25         720
 アース棒S 型 SF300 @387x2          774
 愛知電線 IV電線 IV1.6M-B50 (50m)       3,289
 波型ガイシ @300x4             1,200
                 合計    41,839円

(おまけ)
昨日、NanoVNAでSWRを測定してみました。
NanoVNA Saverを使いました。
1.84MHzでチューニング後に測定したものです。当然ですが、1.84MHzあたりに同調しています。
1.84M.png
他のバンドのアンテナを測定したら、3.5MHz、7MHzの同調点がだいぶ下に変化しています。7MHzはバンド外になってしましました。
7MHz 2020年2月
7M_SWR.png
7MHz 2020年5月
7M.png
とりあえず、IC-7300Mの内蔵チューナーで対応出来ますが、時間のあるときに再調整したほうが良さそうです。

それと、回り込み問題がまた発生しました。
このロングワイヤーはATUで1.8MHzから28MHzの全バンドでチューニングが取れますが、18MHzと21MHzで送信するとUSBシリアルポートが誤動作します。ATUからの回り込みが大きいのだと思います。
とりあえず、ロングワイヤーで1.8MHz(1.9MHz)以外に出ることは無いですが、対策しておいた方が良さそうです。

以上、だらだら長い記事になってしまいました。
次に何か改造をするときのために詳細な備忘録にしているので、ご容赦ください。m(__)m

(2020年5月22日 追記)
ポール1の下側がサドルバンドに入らなくなって、強度が心配なので50mmのサドルバンドに交換しました。
  厚サドル 50A 374円

そのままだとネジ位置がブロック塀の幅より広いので、すぼめて取り付けました。
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遊びが大きいですが、強度は十分だと思います。
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(2020年7月5日 追記)
他のHFアンテナとの干渉軽減のため、ロングワイヤーとCWA-1000のルートを変更しました。
1.8MHz LWアンテナ改造 ステンレス物干し竿2本継ぎ