2023年4月17日 FTDX10のFT8通信設定の記事を書きました。FTDX101の設定についても書いてあるので、新しい記事をご覧ください。


(ここから旧記事)
今日は雨で百姓は休みです。
昨日、またローカルさんのFT8通信開始のお手伝いをしました。
「FT8を始めたいので手伝って」との事で、昨日昼から自宅に伺って一緒に作業しましたが、このローカルさんのリグはFTDX101MPです。(うらやましいですね。)
事前にFTDX101MPの設定情報をネットで調べましたが、情報が少なくて簡単に書いたものしか見つかりませんでした。
せっかくなので、今回設定した内容を掲載しておきます。
ただし、短時間で設定して動作確認しただけなので、間違っているところがあるかも知れません。(私のリグでは無いので質問もしないでね。(笑))

ローカルさんのFTDX101MPです。
IMG_3170.jpg
おまけでもらった? 24インチLCDモニターが付けてありました。
IMG_3169.jpg
本体のLCDも十分大きいので外部モニターは要らないと思います。パソコンがノートパソコンだったので、HDMIケーブルを手に入れてノートパソコンの2台目モニターとしてつなぐことをお勧めしました。(^^;

事前にファームウェアのバージョンを確認していただきましたが、2020年4月の最新版になっていました。
ファームウエアバージョン (2020/4)
・MAIN : V01-14
・DISPLAY : V01-06
・IF DSP (MAIN DSP/SUB DSP) : V01-05
・SDR (MAIN SDR /SUB SDR) : V02-03

なお、今回 DATA-Uモードで使う事を前提で設定しましたが、以前のDATA-Uには不具合があってFT8で使えなかったようで、2020年3月版で不具合が修正されたらしいです。
FTDX101は昨年初めに発売だったはずですが、FTDX101でFT8をやる人が少なかったのか八重洲がFT8なんて後回しと思っていたのか、不具合修正までずいぶん時間がかかっていますね。
そう言えば、オペレーションマニュアルにもDATA-Uの話が無かったです。

FTDX101MPの設定は、[FUNC]ボタンを押して設定します。以下、設定した内容を写真に撮ったので載せておきます。
また、初期値から変更した項目を書いておきます。
[RADIO SETTING] MODE PSK/DATA
・LCUT FREQ      200Hz
・HCUT FREQ      3500Hz
・DATA OUT LEVEL    50 (受信レベル? 後で調整)
・TX BPF SEL      50-3050Hz
IMG_3174.jpg
・DATA MODE SOURCE  REAR
・REAR SELECT      USB
・RPORT GAIN      8 (送信レベル 後で調整)
・RPTT SELECT      RTS
IMG_3173.jpg

[OPERATION SETTING] GENERAL
・CAT RATE        19200bps
IMG_3175.jpg

以上でFTDX101側の設定を終えて、パソコンにJTDXをインストールしました。
JTDX側のリグ依存する設定を載せておきます。

まず、デバイスの状態です。
IMG_3180.PNG
サウンドデバイスは「USB AUDIO CODEC」がFTDX101です。他に無いので分かりやすいですね。
シリアルポートはCOM6とCOM5の2つがあります。
昨日は分からなかったのですが、今日、「FTDX101D/FTDX101MP CATオペレーション リファレンスマニュアル」をネットで見つけて、調べるととちゃんと書いてありました。
 Enhanced COM Port  CAT通信
 Standard COM Port   TX制御(PTT、CWキーイング、FSK制御)

昨日は分からなくて、手間取ってしまいました。

JTDXの設定のRadioの内容です。(日本語に切り替える前に設定したのでキャプチャ画像が英語のままでした。(^^;)
IMG_3179.PNG
Rigは「Yaesu FT-DX101D」にしました。
最初、CAT ControlのSeril PortとPTT PortをCOM5にしたら[Test CAT]がうまく行かず、送信したままになって、リグの電源を切る羽目になりました。(@_@)
CATをCOM6、PTTをCOM6だと、[Test PTT]が駄目で、いろいろ試行錯誤して、それぞれCOM6とCOM5にしました。(^^;
ICOM機は同じポート番号でCAT通信とPTT制御を行うので、まさかポート番号が違うなんて思いませんでした。
Baud RateはFTDX101のCAT RATEで設定した速度です。
Modeを[Data/Pkt]にしましたが、JTDXを立ち上げると自動的にDATA-Uモードになります。

Audio(オーディオ)の設定内容です。
IMG_3178.PNG
分かりやすいようにWindows10のサウンドコントロールパネルでデバイス名をFTDX101に変更してあります。

JTDXの他の設定は私のブログの「FT8 運用開始ガイド JTDX+BktTimeSync+eQSL.cc+JT_inker+HAMLOG/IC-7300」を見ながら同じ設定をしました。(ブログの内容と最新のJTDXで少し違いがありますが、追加された項目はデフォルトにしました。)

以上でJTDXの設定を終えて、送受信のレベル調整をしました。
受信レベルはパソコン側を50のままだと、受信レベル(JTDXの表示)が70dB以上になっていたのでパソコン側を8に、FTDX101側のDATA OUT LEVELを10にして40dBくらいにしました。
送信レベルはパソコン側を50でFTDX101側のRPORT GAINを25にしました。この状態でJTDXのPwrスライダー80前後で200W出力になりました。
IMG_3177.jpg
パソコン側受信レベルは8にしました。
IMG_3181.PNG

もう少し時間をかけて調整したほうが良いと思いますが、とりあえずこの状態でレベル調整を終わりました。
次にJT_Linkerをインストールしましたが、最初、HAMLOGからリグ接続されていたので、HAMLOGからのリグ接続はオフにしました。

以上で実際にQSOしてみました。
なお、ローカルさんは事前に申請書の「備考」に「デジタルモードのため付属装置(PC)を追加する。」と書いた届出申請を総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteで出されています。

最初、上の方のDFが受信できていませんでしたが、調べるとR.FILが1.2kHzになっていました。3kHzにしたら、DF 3000Hzまで受信できるようになりました。
送信は、Pwrスライダーで調整して50Wくらいで送信しました。
21MHzでフィリピン局がCQを出していたので呼んだら応答があり、1stQSOはDXでした。(^^;
事前に登録しておいたeQSLへの電子カード発行とHAMLOGへの連携もうまく行きました。

その後、数局と交信しながら使い方をレクチャーして終了しました。
途中、設定で手間取ったところもあって5時前までかかりました。
お礼にビールをいただいてきました。m(__)m

(追記 2023年2月)
久々にローカルさんからJTDXで「リグコントロールエラー」が表示されて上手く動作しないというヘルプがありました。「エミュレートされたスプリットモードでは、リグがシンプレックスである必要があります」という表示が出ているそうです。
その後、自己解決して動くようになったという連絡がありました。
FTDX101は2バンド同時受信出来ますが、SUBバンドを選択していたのでMAINバンドにしたら正常に動作するようになったそうです。
以前も別のFTDX101MPユーザーから同様の問い合わせを受けたことがあります。FTDX101でFT8をやる方のあるあるのようです。(笑)
他にも、R.FILを300HzにしたままでFT8をやろうとして、ウォーターホールの中央が真っ赤になってるというヘルプをもらった事もあります。これもFTDX101あるあるです。