今日は天気が良さそうですね。
昨日は雨で家にいて、時間があったのでIC-9700で遊びました。
今月の月間FBニュースに「IC-705でターミナルモードを楽しむ」という記事があり、IC-9700にもターミナルモードがあるのでテストをしてみようかなと思いつきました。
D-STARのターミナルモードはローカルのレピーターを通さずに遠方レピーターを使って交信できるものです。
電波を出さずにお話しするのならLINEなどの電話機能を使えばいいじゃないかという思いがあって、試したことがありませんでした。
でも、せっかくある機能なので試してみようかなと思ってやってみました。暇だったので。(笑)
せっかくなので記録しておきます。

まず、IC-9700をLANケーブルでハブに接続します。(ターミナルモードの話と関係ないですが、この作業で外部基準信号同期エラーが出たのでGPSDOの接続ケーブルを作り直しました。(^^;)
最初、ルーターの静的IPマスカレード設定をしてD-STARの設定をしようと思い、IC-9700のネットワーク設定でDHCPを使わない設定にしました。
20200627_164552.png
次にルーターの設定をしようとしましたが、ルーターの説明書にある静的IPマスカレード設定がありません。(^^;
PR-500MIの説明書です。
PR500MI1.PNG
私のPR-500MIの設定画面です。
PR500MI2.PNG
調べるとネットワークがIPoEの場合はNAT関係の設定が出来ないようです。そう言えば、我が家のネットワークはIPv6サービスの契約をしてました。

という事で静的IPマスカレードは諦めて、UDPホールパンチを使う事にしました。(-_-;)
ネットワーク設定はDHCPを使わない設定のままにしましたが、UDPホールパンチを使うならデフォルトのDHCP ONのままで問題ないです。

IC-9700の設定です。
ターミナルモードの設定はIC-9700/IC-9700S活用マニュアルを見てやりました。

MENU --> DV GW --> 内蔵ゲートウェイ設定
20200628_084345.png
ゲートウェ選択は「内蔵ゲートウェイ(LAN)」のままです。内蔵ゲートウェイ設定を行います。
20200628_080347.png
ゲートウェイコールサインは「コールサイン A」にしました。
20200628_084403.png
既にMY コールサインの管理サーバーへの登録は終わっているのが前提です。
他にUDPホールパンチをONにします。

設定は以上で終わりで、次にターミナルモードに切り替えます。
MENU --> DV GW --> <<ターミナルモード>>
20200628_084438.png
これでターミナルモードに切り替わります。
ターミナルモードの解除は、再度 DV GW の設定で通常モードにすれば解除されます。
MENU --> DV GW --> <<通常モード>>
20200628_065934.png

ターミナルモードで、ならやま自動応答を呼んでみたら応答がありました。うまく動作しているようです。
20200627_212729.png
TOを防府430にしてCQを出してみましたが、応答なしです。聞いてる人がいないようです。(^^;
もう一台のIC-7000Mで防府430の周波数を聞いてみたら、波が出ているのは確認できました。(D-STAR機能は無いので復調出来ませんが)
他に周南などのレピーターでCQを出してみましたが応答なしでした。

その後、FBのお友達の大分の方と連絡を取って付き合っていただきました。
TOをダイレクト入力(UR)で相手コールを指定して呼んだら無事QSO出来ました。
20200627_212712.png
さらに先方もターミナルモードにしてもらって両側ターミナルモードでテストしてみましたが、これはうまく行きませんでした。(^^;
UDPホールパンチだと両側ターミナルモードはうまく行かないのか、そもそもシステム的に両側ターミナルモードは出来ないのか、良くわかりませんが、これ以上は追求しない事にします。
PVIさんありがとうございました。m(__)m

以上、とりあえずD-STAR ターミナルモードが動いたので、この件は終了にします。
ターミナルモードは近くに使えるレピーターが無い場合に使うと便利かも知れませんね。

(おまけの昔話)
IPoEを設定しているとNATの設定が出来ないのは知りませんでした。大昔(20年前)にテレビ電話の開発をやってた頃はNAT越えが課題で、UPnPを使ったりアドレス変換サーバーを置いたりして苦労しました。
IPv6になれば、こういう問題が無くなると思っていましたが、IPoEで更に難しくなっているようです。
まあ、SkypeなどではサーバーでUDPパケットを処理後に送っているので、ピア・ツー・ピア(P2P)接続のNAT越え問題はないんでしょうね。
最初のSkypeはP2Pが売りだったのですが、今はP2Pでは無いんでしょうね。ZoomとかLINEとかも同様で、NAT越えが難しいP2Pのシステムはほとんど無くなっている気がします。

P2PというとWinnyを思い出しますね。2004年に開発者の金子さんが逮捕されるなどで騒ぎになりました。
情報漏洩が起きて騒ぎになったのでP2Pは悪い印象がありますが、ネット帯域やサーバー性能が不足していた時代には有効なシステムだったと思います。
でも、ソフト開発した方を逮捕なんて、とんでもない話ですね。悪用した人の問題だと思います。結局、無罪判決が出ましたが、金子さんは貴重な時間を失いました。
現役時代にWinnyを発展させたSkeedCastを扱っているSKEED社と付き合いがあったので、金子さんとも何度かお会いしましたが、早くに亡くなられて残念でした。
SKEED社は今もP2Pソフトを開発しているようです。