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改版記事を書いたので今後はそちらを見てください。
オンラインログとQSLカードの運用について(改版)

(古い記事も残しておきます。)
先の記事「JTDX/WSJT-XとHAMLOGを連携するJT_Linkerのインストールと設定(改版)」でJT_Linkerが進化して「JT_LinkerからeQSL、LoTWへのログ アップロードが出来るようになり、同時に相手がeQSL、LoTWのメンバーかどうかを判定してHAMLOGのQSL欄に自動記録出来るようになった」という話を書きました。
これにより、HAMLOGのQSL欄(QSLフラグ)の記入の仕方を見直したのでメモしておきます。
(7月17日 JT_LinkerにClubLogへのログアップロード機能が追加されたので、少し見直しました。)

FT8のQSLカードとログに関しての運用についても見直しました。
従来の運用は「WSJT-X(JTDX)+JTAlertによるFT8運用環境向上(改版)」の最初の方に書いています。
今後は以下のような運用にしたいと思います。

QSLカードとログの運用
① QSLカードはeQSL会員、もしくはLoTW会員には電子QSLのみで紙カードは送らない。
 eQSL/LoTWどちらの会員でもない方には紙カードを発行します。
 FT8では紙QSLは交換していない人も多くて、eQSL.ccやLoTW会員以外とはQSOしないようにしている方もいるようです。
 DX局はLoTWのみでeQSLも紙QSLも発行してない局が多いです。DXCCアワードもLoTWで申請できます。
② ログはTurbo HAMLOGをメインで使用。FT8のQSO終了時にJT_Linkerを使ってHAMLOGに記録。
③ eQSL、LoTW、ClubLogへのログ送信はQSO終了時にJT_Linkerで自動発行。
 HAMLOGのQSLフラグはJT_Linkerで自動的に記入。(詳細は後述)
④ 2か月に一度(JARLからQSLカードが到着する月=奇数月)カードを確認してHAMLOGにQSL受領フラグ(3文字目)を記録。
 eQSL交換済みでも紙QSLを送って来られる方が多いので、その場合はQSL発行フラグ(2文字目)をスペースに変更して紙QSLを印刷する。
⑤ 月一度(月初)eQSL、LoTWの受信ログ確認。
 eQSL.ccのINBOXを確認してeQSLを受信していればHAMLOGにQSL受領フラグ(3文字目)を記録。
(2022年1月3日改版)
 LoTWのログ(Your QSOs)で2か月前からのコンファームQSLを確認してHAMLOGにQSL受領フラグ(3文字目)を記録。(昔のQSOがコンファームになる事もあるので、たまにLoTWコンファーム情報のHAMLOGへの転記を実施します。)
LotW2Thwを使ってLoTWのコンファーム情報をHAMLOGのQSL受領フラグ(3文字目)を記録します
⑥ 月一度(月初)紙QSLカード印刷発送。
 HAMLOGで紙QSLカードを印刷してJARLに発送。
 前月分のeQSL/LoTWどちらの会員でもない方宛と紙QSLカードを送ってきた方宛のQSLカードを印刷します。
⑦ 月一度(月初)LoTWとeQSLへデジタル通信以外(FM/SSB/CW/DSTARなど)のログをアップロード。
 HAMLOGから先月交信分のADIFファイルを出力してFM/SSB/CW/DSTARのログを抽出後、アップロードします。
⑧ 時々 HAMLOG(神様)のログと同期
 HAMLOGから全期間のADIFファイルを出力してJTAlertのADIFファイルを更新。
 WSJT-XのADIFファイルを上書きしてJTDXと共有する。
 JTDX、WSJT-XのADIFファイル更新と共有
⑨ 時々(1か月以上の間隔) 他のWebログを同期。
 QRZ.comにLoTWからログを転送。ClubLogでLoTW Syncを行ってコンファーム情報を反映。
 QRZCQへADIFファイルをアップロード。

なんか書いてみると、やる事がいっぱいで大変ですね。(笑)

次にHAMLOGのQSLフラグの使い方です。
従来はJTAlertのeQSL/LoTWフラグを見て手動で以下のように記載していました。(_はスペース)
eQSL非会員/LoTW非会員  J__
eQSL会員/LoTW非会員   E*_
eQSL非会員/LoTW会員   L*_
eQSL会員/LoTW会員    E*_

JT_LinkerがQSLフラグを自動記入してくれるようになったので、今後はJT_Linkerの仕様に合わせて2文字目のQSL発行フラグは「#」にします。紙QSLカードを印刷した場合は2文字目を「*」にするので、紙カードを発行したかどうかの区別もつきます。

QSLフラグの使い方
(交信直後)
eQSL非会員/LoTW非会員  J__
eQSL会員/LoTW非会員   E#_
eQSL非会員/LoTW会員   L#_
eQSL会員/LoTW会員    ##_

3文字目のQSL受領フラグは紙カード受領、eQSL受領、LoTW受領で、それぞれ、J/E/Lを記入します。
(eQSL、LoTWの受信ログ確認時、紙カード受領時)
eQSL非会員/LoTW非会員  J_J
eQSL会員/LoTW非会員   E#E
eQSL非会員/LoTW会員   L#L
eQSL会員/LoTW会員    ###、または##E、##L

(eQSL、LoTW交換済みで紙カードを受取った場合)
eQSL会員/LoTW非会員   E_J
eQSL非会員/LoTW会員   L_J
eQSL会員/LoTW会員    #_J

(カード印刷後)
eQSL非会員/LoTW非会員  J*J、またはJ*_
eQSL会員/LoTW非会員   E*J
eQSL非会員/LoTW会員   L*J
eQSL会員/LoTW会員    #*J

先月中旬から以上のような運用にしました。6月末のHAMLOGのログです。
JT_Linker18d_30.png

当面これでやってみようと思いますが、適時見直していきたいと思います。
ややこしいので、手抜き方向に見直す気がします。(笑)