ここ数日、HFのワイヤーアンテナの改造と整備をやってました。
次にアンテナをいじる時の参考に作業記録を書いておきます。主に自分用のメモで細かい話が多いので適当に読み飛ばしてください。(笑)
HFのアンテナは2階ベランダに立てた4mステンレス物干し竿に取り付けていて、以下がありました。
CWA-1000 3.5/7/14/21/28MHz 5バンド インバーテッドVダイポール(以下IV)
自作 10/18MHz 2バンド インバーテッドVダイポール
自作 24MHz ツェップアンテナ
他に先端に144/430MHz 3段GP X510 を付けていました。

HFアンテナは他に1.8MHz ロングワイヤーアンテナがあります。
昨年5月にロングワイヤー(以下LW)を上げてから、他のHFアンテナの同調点がずれていました。
また、4mステンレス物干し竿ポールのアンテナは2019年4月に24MHzツェップを追加して以来いじっていないので、そろそろ点検しないといけない時期でした。
今年春にHFアンテナの整備計画を立てたのですが、なかなか手が付かず先送りになっていました。
整備計画は以下のような内容です。
・アンテナポールを物干し竿2段継ぎ7mに交換する。
・5バンドDP CWA-1000 を3.5/7/14MHzの3バンドにして7MHz/14MHzをフルサイズにする。
・24MHzツェップを21MHzツェップに交換する。
・アンテナが無くなる24MHzと28MHzはLWで運用する。
・軽量化のため、3段GP X510はX50に交換する。
・長さが不足する同軸ケーブルは交換する。
今年春に資材のみは準備してありました。体を動かさなくてもマウスを動かせば良いので。(笑)
アンテナ用IV線 黒 KIV ー2.0SQ 22m (1,500+送料198)x2 3,396円
同軸ケーブル5D-2V 灰 50m 6,369円
5D-2V/FB用コネクター(MP-5)5個 1,696円
波型ガイシ 300円
10月になって畑仕事が一段落したので、ようやく重い腰があがりました。(^^;
最初に物干し竿2本をつないで7mアンテナポールを作りました。作り方は以前やったステンレス物干し竿2本継ぎと同じです。

次にアンテナポールの交換のため関係する同軸ケーブルを外に引き出しました。昔立てたアンテナの同軸ケーブルはエアコンダクトの隙間から引き込んでいたので、簡単には引き出せません。このため、長さに余裕の無さそうな同軸ケーブル3本は同軸コネクタを切って引き出しました。
2018年8月にホールソーで壁に穴を追加したので、それ以降に上げたアンテナの同軸ケーブルは新しい穴を通しています。
ここで、トラブル発生。
勘違いして関係無い50MHzのHB9CVアンテナの同軸ケーブルを切ってしまいました。(-_-;)
50MHzの同軸は後で中継コネクタを使って接続しましたが、余計なM型コネクタハンダ付け作業を増やしてしまいました。
同軸ケーブルは3.5/7/14MHz IVと10/18MHz IVは長さが足りましたが、21MHzツェップとGPは長さが足りず同軸ケーブルを新規作成しました。
次に7MHz、14MHzエレメントを作りました。それぞれ、IV線11m 2本、5.5m 2本を切って片側に丸型端子を圧着&ハンダ付けしました。
以上の準備後に、各アンテナの支線を外してからアンテナポールを倒しました。
X510、CWA-1000、10/18MHz IV、24MHzツェップを外して、CWA-1000のワイヤーを交換しました。

次に新しいポールにX50、21MHzツェップ、10/18MHz IV、3.5/7/14MHz IVを取り付けました。

X50はX510に交換する前まで使っていたものです。
ここでまた予定外の作業が。ベランダの床が傷まないようにアンテナポールの下に穴を開けたエアコン架台を置いていたのですが、長年の負荷で潰れていました。

プラスチックまな板と余っていたエアコンダクトのホールキャップを使って台を作って床に固定しました。

新しいポールを立てて、3.5/7MHzエレメントの西側距離が足りるか確認しました。長すぎてピンと張る事が出来ません。

3.5MHzは諦める事も考えて、とりあえずトラップコイル(CL-840)を外して7MHzのみにしました。
各エレメントの支線を張って調整できる状態にしました。

NanoVNA H4で各アンテナのSWRを確認すると以下のような状況でした。
7/14MHz かなり下に合ってる
10/18MHz 18MHzが少し上になった。
21MHz 同調してない。
144/430MHz 問題なし
21MHzツェップアンテナは抵抗値が無限大で、バランが断線しているようで使えません。(-_-;)
この21MHzツェップは2017年2月にアマチュア無線を再開する際に上げて、同年5月にCWA-1000を上げるまでの短期間使っていたものです。
21MHzツェップアンテナのバランは、以前下した時にコネクタ部分の接着剤が外れてガタガタしていたのでネジで強化しておいたのですが、中で断線していたようです。

接着剤で固めてあるので分解できません。新規に21MHzのバランを作るのも時間がかかるので、ダイポール(以下DP)にする事にしました。ダイポール用のCREATEのバランが余っていたので、それを使いました。
21MHz DPのエレメントはIV線 3.7m 2本を切って片側に丸型端子を圧着&ハンダ付けしました。
再度ポールを倒して21MHz DPを取り付けました。調整できるようポールにリングを付けてロープで上げ下げ出来るようにしました。

アンテナの調整前に各エレメントの支線ロープを交換しました。ロープが傷んできていたので新しいPEロープに交換しました。
他に支線側のポール(物干し竿と園芸支柱)の固定に使っているリピート結束バンドが古くなって切れそうなので交換しました。
先端のリング固定用などの外す可能性が少ないところはステンレス結束バンドに交換しました。
新しいアンテナポールは北側にワイヤーエレメントが無いので南側にしなっています。

次に調整作業を行いました。
最初に7/14MHz IVを調整しました。7MHzは約1.2mカットしたので3.5MHzエレメントを取り付けられそうです。
再びトラップコイルと3.5MHzエレメントを付けてみました。
そうすると、7MHzの同調点が7.7MHzになってしまいました。トラップコイルを付けると同調点が低い方になると考えていたのですが、逆でした。
仕方ないので7MHzエレメントに100cmのワイヤーを絶縁被覆付圧着スリーブで接続して長くしました。
そうすると、3.5MHzのエレメントが支線側支柱にあたる長さに...
悩みましたが、西側の3.5MHzエレメントは途中で垂らして誤魔化す事にしました。(^^;

再度7MHzの調整をして、3.5MHzの調整では上の方に同調していたのでエレメントを20cmくらい延長しました。
14MHzは約30cmカットしました。
21MHzDPの調整は370cmエレメントを35cmカットしました。
10/18MHz IVは18MHzがバンド外にありますが、とりあえず使えるので今回は調整しませんでした。
NanoVNAを使うとエレメントのカット長が簡単に予測できるので、とても楽です。とは言っても一挙に切る自信は無いので何度もエレメントの上げ下しをしてカット&トライをしたので結構時間がかかりました。
作業が完了したHFアンテナの写真です。



各アンテナの最終的な同調点とSWRです。FT8の周波数に近くなるように調整しました。

18MHzは以前はバンドの下に同調していたのですが、給電点が高くなったせいかバンドの上になりました。バンド内ではSWR=1.5くらいなので、問題ないと思います。
各バンドのSWRグラフです。
3.5MHz

7MHz

7MHzのSWRは無線機の電源が入っていてLWのアンテナチューナー(ATU)が動作していると同調点が変わります。無線機の電源が入ってる状態で調整したら、無線機の電源を切った状態では高い周波数になっていました。ATU動作時は7.06MHzくらいになります。
7MHz(ATU1.8M同調時)

14MHz

21MHz

10MHz

18MHz

144MHz

430MHz

給電点を高くしたのと、7MHzと14MHzをフルサイズにしたので多少は飛びが良くなってくれると嬉しいのですが、所詮はチープなワイヤーアンテナなのであまり期待しない方が良いですね。(^^;
以上で秋のアンテナ整備は終了です。
今後の計画です。VUMアンテナも2019年1月から触っていないので点検整備が必要です。
VUMアンテナ整備
1200MHzアンテナ強化
衛星用144/430MHzクロス八木作成
今のペースだと3年くらいかかりそうですね。(笑)
次にアンテナをいじる時の参考に作業記録を書いておきます。主に自分用のメモで細かい話が多いので適当に読み飛ばしてください。(笑)
HFのアンテナは2階ベランダに立てた4mステンレス物干し竿に取り付けていて、以下がありました。
CWA-1000 3.5/7/14/21/28MHz 5バンド インバーテッドVダイポール(以下IV)
自作 10/18MHz 2バンド インバーテッドVダイポール
自作 24MHz ツェップアンテナ
他に先端に144/430MHz 3段GP X510 を付けていました。

HFアンテナは他に1.8MHz ロングワイヤーアンテナがあります。
昨年5月にロングワイヤー(以下LW)を上げてから、他のHFアンテナの同調点がずれていました。
また、4mステンレス物干し竿ポールのアンテナは2019年4月に24MHzツェップを追加して以来いじっていないので、そろそろ点検しないといけない時期でした。
今年春にHFアンテナの整備計画を立てたのですが、なかなか手が付かず先送りになっていました。
整備計画は以下のような内容です。
・アンテナポールを物干し竿2段継ぎ7mに交換する。
・5バンドDP CWA-1000 を3.5/7/14MHzの3バンドにして7MHz/14MHzをフルサイズにする。
・24MHzツェップを21MHzツェップに交換する。
・アンテナが無くなる24MHzと28MHzはLWで運用する。
・軽量化のため、3段GP X510はX50に交換する。
・長さが不足する同軸ケーブルは交換する。
今年春に資材のみは準備してありました。体を動かさなくてもマウスを動かせば良いので。(笑)
アンテナ用IV線 黒 KIV ー2.0SQ 22m (1,500+送料198)x2 3,396円
同軸ケーブル5D-2V 灰 50m 6,369円
5D-2V/FB用コネクター(MP-5)5個 1,696円
波型ガイシ 300円
10月になって畑仕事が一段落したので、ようやく重い腰があがりました。(^^;
最初に物干し竿2本をつないで7mアンテナポールを作りました。作り方は以前やったステンレス物干し竿2本継ぎと同じです。

次にアンテナポールの交換のため関係する同軸ケーブルを外に引き出しました。昔立てたアンテナの同軸ケーブルはエアコンダクトの隙間から引き込んでいたので、簡単には引き出せません。このため、長さに余裕の無さそうな同軸ケーブル3本は同軸コネクタを切って引き出しました。
2018年8月にホールソーで壁に穴を追加したので、それ以降に上げたアンテナの同軸ケーブルは新しい穴を通しています。
ここで、トラブル発生。
勘違いして関係無い50MHzのHB9CVアンテナの同軸ケーブルを切ってしまいました。(-_-;)
50MHzの同軸は後で中継コネクタを使って接続しましたが、余計なM型コネクタハンダ付け作業を増やしてしまいました。
同軸ケーブルは3.5/7/14MHz IVと10/18MHz IVは長さが足りましたが、21MHzツェップとGPは長さが足りず同軸ケーブルを新規作成しました。
次に7MHz、14MHzエレメントを作りました。それぞれ、IV線11m 2本、5.5m 2本を切って片側に丸型端子を圧着&ハンダ付けしました。
以上の準備後に、各アンテナの支線を外してからアンテナポールを倒しました。
X510、CWA-1000、10/18MHz IV、24MHzツェップを外して、CWA-1000のワイヤーを交換しました。

次に新しいポールにX50、21MHzツェップ、10/18MHz IV、3.5/7/14MHz IVを取り付けました。

X50はX510に交換する前まで使っていたものです。
ここでまた予定外の作業が。ベランダの床が傷まないようにアンテナポールの下に穴を開けたエアコン架台を置いていたのですが、長年の負荷で潰れていました。

プラスチックまな板と余っていたエアコンダクトのホールキャップを使って台を作って床に固定しました。

新しいポールを立てて、3.5/7MHzエレメントの西側距離が足りるか確認しました。長すぎてピンと張る事が出来ません。

3.5MHzは諦める事も考えて、とりあえずトラップコイル(CL-840)を外して7MHzのみにしました。
各エレメントの支線を張って調整できる状態にしました。

NanoVNA H4で各アンテナのSWRを確認すると以下のような状況でした。
7/14MHz かなり下に合ってる
10/18MHz 18MHzが少し上になった。
21MHz 同調してない。
144/430MHz 問題なし
21MHzツェップアンテナは抵抗値が無限大で、バランが断線しているようで使えません。(-_-;)
この21MHzツェップは2017年2月にアマチュア無線を再開する際に上げて、同年5月にCWA-1000を上げるまでの短期間使っていたものです。
21MHzツェップアンテナのバランは、以前下した時にコネクタ部分の接着剤が外れてガタガタしていたのでネジで強化しておいたのですが、中で断線していたようです。

接着剤で固めてあるので分解できません。新規に21MHzのバランを作るのも時間がかかるので、ダイポール(以下DP)にする事にしました。ダイポール用のCREATEのバランが余っていたので、それを使いました。
21MHz DPのエレメントはIV線 3.7m 2本を切って片側に丸型端子を圧着&ハンダ付けしました。
再度ポールを倒して21MHz DPを取り付けました。調整できるようポールにリングを付けてロープで上げ下げ出来るようにしました。

アンテナの調整前に各エレメントの支線ロープを交換しました。ロープが傷んできていたので新しいPEロープに交換しました。
他に支線側のポール(物干し竿と園芸支柱)の固定に使っているリピート結束バンドが古くなって切れそうなので交換しました。
先端のリング固定用などの外す可能性が少ないところはステンレス結束バンドに交換しました。
新しいアンテナポールは北側にワイヤーエレメントが無いので南側にしなっています。

次に調整作業を行いました。
最初に7/14MHz IVを調整しました。7MHzは約1.2mカットしたので3.5MHzエレメントを取り付けられそうです。
再びトラップコイルと3.5MHzエレメントを付けてみました。
そうすると、7MHzの同調点が7.7MHzになってしまいました。トラップコイルを付けると同調点が低い方になると考えていたのですが、逆でした。
仕方ないので7MHzエレメントに100cmのワイヤーを絶縁被覆付圧着スリーブで接続して長くしました。
そうすると、3.5MHzのエレメントが支線側支柱にあたる長さに...
悩みましたが、西側の3.5MHzエレメントは途中で垂らして誤魔化す事にしました。(^^;

再度7MHzの調整をして、3.5MHzの調整では上の方に同調していたのでエレメントを20cmくらい延長しました。
14MHzは約30cmカットしました。
21MHzDPの調整は370cmエレメントを35cmカットしました。
10/18MHz IVは18MHzがバンド外にありますが、とりあえず使えるので今回は調整しませんでした。
NanoVNAを使うとエレメントのカット長が簡単に予測できるので、とても楽です。とは言っても一挙に切る自信は無いので何度もエレメントの上げ下しをしてカット&トライをしたので結構時間がかかりました。
作業が完了したHFアンテナの写真です。



各アンテナの最終的な同調点とSWRです。FT8の周波数に近くなるように調整しました。

18MHzは以前はバンドの下に同調していたのですが、給電点が高くなったせいかバンドの上になりました。バンド内ではSWR=1.5くらいなので、問題ないと思います。
各バンドのSWRグラフです。
3.5MHz

7MHz

7MHzのSWRは無線機の電源が入っていてLWのアンテナチューナー(ATU)が動作していると同調点が変わります。無線機の電源が入ってる状態で調整したら、無線機の電源を切った状態では高い周波数になっていました。ATU動作時は7.06MHzくらいになります。
7MHz(ATU1.8M同調時)

14MHz

21MHz

10MHz

18MHz

144MHz

430MHz

給電点を高くしたのと、7MHzと14MHzをフルサイズにしたので多少は飛びが良くなってくれると嬉しいのですが、所詮はチープなワイヤーアンテナなのであまり期待しない方が良いですね。(^^;
以上で秋のアンテナ整備は終了です。
今後の計画です。VUMアンテナも2019年1月から触っていないので点検整備が必要です。
VUMアンテナ整備
1200MHzアンテナ強化
衛星用144/430MHzクロス八木作成
今のペースだと3年くらいかかりそうですね。(笑)
コメント
コメント一覧 (2)
LWの張れる敷地があってうらやましい限りです。
都心部にほど近い30坪の我が家では不可能ですが、その分は2ndシャックの那須町で楽しんでます。^^
JA4JOE
が
しました
いつもコメントをありがとうございます。
LWは敷地周辺にワイヤーを巡らせて無理やり張っていますが、ちっとも飛びません。
別荘をお持ちとはリッチですね。(笑)
私も山の上に小さな小屋を建てて運用するのが夢でしたが、実現できそうもありません。
別荘にリグを置いてリモートで運用するというのも良いかも知れませんね。
JA4JOE
が
しました
(お願い)質問はメールではなく、コメントでお願いします。