先の記事「JTAlert 2.51.0 バージョンアップ」でJTAlert 2.51.0で追加されたUDP受信エラーメッセージを出すテストをしました。
JTDX側のUDPサーバーアドレスを消して、JTDXとJTAlertを立ち上げると以下のエラーメッセージが表示されました。
JTAlert6
これはエラーになって良いのですが、ヘルプにUDPサーバーのアドレスにマルチキャストアドレスを設定するのがマストと書かれている事に気づきました。

JTDX UDP Setup
JTAlert7

Google翻訳すると以下のような内容です。
JTDX UDP Setup
1. UDPサーバーは有効なマルチキャストIPアドレスである必要があります。224.0.0.1をお勧めします。
224.0.0.1〜224.0.0.255の範囲または239.255.0.1〜239.255.255.255の範囲のアドレスがサポートされています。
2. UDP要求の受け入れを有効にする必要があります。
3. JTAlertでデコードコールサインがクリックされたときにJTDXが応答するデコードタイプを選択します。

JTAlertとJTDX間のUDP通信障害のトラブルシューティング:
・239.255.0.1などの別のマルチキャストIPアドレスを試してください
・2238、2239などの別のUDPポートを試してください。

重要:
・JTDXインスタンスは、JTAlertと同じPC上で実行されている必要があります。
・UDPサーバーは、224.0.0.1〜224.0.0.255の範囲または239.255.0.1〜239.255.255.255の範囲の有効なマルチキャストIPアドレスである必要があります
・マルチキャストアドレス(例:224.0.0.1)を使用すると、複数のJTAlert / JTDXインスタンス操作が可能になり、DXアグリゲーターやグリッドトラッカーなど、JTDXと対話する他のアプリケーション(マルチキャストをサポートしている場合)もJTAlertと一緒に操作できるようになります。
・JTDXとJTAlertのシングルインスタンスを実行する場合は、マルチキャストアドレスを使用できます。 これが推奨される設定です。
・UDPリクエストの受け入れを有効にする必要があります。
・ポートはデフォルトの2237のままにしておくのが最適です。 JTDXと同じマルチキャストUDPセットアップ用に構成されていない限り、他のアプリケーションのUDPポートと一致するように調整しようとしないでください。
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前から気になっていたのですが、初期の時代のJTAlertでは 127.0.0.1 を使うようになっていました。
しかし、最近のサポートページhttps://hamapps.groups.io/ではマルチキャストアドレスを使うように変化してきていました。
WSJT-X/JTDXと通信するソフトがJTAlertだけならユニキャストアドレスでも問題ないので、変更しなくて良いだろうと思ってそのままにしていましたが、マストと書かれているなら変更したほうが良さそうです。
 
さらにポート番号はデフォルトの2237のままにしておくのが最適と書かれています。
従来、JTDX+JTAlertを複数同時起動する際に個々のJTDXのポート番号を変えていましたが、マルチキャストIPアドレスを使う場合はポート番号を変える必要は無いようです。


一方、WSJT-Xのヘルプは以下の内容です。

WSJT-X UDP Setup
JTAlert8

Google翻訳です。
WSJT-X UDP Setup
1. UDPサーバーは有効なマルチキャストIPアドレスである必要があります。 224.0.0.1をお勧めします。 224.0.0.1〜224.0.0.255の範囲または239.255.0.1〜239.255.255.255の範囲のアドレスがサポートされています。
2. UDP要求の受け入れを有効にする必要があります。
3.「Outgoing interfaces」セレクターでループバックインターフェースを選択する必要があります。
4. JTAlertでは、[設定]-> [ループバック時のWSJT-XUDPマルチキャスト]メニューにチェックマークを付ける必要があります。

JTAlertとWSJT-X間のUDP通信障害のトラブルシューティング:
・239.255.0.1などの別のマルチキャストIPアドレスを試してください
・2238、2239などの別のUDPポートを試してください。
・イーサネットインターフェイスとループバックインターフェイスを追加してみてください

重要:
・WSJT-Xインスタンスは、JTAlertと同じPCで実行されている必要があります。
・UDPサーバーは、224.0.0.1〜224.0.0.255の範囲または239.255.0.1〜239.255.255.255の範囲の有効なマルチキャストIPアドレスである必要があります
・マルチキャストアドレス(例:224.0.0.1)を使用すると、複数のJTAlert / WSJT-Xインスタンスの操作が可能になり、DX AggregatorやGridTrackerなどのWSJT-Xと対話する他のアプリケーション(マルチキャストをサポートしている場合)も操作できるようになります。 JTAlertと一緒に。
・WSJT-XおよびJTAlertの単一インスタンスを実行する場合は、マルチキャストアドレスを使用できます。これが推奨される設定です。
・UDPリクエストの受け入れを有効にする必要があります。
・「送信インターフェイス」セレクタでループバックインターフェイスを選択する必要があります。
・ポートは2237のデフォルトのままにしておくのが最適です。 WSJT-Xと同じマルチキャストUDPセットアップ用に構成されていない限り、他のアプリケーションのUDPポートと一致するように調整しようとしないでください。
・JTAlertでは、マルチキャストUDPを使用している場合、[Settings]-> [WSJT-X UDP Multicast on Loopback]メニューにチェックマークを付ける必要があります。
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JTDXと違うところを青文字にしました。
大きな違いはJTAlertで、[設定]-> [ループバック時のWSJT-XUDPマルチキャスト]メニューにチェックマークをするというところでしょうか。
「Outgoing interfaces」セレクターのloopback設定はUDPサーバーにマルチキャストアドレスを設定すると自動的に設定されるようです。

JTDX+JTAlertの複数同時起動を試してみました。IC-7300M/IC-7000M/IC-9700の同時起動です。
すべてのJTDXのUDPサーバーを224.0.0.1、ポート番号を2237に設定しました。
以下はIC-7300のレポーティング設定ですが、同時起動するIC-7000、IC-9700の設定もまったく同じにしました。
JTAlert9
IC-7300M/IC-7000M/IC-9700同時起動で14MHz/21MHzで交信してみました。
144MHzは誰も出ていないのでテストできていませんが、問題ないと思います。
2022-02-23 (2)

マルチキャストIPアドレスを設定するように変更しないといけない主な過去記事は以下があります。
時間のある時にやりたいと思いますが、けっこう時間がかかそうです。(^^;






他にもありますが、古いものは触らず主な物のみ改版する事にします。