少し前に私のブログの読者からJTDXのデコード設定について問い合わせがありました。
「JTDXを使っていてデコードできない局がある。JTDXのデコード率を上げる設定を教えて欲しい。」といった内容です。
質問に対しては、
・相手のパソコン時計がずれている可能性がある。
・私の設定内容の提示
私のパソコンはそれほど高性能では無くJTDXを複数起動して使う事が多いので、CPU負荷の少ない設定をしている。
ギリギリでデコードできる局を呼んでも私の貧弱な設備(50W、ワイヤーアンテナ)では拾ってもらえない。
と言ったような回答をしました。
私のデコード設定のFT8デコードの内容は以下です。
私のパソコンは以下のようなスペックです。
とりあえず回答しましたが、FT8デコードの設定に関して再度調べてみました。
以前、JP1LRT 津久浦OMがブログに「JTDX 2.2.159 設定の最適化」という記事を書かれていたので読み直してみました。
ここに、DB6LLさんが作ったThe Optimal decoding settings for JTDX 2.2.159という資料が載っています。
この資料が分かりやすいと思うのでGoogle翻訳したものを作ってみました。(一部、手直ししました。)

DB6LLさんのお勧め設定は以下で私の設定と同じです。CPUがCore i5-4570 @3.20GHz 32GB RAMとの事なので私のCPU(Core i5-8500)に近いですね。
Pass Mark値は Core i5-8500 =12,357、Core i5-4570 =6,932 ですが、私はJTDXを2個起動して使う事が多いので今の設定で良さそうです。
(注)SWLモードはOFFで使います。SWLモードをONにするとCPU負荷が重すぎてLagが+0.4秒を超えます。
JP1LRTさんのCPUはCore i9-9900K @3.6GHz 実働4.7GHz 32GB RAM (Pass Markは19,269)で設定は以下だそうです。
Core i9 搭載の高性能パソコンなら高いデコード率の設定が出来るんですね。
お値段も高性能ですが。(笑)
なお、デコード設定を変えて試してみる場合は、30局以上が出ている状態でLagが+0.4秒未満になるような設定にすれば良いそうです。
私の設定ではJTDX1個ではLagはマイナスになっていますが、2個起動だとプラスになる事があります。
(8月31日 追記)CLの設定
CL( FT8 candidate list thinning option)はデコード局リストの間引きを行う設定です。

デコード設定でCPU負荷の少ない設定にしてもLagが+0.4秒を超えるようなら、CL値を50%程度に下げる事で改善できます。
弱い局をデコードしなくなりますが、デコードが間に合わずに破綻するよりは良いと思います。
(補足 )CL値を下げるとBand Activity側の超微弱信号のデコードが省略されるようになるので、リソースに余裕が生まれLag値が改善されます。QSOのRx周波数における感度はCL値には影響されずそのままで引き継がれます。(Tnx JG1APX)
(2023年11月 追記)SWLモードはOFFで使ったほうが良い
30局以上のデコード時にLag値が大きくなるという相談を受ける事があります。
Lag値が+2.0秒を超えると次のシーケンスの送信が間に合わなくなります。
詳しく聞くと、[SWLモード] をONで使われている事があるようです。
[SWLモード] ONにするとCPU負荷が急激に高くなるので、Passmark10,000前後のCPUではSWLモードはOFFにして使った方が良いです。
低速なCPUの場合、Lag値を改善するために [フィルター] をONで使う方法もあります。
「JTDXを使っていてデコードできない局がある。JTDXのデコード率を上げる設定を教えて欲しい。」といった内容です。
質問に対しては、
・相手のパソコン時計がずれている可能性がある。
・私の設定内容の提示
私のパソコンはそれほど高性能では無くJTDXを複数起動して使う事が多いので、CPU負荷の少ない設定をしている。
ギリギリでデコードできる局を呼んでも私の貧弱な設備(50W、ワイヤーアンテナ)では拾ってもらえない。
と言ったような回答をしました。
私のデコード設定のFT8デコードの内容は以下です。
FT8スレッド:オート
デコード周期:1
SWLデコード周期:2(交信ではSWLモードOFFで使っている)
QSO RX周波数の感度:中間
デコーダー感度:最小
私のパソコンは以下のようなスペックです。
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i5-8500 CPU @ 3.00GHz 3.00 GHz
実装 RAM 16.0 GB (15.9 GB 使用可能)
エディション Windows 11 Home
バージョン 21H2
とりあえず回答しましたが、FT8デコードの設定に関して再度調べてみました。
以前、JP1LRT 津久浦OMがブログに「JTDX 2.2.159 設定の最適化」という記事を書かれていたので読み直してみました。
ここに、DB6LLさんが作ったThe Optimal decoding settings for JTDX 2.2.159という資料が載っています。
この資料が分かりやすいと思うのでGoogle翻訳したものを作ってみました。(一部、手直ししました。)

DB6LLさんのお勧め設定は以下で私の設定と同じです。CPUがCore i5-4570 @3.20GHz 32GB RAMとの事なので私のCPU(Core i5-8500)に近いですね。
FT8スレッド:Auto
デコード周期:1
SWLデコード周期:2
QSO RX周波数の感度:medium
デコーダー感度:minimum
Pass Mark値は Core i5-8500 =12,357、Core i5-4570 =6,932 ですが、私はJTDXを2個起動して使う事が多いので今の設定で良さそうです。
(注)SWLモードはOFFで使います。SWLモードをONにするとCPU負荷が重すぎてLagが+0.4秒を超えます。
JP1LRTさんのCPUはCore i9-9900K @3.6GHz 実働4.7GHz 32GB RAM (Pass Markは19,269)で設定は以下だそうです。
FT8スレッド:Auto
デコード周期:2
SWLデコード周期:3(SWLモードは実際のQSOでは用いない)
QSO RX周波数の感度:high
デコーダー感度:use subpass
Core i9 搭載の高性能パソコンなら高いデコード率の設定が出来るんですね。
お値段も高性能ですが。(笑)
なお、デコード設定を変えて試してみる場合は、30局以上が出ている状態でLagが+0.4秒未満になるような設定にすれば良いそうです。
私の設定ではJTDX1個ではLagはマイナスになっていますが、2個起動だとプラスになる事があります。
(8月31日 追記)CLの設定
CL( FT8 candidate list thinning option)はデコード局リストの間引きを行う設定です。

デコード設定でCPU負荷の少ない設定にしてもLagが+0.4秒を超えるようなら、CL値を50%程度に下げる事で改善できます。
弱い局をデコードしなくなりますが、デコードが間に合わずに破綻するよりは良いと思います。
(補足 )CL値を下げるとBand Activity側の超微弱信号のデコードが省略されるようになるので、リソースに余裕が生まれLag値が改善されます。QSOのRx周波数における感度はCL値には影響されずそのままで引き継がれます。(Tnx JG1APX)
(2023年11月 追記)SWLモードはOFFで使ったほうが良い
30局以上のデコード時にLag値が大きくなるという相談を受ける事があります。
Lag値が+2.0秒を超えると次のシーケンスの送信が間に合わなくなります。
詳しく聞くと、[SWLモード] をONで使われている事があるようです。
[SWLモード] ONにするとCPU負荷が急激に高くなるので、Passmark10,000前後のCPUではSWLモードはOFFにして使った方が良いです。
低速なCPUの場合、Lag値を改善するために [フィルター] をONで使う方法もあります。
DXペディション局を呼ぶときなどは、その周波数のみデコード(170Hz帯域)すれば負荷が下がります。
メニューバーの [AutoSeq] から[応答があった場合自動的に周波数フィルタON] をONにしておくと
自動的にフィルターONになり、交信開始後のデコード遅延を減らせます。
73送信または73受信でフィルターは自動的に解除されます。
なお、Houndモード時は複数波を受信しないといけないのでフィルター帯域が580Hzになります。
相手がMSHVの場合、[DxPedison] 設定を[Houndモードを有効] で [hound Tx周波数コントロールを使用] をOFFにするとフィルター帯域が580Hzに広がります。
73送信または73受信でフィルターは自動的に解除されます。
なお、Houndモード時は複数波を受信しないといけないのでフィルター帯域が580Hzになります。
相手がMSHVの場合、[DxPedison] 設定を[Houndモードを有効] で [hound Tx周波数コントロールを使用] をOFFにするとフィルター帯域が580Hzに広がります。
コメント
コメント一覧 (3)
メイン画面UIのCL:100%を40~50%以下にすると違いが出てくるはずです。 二つのjtdxを-rig-nameにてマルチインスタンスで起動して、片側のjtdxにはCATを無効にしておきます。Audio設定は同一にして受信デコード比較してみます。タイムリーにCL設定値による違いがわかると思います。 超微弱信号を間引くことによるLag値改善です。
以前にも同様なコメントをしていましたら、笑って無視してください。
JA4JOE
が
しました
を追記しました。
JA4JOE
が
しました
(お願い)質問はメールではなく、コメントでお願いします。