9月も中旬なのに毎日暑いですね。雨も長らく降っていません。
冬野菜の植付をやってますが、暑いのでなかなか進みません。
今日は午前中、西側畑のナス畝の終了作業をやりました。一昨日からやっていますが、まだ防風ネットを撤去して支柱の上に付けた塩ビパイプを外したところです。午後は暑いので4時頃から続きの作業をします。
水やりもしないといけないので、ナス畝の撤去は明日までに出来るかどうかと言ったところです。
週末は台風14号の影響もありそうで、西側畑をトラクターで耕せるところまで、なかなか進捗しません。

ここから本題です。
畑にいると時々、野菜作りの相談を受ける事があります。
最近、2人の方から畝立てのやり方について質問を受けました。
口頭で説明しましたが、ちょうど冬野菜の植付作業をやってるので、手順を写真付きで書いておきます。
今度、訊かれたらブログのリンクを教えたいです。
url-info
「畝立て定植手順」QRコード

でも、リンクを教えても見られない人が多いかも。ブラウザで見る方法とか教えるのはもっと面倒ですね。(笑)

なお、以下は私のやり方で人それぞれなので、参考にして自分流でやってください。
まずは畝立てからです。

畝立て
ハクサイを植える畝を作りました。オクラを抜いてマルチを剥がした畝を管理機で耕します。
耕した後に牛ふん堆肥を撒きます。
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管理機は元の畝が崩れないように中央を走らせます。
管理機が無ければ鍬(備中鍬)で耕す事になりますが、5mくらいなら頑張れるかな。(笑)
牛ふん堆肥は40Lの袋を撒きますが、この畝が10mなので、5mの畝なら20Lで良いです。

使っているのはナフコの牛ふん堆肥です。他に粒状苦土石灰、普通化成8-8-8肥料を使います。
JAの肥料は高いので、東側畑の自家用野菜にはナフコの肥料を使っています。(^^;
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堆肥はアメリカレーキで広げて偏らないようにします。
次に粒状苦土石灰を撒きます。量は500g程度です。
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牛ふん堆肥と苦土石灰を撒いた後に管理機で鋤き込みます。
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堆肥と苦土石灰を鋤きこんでから1~2週間置いた方が良いらしいですが、私は続けて化成肥料を鋤きこんでいます。
普通化成8-8-8を撒きます。量は苦土石灰と同じ500g程度です。
撒いたら管理機で鋤き込みます。
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肥料を鋤き込んだ直後の状態です。
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溝の土を平鍬で畝に上げてアメリカレーキで畝を整えます。
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以上で畝立て終了です。

続けてマルチをかけます。

マルチかけ
三角ホーで畝の周辺に溝を作ります。この溝にマルチの端を埋めて風でめくれないようにします。
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マルチを張って行きます。マルチは135cm幅の黒マルチを使います。(畝の間隔が120cm、畝幅が90cmくらいで、135cm幅が丁度良いです。)
最初に手前側にマルチの端を埋めてマルチ押さえ2本で留めます。
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マルチを反対側まで広げてから切って端を埋めてマルチ押さえ2本で留めます。
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風があるとめくれてピンと張れないので途中を何か所かマルチ押さえで留めます。
この時は風は無かったので真ん中のみマルチ押さえで留めました。
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マルチのセンターラインが真ん中にくるように気を付けながらマルチの両端を溝に埋めて行きます。
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以上でマルチ栽培の畝が出来ました。
なお、野菜によってはマルチをかける前に下にダイアジノンを撒いておきます。
今回はハクサイなのでダイアジノンを撒きました。

堆肥、化成肥料を鋤きこんで畝を立ててから、苗の定植、種蒔きまで1週間くらい置いた方が良いらしいですが、私はすぐに植える事が多いです。油かすや鶏糞肥料を使う場合は鋤き込み後にしばらく寝かさないと窒素成分が多すぎるので、すぐ植えると良くないらしいですが、醗酵牛ふん堆肥はすぐに野菜を植えても問題ないようです。また、牛ふん堆肥は遅効性で効果が長く続きます。
以前は鶏糞の方が安いので鶏糞も使った事がありますが、匂いが近所迷惑なので最近はもっぱら牛ふん堆肥を使っています。
なお、西側畑はトラックで牛ふん堆肥を持って来てもらって入れています。ダイコン、ハクサイの生産を指導してくれた師匠は、牛ふん堆肥は乳牛のものより肉牛のものの方が美味しい野菜が出来るんだと言ってました。

ついでに苗の定植についても書いておきます。

苗定植
ちょうどブロッコリーの苗を定植したので、その手順を書きます。
自宅で育てたブロッコリー苗です。苗の作り方は以前書いた「ペーパーポットを使ったハクサイ苗の作り方」を参考にしてください。キャベツ、ブロッコリーも同じ手順で苗を作ります。
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最初にマルチをかけた畝に巻き尺で40cm間隔で印をつけます。左右は20cmずらします。
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マルチ穴開け器で植穴を開けます。
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植穴に水を撒いて湿らせてから苗を置いて行きます。
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移植こてで穴を開けて植えていきます。今回は植穴にオルトランを入れました。
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以上で植付は終了です。

なお、ダイコンは深く耕した方が良いので管理機で耕す前にスコップで天地返しをした方が良いです。
ダイコンの植付間隔は30cmにします。

農薬についても良く聞かれます。
苗の場合は植穴にオルトランを入れますが、種を蒔く場合は植穴に2~3粒を蒔いて土をかけた上にオルトランを指先一つまみくらい撒いておきます。マルチ栽培ではない場合はダイアジノンも植穴か植えた上に撒きます。
ダイアジノン、オルトランはほとんどの作物の定植、種蒔き時に使っています。
ダイアジノン、オルトランで定植播種後一か月くらいは害虫被害を防げます。ただし、ダイアジノン、オルトランが使えない作物もあるので、出荷する場合は注意が必要です。
ダイアジノンは根きり虫などの地中の害虫、オルトランはヨトウムシなどの蛾や蝶の害虫に効果があります。