(2025年10月追記)WSJT-X 3.0.0
JTDX 2.2.159が2022年3月1日にリリースされてから、その後新しいリリースはされていません。
しかし、JTDXはデコード性能が高い事と使い勝手が良い事で、私を含めてJTDXを使い続けている方が多かったです。
2025年9月15日にWSJT-X 3.0.0-rc1がリリースされ、WSJT-X 3.0.0ではJTDXと同等のデコーダーが組み込まれてデコード性能がJTDXと同等以上になりました。使い勝手も数多くの点が改善され便利になりました。
このため、JTDXユーザーもWSJT-X 3.0.0 に乗り換える方が増えるのではないかと思います。

(以下、本文)
この記事ではJTDXを使ってFT8を運用する手順を書いていますが、以下の前提で書いています。
・ログソフトはTurbo HAMLOG(Ver.5.32以降)を使っている。
・使うソフトはJTDX、Turbo HAMLOG、BktTimeSync(時刻合わせソフト)
 上級者はJT_Linkerも使用
・JTDXのeQSL送信機能を使ってeQSL.ccへ電子QSLを自動発行する。
・無線機はIC-7300を例にして記載。

1. 事前準備

(1) 必用な設備
・SSBモードのある無線機とアンテナ
 あたりまえですね。(笑)
・Windows10またはWindows11 パソコン
 Windows7、Windows8でも動きますが、Windows10/11を推奨します。
 ディスプレイはHDサイズ以上を推奨します。
・オーディオ接続インターフェース
 無線機とパソコンのオーディオ信号を接続する必要があります。
 最近の無線機ではUSBケーブルで接続できます。USBインターフェースのある無線機の使用をお勧めします。
・CATインターフェースケーブル(CI-Vケーブル)
 パソコンと無線機を接続して無線機を制御できるようにします。(絶対では無いですが、本記事ではCAT制御が出来る前提で書いています。)
 最近の無線機ではUSBケーブル1本でオーディオ接続とCAT制御が出来ます。

本記事ではIC-7300を例に説明しますのでUSBケーブルでの接続になります。
無線機とリグの接続に関しては本記事の「12. IC-7300以外の無線機を使う場合」で補足します。

(おまけ)サムネイル用画像
私の無線機とパソコンです。
WSJT-X2
モニター画面が小さいとWSJT-Xとログソフト(私の場合Turbo HAMLOG)を並べて表示するのが難しいので、HDサイズ(1920x1024)以上のディスプレイのパソコンが良いです。可能なら2モニターにすれば、ブラウザでPSK REPORTERなども同時に見れて便利です。

(2) 必要ソフトのインストール
・無線機のFWをバージョンアップ
 使用する無線機の新しいFWがある場合はバージョンアップします。
 IC-7300の場合、FWはVersion1.41が最新です。(2022年9月時点)バージョンが古い場合はバージョンアップしてください。バージョンアップ手順は以下を参考にしてください。
  IC-7300M ファームウェアバージョンアップ Version1.30

・必要なドライバーをインストール
 USB接続の場合、専用のドライバーが必要な場合があります。
 アイコム機ではUSBドライバーのインストールが必要です。

 USBドライバー ダウンロード
 参考:USBドライバーインストールガイド(USB3.0対応版) ダウンロード
 USBケーブルは外しておく。
 ダウンロードしたCD-301501-004.zipを解凍する。
 Win10下のCP210xVCPInstaller_x64.exeを実行。(32ビッ トOSの場合はCP210xVCPInstaller_x86.exeを実行)
 USBケーブルを接続する。

CATインターフェース用シリアルポートはパソコン環境によって番号が変わります。私のIC-7300Mの場合はUSBシリアルポートがCOM4になりました。
WSJTX1.PNG

(2023年10月5日追記)Windows11でUSBドライバーのインストールに失敗する場合は以下の記事を参照してsilabser.infからインストールしてください。
 アイコムのUSBドライバーがインストールできない

(2024年11月23日 追記)アイコム、八重洲、KENWOODの複数メーカーの無線機を同じPCに接続して使う場合は、シリコンラボのページから最新の CP210x ユニバーサル Windows ドライバー をダウンロードしてインストールする方が良いかも知れません。


2. eQSL.cc登録

今回、eQSL送信機能を使ってeQSL.ccへ電子QSLを自動発行するので、事前にeQSL.ccへの会員登録を行ってください。
先にJTDXのみでFT8を始めておいて、後でeQSL.ccを使うようにすることも可能です。eQSL.ccを使わない場合は次に進んでください。
以下の記事に従ってeQSL.ccの登録をします。
 FT8運用環境向上 eQSL登録
eQSL.ccに登録した コールサイン/パスワード/QTH Nickname をJTDXに設定するので覚えておいてください。

3. 無線機側の設定

本記事ではIC-7300を例に説明します。
IC-7300、IC-9700、IC-705などの新しい機種ではFT8用プリセットメモリーがあるので、FT8通信時にプリセットメモリーを読み込んでください。

IC-7300の[MENU]ボタンを押して②にある[PRESET]を選びます。
20210228_164328.png
初期状態では「通常」と「FT8」が用意されています。
20210228_164335.png
「2.FT8」のプリセットを読み込みます。
20210228_164411.png
「FT8」が使用中になります。
20210228_164416.png
以上でIC-7300のFT8用設定が出来ます。

FT8用プリセット機能が無いアイコム機の場合、IC-7300のFT8プリセットメモリーの内容を以下に書いたので参考にして設定してください。
IC-7300 F/W Version1.40 FT8プリセットメモリー初期値
古いアイコム機や八重洲機など他の無線機の設定に関しては本記事の「12. IC-7300以外の無線機を使う場合」で補足します。


4. パソコンのサウンドデバイス設定

パソコンのサウンドコントロールパネルで無線機のサウンドデバイス設定を行います。
以下の記事を参考にして設定してください。
Windows10の場合:IC-7300でFT8運用開始 パソコンのサウンドデバイス設定
Windows11の場合:FT8運用開始 パソコンのサウンドデバイス設定(改版)

上記はIC-7300の設定例ですが、他の無線機でもオーディオデバイス名が変わるだけです。
送受信のレベルは無線機に合わせて設定してください。
無線機側にレベル調整がある場合はパソコン側と無線機側の両方で調整しますが、無線機側を50%など中央レベルにしてパソコン側で調整すると良いです。
FT8インターフェースアダプターを使う場合はアダプターにレベル調整があるものが多いので、そちらも調整してください。

5. JTDXのインストール

(1) JTDXのダウンロード
SOURCEFORGEのjtdx FilesからJTDXをダウンロードします。
最新のjtdx_2.2.159をダウンロードしました。
jtdx_2.2.159→Mirosoft Windows→16-bit_Audio→jtdx_2.2.159-win64.exe
32bit版と64bit版があるので、自分のPCにあった方をダウンロードしてください。私は64bit版をダウンロードしました。
(注)32-bit_AudioのJTDXはSDRなどで32bitのADコンバーターのある無線機用です。通常は16-bit_Audioを使います。

ファイルの場所が分かりにくいので、以下の記事も参考にしてください。
JTDX 2.2.159 バージョンアップ

マニュアルはSOURCEFORGEのjtdx Filesに英語版(JTDX_User_Manual_20180108.pdf)がありますが、内容が古いので最近のJTDXとの差異が大きいです。JTDXの問題は最新版の説明書が無いことですね。使って慣れるしかない? (^^;
他に、JTDXのメイン画面や設定画面でボタンや表示文字の上にマウスカーソルを置くとヒントを表示するので参考になります。

(2) JTDXのインストール
jtdx_2.2.159-win64.exeを実行してインストールします。
最初なのでDesktop Icon を作りました。
JTDX1
インストール先はC:\JTDX64 としました。(バージョン付きのフォルダーにするとフォルダーが増えるので。)
JTDX2
スタートメニューフォルダーはJTDXとしました。(バージョン付きのフォルダーにするとフォルダーが増えるので。)
JTDX4
インストール完了です。
JTDX5

6. JTDXの設定

JTDXを起動してJTDXの設定を行います。(最初のウィンドウ状態は少し違うかも知れません。)
JTDX6
最初に日本語を選択します。
2022-09-29
次にJTDXの各種設定を行います。以下は私の設定なので参考にして設定してください。
説明してない項目は、とりあえず同じ設定にすれば良いと思います。
ファイル→設定
2022-09-29 (1)

JTDXの設定項目 [目次]
 (1) 全般
 (2) 無線機
 (3) オーディオ
 (4) 順序
 (5) Txマクロ
 (6) レポーティング
 (7) 周波数
 (8) 通知・色付け
 (9) フィルタ
 (10) スケジューラ
 (11) 高度設定
 (12) [その他] の設定

(1) 全般

コールサインとグリッドロケーターを設定します。グリッドロケーターは住所からグリッドロケーター計算で調べて入力します。
JTDX7
(補足)
移動運用時は自局コールサインを一時的に JA4JOE/P などの設定にして運用します。
[日付/時間(YYYYMMDDHHMMSS)から始まる交信記録をフィルター]を設定すると設定日時以前のログを無視する様になります。コンテスト時にコンテスト中のQSOのみB4にする事ができます。
(2023年6月追記)(注)交信記録フィルタリングの[現在のコールサインを使う] を有効にするとHAMLOGから出力したADIFファイルを認識できなくなります。[現在のコールサインを使う] はチェックしないでください。

(2) 無線機

無線機との通信に関する設定を行います。
JTDX8.png
 [リグ]  使う無線機の機種名を設定してください。Icom IC-7300 を選択しました。
 [リグ電源オン] JTDX起動時に自動的に無線機の電源がオンになります。
 [リグ電源オフ] JTDX終了時に自動的に無線機の電源がオフになります。
 [Sメーター] 受信信号の強度を表示します。
 [送信出力] 送信時の送信電力を表示します。
 [シリアルポート] CATインターフェース用シリアルポートの番号です。私の環境ではCOM4です。
 [ボーレート] アイコム機では19200bpsが最大なので19200にしました。
 [PTT方法] CAT(CI-V)による送信制御にします。(CAT制御で送信に出来ない無線機の場合は、RTS信号による制御にする必要があります。)
 [モード] Data/Pktに設定しておくと自動的に無線機の通信モードを「USB-D」に設定してくれます。Dataモードの無い無線機ではUSBにしてください。
 [スプリット操作] Fake/It
(重要)スプリット操作を使う事で送信オーディオ信号(DF)を常に1500から2000Hzの範囲におさめ、2倍3倍高調波を送信帯域の外に押しやることができます。結果、高調波が送信フィルターでカットされ出ていきません。スプリット機能を使うことをお勧めします。

上記までの設定後に [CATテスト] ボタンをクリックして緑色になれば CATによる無線機の制御が出来ています。
[PTTテスト] をクリックすると無線機が送信状態になります。
CATが動作しない場合、いったんJTDXを終了して再度起動すると上手くいくことがあります。
それでもCATが動作しない場合は、USBケーブル接続、ドライバー設定、無線機の設定、JTDXの設定を再確認してください。

(3) オーディオ

サウンドデバイス関係の設定です。サウンドカードは無線機のサウンドデバイスを指定します。私の場合は「IC-7300」のサウンドデバイスを設定しました。サウンドカードの名称は先に付けたデバイス名です。
JTDX9.png

(補足1)勝手にサウンドカードがDefoult Deviceになる
オーディオサウンドカードの設定がDefoult Device に変わってしまう事があります。
ノートパソコンを使われている方で、ノートパソコンを持ち出す際にUSBケーブルを外した後に良く起こるようです。
突然受信できなかったり送信できない状況になった場合は、オーディオ設定を確認してください。
[リフレッシュ]でサウンドカードの認識が現在の状態に更新されるので、[リフレッシュ]を押してDefoult Deviceになっていないか確認してください。


(補足2)JTDX起動から時間が経つと送信できなくなる
以前、JTDXを起動したままにしておくと送信出力が出なくなり、JTDXを再起動すると復旧するという問題が出たことがありました。USBとHDMIを常時給電にする事で解決しました。
 JTDX/WSJT-X で時間が経つと送信出力が出なくなる件 解決
 JTDX/WSJT-X で時間が経つと送信出力が出なくなる件 解決(その2)

(4) 順序

[他局への応答があった局への呼び出しを停止] のみONにしています。必要に応じて設定してください。
JTDXn32.PNG

(5) Txマクロ

任意の送信メッセージを登録して送信できますが、とりあえず設定しなくて良いです。運用に慣れてきたら適当なメッセージ(例えば JCCxxxx TU73 とか)を設定して使ってください。
JTDXn10.PNG

(6) レポーティング

ロギングに関する設定を行います。
JTDX8

 [Log QSO ウィンドウを表示する] QSOが終了すると自動的にログ書込み確認画面が表示されます。
(2023年11月 追記)[QSOの自動的な記録を可能にする] ログ書き込み確認画面が表示されずにログが記録されます。この設定にすると、[1 QSO] をOFF(グレー)にしても、交信終了後に送信がいったん終了します。
 [dBをレポートにコメントする] ログにコメントとしてdBレポートが追加されます。参考: eQSLへのコメント入力
 [デコードしたメッセージ] HAMLOGのJT-Get's画面でALL.TXTメッセージを使用するのでチェックを外さないでください。
 [eQSLへの送信を有効化] 今回の目玉 eQSL.ccへ電子QSLカードを自動送信する設定です。eQSLに登録した コールサイン/パスワード/QTH Nickname(日本語版では[QTHアカウント名] 誤訳?) を設定します。eQSLの自動発行機能を使わない場合はチェックをしないでください。eQSL.ccへの登録がまだの場合も、とりあえずチェックせずにおいて登録後に設定すれば良いです。
 [PSKレポーターへの情報送信を有効化] PSKレポーターに送受信情報が送信されます。(後述)
 [主要なUDPサーバー] 今回JTAlertを使わないので、すべてチェック無しのままです。

(7) 周波数

使用周波数を設定します。
JTDXn12.PNG

[使用周波数] 国内周波数の3.531MHzと7.041MHzを追加しました。表の上でマウス右ボタンを押して[挿入を]選んで追加できます。
2023-01-15
  [削除] 選択した周波数を削除します。無線機が対応していない周波数を削除しておくと良いです。
  [挿入] 新しい周波数を追加します。
  [読み込み] 保存した周波数テーブルを読み込みます。
  [名前を付けて保存] 保存する周波数をマウスで選択してファイルに保存します。
           全部の周波数を選択して保存すればバックアップが取れます。
  [結合する] 現在のテーブルと読み込んだテーブルを結合します。
  [リセット] 周波数テーブルを初期値にします。

[ステーション情報] アンテナ説明を設定しておくと PSKレポーター(後述)に表示されます。

(参考)JT65/FT8運用周波数 (すべてUSBモードで運用)
 1,838MHz(JT65)、1.840MHz(FT8)
 1.909MHz(JT65/FT8 日本)
 3.531MHz(JT65/FT8 日本)
 3.570MHz(JT65 ※DX用) 、3.573MHz(FT8 ※DX用)
 7.041MHz(JT65/FT8 日本)
 7.074MHz(FT8 ※DX用) 7.076(JT65 ※DX用)
 10.136MHz(FT8)、10.138MHz(JT65)
 14.074MHz(FT8)、14.076MHz(JT65)
 18.100MHz(FT8)、18.102MHz(JT65)
 21.074MHz(FT8)、21.076MHz(JT65)
 24.915MHz(FT8)、24.917MHz(JT65)
 28.074MHz(FT8)、28.076MHz(JT65)
 50.310MHz(JT65)、50.313MHz(FT8)
 50.323MHz(FT8 DX用)
 144.460MHz(JT65/FT8 日本)
 430.510MHz(JT65/FT8 日本)
 1296.60MHz(JT65/FT8 日本)
(注) 「※DX用」の周波数は国内局同士の交信は禁止  (2023/09/25 「アマチュア無線の制度改革」により、国内局同士の交信禁止の制約は無くなりました。)
アマチュアバンドプランを参照してください。)

(8) 通知・色付け

メッセージの種類によって色分けして表示する事が出来ます。
JTDX102
とりあえず、デフォルトでも良いと思いますが [未交信局をチェックしてハイライトを付ける] と [更新済局を強調する] はチェックを入れた方が良いと思います。

上記設定は私の設定ですが、未交信局を分かりやすくするためにピンク系の色にしています。[バンド毎]、[コール毎] をチェックして新バンド、新モード(FT8で交信済みだがFT4では初めてとか)を区別するようにしています。交信済み局の表示はデフォルトでは下線を引くですが、JT_Alertに合わせてグレー表示にしています。
[RR73/73]を チェックするとCQだけではなく、RR73/73メッセージも色付き表示されます。

(補足)システム音による通知
今回JTAlertを使わないので、ニューDXCCと自局コールサイン受信時に通知音が鳴るように設定してみました。
[ニューDXCCをチェクしてハイライトを付ける] [システム音も出して通知] チェックして未交信のDXCCエンティテー局のメッセージ受信時に通知音が鳴るようにしています。
バンド、モードは区別せずに(Mixed)通知します。
(JTAlertと違ってコンファームされてないDXCCも通知されるので、未コンファーム局だけを追いかけたい場合はJTAlertを使うほうが良いです。)
[自局コールサインにシステム音] チェックして自分宛メッセージで通知音が鳴るようにしています。

(おまけ)

[自局コールサインにシステム音] はWindowsのサウンドの「一般の警告音」で設定した音が再生されます。
JTAlertのサウンドファイル_DingDing.wavをコピーしてきて指定してみました。
こうするとJTAlertを使ったときと同じアラート音が鳴ります。ちょっと遊んでみました。(笑)
JTDXbeep.PNG

(9) フィルタ

設定なしです。
JTDXn14.PNG
フィルタを設定すると、設定した大陸、国、コールサインをデコード画面に表示しないように出来ます。
知り合いのDXerは[この国からメッセージを隠す]をJAにして、JAを隠す設定にされています。(^^;

(10) スケジューラ

設定なしです。
JTDXn15.PNG

(11) 高度設定

デフォルトのままで良いと思いますが、JT65の [一番上のデコード周波数] を 3300Hz にしています。
JTDXn16.PNG

上記設定が終わったら[OK]をクリックして設定を終了します。
念のため、JTDXを終了して再起動します。

(12) [その他] の設定

他にメニューバーの [その他] は以下の設定にしています。必要に応じて変更してください。
2022-09-29 (2)
(補足)[UDP応答メッセージ受け入れ] の設定は デフォルトが [CQ] のみになっています。JTAlertを使っていてCQ以外のメッセージの局を呼びだしたい場合は [どのようなメッセージでも] にします。
2022-09-29 (3)
(おまけ)wavファイルの録音
メニューバーの [保存] の「すべて保存」を選ぶと受信音がシーケンス毎に 年月日_時刻.wav 形式のファイルとして録音されます。
たくさんのwavファイルが溜まるので通常は「無し」にしてください。
JTDX1
wavファイルの保存先は、設定→[オーディオ] にある「オーディオファイルを保存するフォルダー」で指定されたフォルダーです。
「デコード済みを保存」では直前のシーケンスの.wavファイルだけが残ります。
録音したwavファイルはメニューバーの[ファイル]→[開く]でデコード表示する事が出来ます。
wavファイルはデコード性能の評価などに使う事ができます。

7. HAMLOGからのログ情報取り込み

新規にFT8を始める場合は、この作業は必要ありません。次に進んでください。
既にWSJT-Xなど他の環境でデジタルモード通信をやられている方がJTDXに移行される場合は、既存ログをJTDXのADIFファイルに変換してJTDXのADIFファイルに上書きする事でログ情報を引き継ぐ事が出来ます。ログ情報を引き継がないと未交信か交信済みかの表示が出来ません。
ここではHAMLOGのログを引き継ぐ方法を書いておきます。
(WSJT-Xからの移行ならWSJT-XのADIFファイル(wsjtx_log.adi)をコピーする方法も可能です。パソコンの買換えなどで、旧パソコンにJTDXのwsjtx_log.adiファイルがあれば、コピーしても良いです。)

この作業はJTDXを起動していない状態で行ってください。
別記事「ADIF Master による ADIFファイル正規化」を参照して、HAMLOGのログからADIFファイル(wsjtx_log.adi)を作ってJTDXのwsjtx_log.adiに上書きします。(toshiはユーザー名なので、パソコンにより変わります。)
JTDX10

(参考)JTDXのログディレクトリはJTDXから開くことが出来ます。
 ファイル-->ログディレクトリを開く
2021-07-09 (1).png

8. ログ転送ソフトの設定

別のログ転送ソフトを使わずシンプルな構成が良い方はHAMLOGのJT-Get's機能を使うのが良いと思います。これからFT8を始める方にはJT-Get'sをお勧めしています。
一方、JT_Linkerはログ転送だけでは無く eQSL、LoTW、ClubLogなどのオンラインログへのログ アップロードが出来ます。更に、相手がeQSL、LoTW、ClubLogのメンバーかどうかを判定してHAMLOGのQSL欄にQSL種別と電子QSL送付済み文字を自動記録出来ます。
eQSLへはJTDXからグ アップロードが出来ますが、LoTWやClubLogも使う方はJT_Linkerを使うのが良いと思います。
とりあえずJT-Get's機能でFT8を始めて慣れたらJT_Linkerにすれば良いでしょう。
なお、HAMLOG用のログ転送ソフトは他にthw2LogBookもあります。thw2LogBookはFT8などのデジタル通信以外のCW、SSB、FMなどのログもアップロードできます。

(1)HAMLOGのJT-Get'機能を使う場合

以下の記事を参考にしてHAMLOGの設定を行ってください。
 JT-Get's機能によるWSJT-X/JTDXとHAMLOGの連携

(2)JT_Linkerを使う場合
HAMLOGの「JT-Get's」ではJTDXやWSJT-XのALL.TXTとwsjtx.logを参照しますが、JTDXのALL.TXTは月毎に作られるのでハードリンクを張る事ができません。このため、ハードリンクを使ってWSJT-XとJTDXの両方を使う場合や複数起動を行う場合は、「JT-Get's」は使えません。
JT_LinkerにはeQSL、LoTW、ClubLog、HRDlogなどのオンラインログ(Web Log)への自動ログ アップロード機能と、それぞれのメンバーかどうかを判定してHAMLOGのQSL欄に自動記録する機能があります。
以下の記事を参考にJT_Linkerをインストールして設定を行ってください。
 JTDX/WSJT-XとHAMLOGを連携するJT_Linkerのインストールと設定

9. BktTimeSyncインストール

FT8通信ではパソコンの時計を正確に合わせる必要があります。Windows10自体の時刻合わせ機能では、パソコンの時刻がずれる事があるので、時刻合わせソフトをインストールすることをお勧めします。既に別の時刻合わせソフトを使われている方は次に進んでください。
BktTimeSyncはデジタルモード通信用に開発されたソフトなので、FT8と相性が良いです。
以下の記事を参照してBktTimeSyncをインストールしてください。BktTimeSyncはパソコンの時計をネット上の時刻サーバに合わせてくれます。
 FT8通信用時刻合わせソフト BktTimeSync インストール

10. プログラムの起動

FT8通信時はHAMLOGとJTDXを起動しておきます。(BktTimeSyncは自動起動して常駐します。)
JTDX、HAMLOGを一括で起動するためのバッチファイルを作っておくと便利です。
[FT8_JTDX.batの例]
echo JTDX、HAMLOG起動バッチ
start C:\JJTDX64\bin\jtdx.exe
start C:\Hamlog\Hamlogw.exe

JT_Linkerを使う場合はJT_Linkerも起動します。
[FT8_JTDX_L.batの例]
echo JTDX、HAMLOG起動バッチ
start C:\JJTDX64\bin\jtdx.exe
start C:\Hamlog\Hamlogw.exe
start C:\PROGRA~2\JA2GRC\JT_Linker\JT_Linker.exe

11. JTDXで通信する

(1) 無線機の設定
・通信モードの設定
通信モードはUSBを使いますが、CAT制御でJTDXから自動的に設定されてUSBモードになります。Dataモードのある無線機ではUSB-Dataモードになります。
(IC-7300の場合はUSB-Dになります。)

ちなみにIC-7300のUSBとUSB-Dの違いは、以下らしいです。(他にもあるかも)
 受信フィルターの帯域幅
 送信フィルターの帯域幅
 送信時自動的にマイクオフになる。

・受信フィルター設定
FT8の通信では300Hz以下や2,700Hz以上で出ている局も多いので無線機の受信フィルターをなるべく広くします。
IC-7300の場合、プリセット機能でFIL1/BW3.6Kに設定されます。

(注)CW用の300Hzなどの狭い受信フィルターだとうまく受信できません。ウォーターフォールの中央しか信号が出ていない場合は受信フィルターの設定を確認してください。慣れないうちは受信フィルターの切替を忘れて悩む方が多いです。(^^;

・AGC設定
 AGCはFAST(AGC-F)に設定します。(IC-7300:FUNCTIONボタン→AGC FAST)
他にNB(ノイズブランカ)、NR(ノイズリジェクタ)はオフにします。

(補足)
FT8通信時の画面はMETER表示にしています。FT8ではスペクトラムスコープ表示は意味が無いのでALCとSWRを確認できるようにしています。(IC-7300:MENUボタン→METER)
20210508_075450.png

(2) 通信する モード、バンドを設定
JTDX側で通信する モード、バンドを設定します。
JTDX12
① モードは「FT8」を設定します。
 モード→FT8
② バンド
 画面上段の周波数指定BOXで運用周波数を選びます。例では20m 14.074MHzです。
 バンドを選ぶと無線機側の周波数と通信モード(IC-7300ではUSB-D)が設定されます。
2023-01-15 (1)
*が付いている周波数は標準周波数です。国内用に追加した3.531MHz、7.041MHzには*が付いていません。
(注)無線機で周波数(バンド)を変える事も出来ますがJTDX側が追随できない事があるので、JTDXから切り替えるようにしてください。

(補足)②にバンド波長(例えば、20m、15m、70cm)やMHz単位の周波数(例えば、14.074)を直接入力する事も出来ます。また、kHz部分の周波数を入力する事が出来ます。例えば、14.074 000 が表示されている状態で「091k」と入力すると 14.091 000 にQSYできます。

他のボタンは、とりあえず上記画面と同じ設定で始めてみてください。以下に主なボタンの機能を説明しておきます。
③ [Tx 00/30(青)]/[Tx 15/45(黄)] CQを出すとき00秒/30秒に送信するか15秒/45秒に送信するかを切り替えます。
④ [Tx/Rx スプリット(緑)]/[ロック Tx=Rx(黄)] ロックにすると常に送受周波数が同じになります。通常は[Tx/Rx スプリット]にしておきます。
⑤ [AutoTX] ON(緑)にしておくと、左側Band Activityウィンドウのメッセージをダブルクリックする事でメッセージ送信局を自動的に呼び出し開始します。
⑥ [Auto SeqN] FT8では自動でシーケンスを進めるのでON(緑)しておきます。
 Nは1~7が設定できますが、とりあえずAuto Seq2で良いと思います。
⑦ [モニター] ON(緑)で受信デコードを開始します。OFF(グレー)でデコードが止まります。ONにして通信してください。
⑧ [1QSO] ON(緑)にすると、1回のQSOが終わるとEnable Txが赤からグレーになって停止します。OFF(グレー)にすると交信終了後、自動的に次のCQを送信します。
⑨ [Ans B4] ON(緑)にすると、CQに対して交信済みの局から応答があった場合も交信が行われます。OFF(グレー)にすると交信済み局は無視されます。
⑩ [停止] を押すと[Monitor]がOFFになって受信デコードが停止します。 
⑪ 右下の送受メッセージタブはタブ1(定型文作成)を選んでおきます。
⑫ [送信開始] ON(赤)にして送信を開始すると指定した送信メッセージを送信します。OFFにすると送信中メッセージを送信してから送信を停止します。
⑬ [送信停止] 送信を中断します。
⑭ [RRR] チェックするとTx4がRRRになりますが、交信時間を短くするためRR73を使うのが一般的です。
⑮ [Skip Tx1] CQ局を呼ぶときにTx2から送信します。パイルアップ局を呼ぶ際に交信時間を短くする目的で使われます。(後述)
⑯ [Houd] DXpeditionモードの局を呼ぶときON(緑)にします。

(2025年6月追記)右下の [FT8 xxxx] の数字は wsjtx_log.adi ログファイルに含まれるFT8モードの交信数を示しています。

(3) 変復調レベル調整
・変調レベル
 変調レベルはメイン画面の[チューン]ボタンを押すと無線機が送信状態になるので、 ALCメーターがあまり振れないレベルに右上の[Pwr]スライダーを調整します。
JTDX1
ALCメーターが大きく振れる状態で送信すると信号が歪んで子供や孫が発生する恐れがあるので大きく振れないように調整してください。
画像
(補足1)YAESU機 (2024年3月追記)
YAESU機ではALCがわずかに振れる状態だと出力がふらつくので、ALCゾーン(≒Sメーターの9) の5~7程度振れるようにした方が良いようです。

(補足2)送信音モニター
IC-7300では送信モニターをONにして送信音を確認する事が出来ます。(FUNCTIONボタン→MONI ON)
私はモニター音量は5%でかすかに聞こえるレベルにして、必要に応じて送信音を確認しています。(MULTIボタン→MONITOR)
(通常はスピーカーからの受信音は聞いていませんが、出ている局があるかどうか確かめる際に聞くことがあります。送信音も確認のため聞くことがあります。)

・復調レベル
復調レベルはパソコンのサウンドコントロールパネルで無線機の録音デバイスを選んでレベルを調整します。
(変更 10月9日)JP1LRTさんのブログ情報によるとJTDXでは「AGC ONの状態でインプットオーディオレベルが MAX 85dB未満。平均では少なくとも 70dB になるように調整。」との事です。
私のIC-7300の場合、50に設定しました。(従来、WSJT-Xと同じように無信号時30dBに調整していましたが、それだとレベルが小さすぎるそうなので訂正します。Tnx JG1APX)
JTDX27
(4) 受信
JTDX14
 [モニター]が緑になっていない場合はクリックして緑にして受信を開始してください。

・ウォーターフォール画面(ワイド グラフ)
JTDX15
 受信信号のウォーターフォール/スペクトラムを表示しています。
 [コントロール] 画面が狭い場合などに、下側のコントロールパネルを非表示にして使えます。
 [バー表示] チェックすると送信周波数(赤) と 受信周波数(緑)の幅を示す縦線が表示されます。
 [DF表示] チェックするとカーソルをウォーターホールの上に動かしたときに周波数(DF)表示します。
 [区間/ピクセル X] 表示帯域が変わります。3,500Hzくらいまで表示するようにします。
 (注)ウォーターフォールの表示帯域のみ受信するので表示帯域は狭くしないでください。
 [開始 100 Hz] 私は100Hzからの表示にしています。
 [N Avg X] 縦方向の時間軸を調整します。数シーケンス前まで表示されるようにします。
 [スペクトル %] ウォーターフォールとスペクトラムの表示比率です。

 右側のGain、Zeroはウォーターフォールの濃さ/ゼロレベル、スペクトラムの高さ/ゼロレベルを調整します。見やすいように調整してください。(薄くし過ぎると、送信周波数を空き周波数に合わせる際に弱い局が見えなくなくなるので注意してください。

ウォーターフォールで送受信周波数(DF)を変更することが出来ます。送信 下向き赤カッコ、受信 上向き緑カッコで表示されています。
  左クリック        受信周波数(注)
  右クリック        送信周波数
  コントロール+左クリック 送受周波数

送受信周波数はメイン画面の送信周波数BOX[TX xxxxHz]と受信周波数BOX[Rx xxxxHz]に表示されます。ここで周波数を調整する事も出来ます。
(注)交信後に「DX Call」に相手コールが入っていると、受信周波数は最後にその局が出ていた受信周波数に固定されます。受信周波数を動かしたい場合は [クリアーDX] ボタンで「DX Call」を空にしてください。

(補足)
WSJT-Xでは送信周波数の移動がSHIFT+左クリックですが、JTDXの右クリックだけの方が使いやすいですね。(^^;

・Band Avtivityウィンドウ(左側のメッセージ表示エリア)
 15秒毎にDecodeが実行されて左側のBand Avtivityウィンドウにバンド内の通信が表示されます。
 最初はしばらく、他局の交信をモニターして様子をみると良いと思います。(やり取りの流れを把握する。)
 Band Avtivityウィンドウの表示は時刻(UTC)、信号強度(dB)、時刻ずれ(DT)、周波数(Freq)、メッセージを表示しています。
 メッセージは種類に応じて設定の「通知・色分け」で設定した色で表示されます。私の設定では、以下になります。(CQメッセージは73/RR73も含みます。)
  CQメッセージが未交信局なら濃いピンク(最初はすべてのCQがピンクになるはずです)
  CQメッセージがそのバンドで未交信局なら薄いピンク
  CQメッセージが交信済み局なら緑
  CQメッセージがNewCountry(DXCC)なら濃い紫(最初は国内局のCQも紫になるはずです)
  CQメッセージがそのバンドでNewCountryなら薄い紫
  自分宛のメッセージは文字が赤
  送信メッセージは黄色(Rx Frequencyウインドウのみ)

(補足1)
Band Activityウィンドウのメッセージ右横に●や○の記号が表示されます。
LotWユーザーかどうかなどの情報を示すものです。
また、この部分の色は設定の [通知・色付け] で設定した色が表示されます。これによりCQメッセージ以外のメッセージも新局か新DXCCかなどが分かります。
(シンボルの意味)
 ● LotWユーザー
 ○ LotWユーザー&Hintデコードを使った。
 ★ Hintデコードを使った。

更にメッセージ右横には国名を表示します。

(補足2)
Band Activityウィンドウの上にある[平均=ttt Lag=ddd/xx はデコーダーのラグ情報などが表示されています。
 ttt DTの平均値(補足3)
 ddd デコーダーのラグ情報です。0.4を超える場合はデコーダー設定の調整が必要です。(補足5)
 nn 直近のピリオドで受信したメッセージ数

(補足3)
時刻ずれ(DT)が大きいと旨くデコードできません。複数の局がずれている場合は自分のPCの時刻が狂っている可能性があるので調整が必要です。タスクトレイにあるBktTimeSyncで [Sync Now] を実行してください。
DXPedisiyon局などで一局だけがずれている場合はBktTimeSyncの[Manual Set]で一時的に調整することも出来ます。

(補足4)  デコード関連ボタン
[AGCc]をオンにするとリグのAGCを補正してデコード効率が上がります。
私は[AGCc]ON(緑)で使っています。
JTDX16
[SWL mode] デコード回数を上げてデコード率が高くなりますがCPU性能が高くないとデコードが間に合わなくなります。高性能CPUをお使いの場合はONにしてください。
[フィルター] 受信周波数(Rx Frequency)をセンターにした受信フィルター(FT8の場合170Hz)がONになります。CPU性能が低いためにデコードが間に合わない場合に、ONにする事でデコード信号を減らして間に合うように出来ます。
[同期] JTDX 2.2.159で追加された機能で他局のDTから時刻を補正します。移動時などネット環境が無い場合に他局にJTDXの内部時計を合わせます。参考:JTDX 2.2.159 バージョンアップ

(補足5)  デコード設定
パソコン性能が低いとデコードが遅れて次の送信シーケンスに移れない事があります。デコード負荷は[デコード]の設定で調整できます。
JTDX1.png
私は、FT8デコードの設定を負荷が軽くなるような設定にしています。
 FT8スレッド=オート
 デコード周期=1
 SWLデコード周期=1
 QSO RX周波数の感度=中間
 デコーダー感度=最小
参考記事:JTDXのデコード設定 最適設定

他にデコード負荷に関係する設定でCLとDTの設定ボックスがあります。
JTDX102.png
CPU負荷が大きくてLagが0.4以上になるようなら、CLを小さくします。デコードを間引いてCPU負荷を軽くします。
DTはDT中央値を設定する事で、候補リスト間引きオプション(CL)で最高のFT8デコーダーパフォーマンスを取得できるようになるそうです。(よく理解できていません。(^^;)

・Rx Frequencyウインドウ(右側のメッセージ表示エリア)
 ウォーターフォールを左クリックすると受信周波数が移動します。受信周波数の受信メッセージが右側のRx Frequencyウインドウに表示されます。

(5) 交信(CQへの応答)
 最初はCQを出している局を呼んでみてください。
JTDX17
・ウォーターフォール上で空いている周波数に送信周波数を設定します。(マウス右クリック)
 他局が使っていない周波数で送信します。
・Band Activityウィンドウで直前にCQを出している局をダブルクリックします。[送信開始]が赤に変わります。
 受信周波数が自動的にCQ局の周波数になって、相手のメッセージがRx Frequencyウインドウに表示されるようになります。
・次の15秒間で自動的にコールサインと自分のグリッドロケーターが送信されます。(Tx1の内容)
(ダブルクリックが遅れると途中からメッセージを送るので正常なメッセージが送れません。次の回で正常なメッセージが送られることになります。)
・相手が応答してくれれば、自動的にシグナルレポートが送られます。
 相手の応答が他局あての場合は送信が停止します(設定による)。停止しない場合は [送信停止] を押して中止してください。
・次の15秒で応答(RR73など)が返り、自動的に73が送られます。
・途中、相手からのメッセージを受信できない場合や同じメッセージが返った場合は、次のメッセージが返るまで同じメッセージが送信されます。
(交信のパターン)
 1. CQ K1ABC FN42
 2. K1ABC G0XYZ IO91
 3. G0XYZ K1ABC -19
 4. K1ABC G0XYZ R-22
 5. G0XYZ K1ABC RR73
 6. K1ABC G0XYZ 73

なお、[ロック Tx=RX] になっていると送信周波数が自動的に受信周波数に合わせられます。
通常は他局と被らないように[Tx/Rx スプリット]にして空いている周波数に固定して通信します。

(補足1)複合コールサイン
CQメッセージでJA4JOE/1やZA/K1ABCのような形式のコールサイン(複合コールサイン)の場合CQにGridが付きません。CallSign/1のようにコールサインが長いとメッセージに収まらずGridが省略されます。例: CQ JA4JOE/1
CQ以降のメッセージはコールサインの代わりにハッシュコードを送って同じコールと認識して表示します。受信メッセージに <...> 表示のコールサインが表示される事がありますが、これはコールサインとハッシュのリンク情報が無いコールサインです。
複合コールコールサイン同士のQSOはうまくいかない事があるので注意が必要です。(シグナルレポートが省略され、ループになって交信が終了しません。)
なお、CallSign/P形式のコールサインは特別でGridを付けることが出来ます。例: CQ JA4JOE/P PM95
ハッシュコードを使わないので制約がありません。このため、移動局はCallSign/P形式のコールサインを使う方が多いです。
こういう局は一連のシーケンスの最後にJCCコードなどを送ってこられる場合があります。

(補足2 ちょっと重要)
通常、FT8では同一モード&同一バンドで交信済みのCQ局を呼ぶことはしません。JTDXでは新バンドの未交信局の CQが色分け表示されるので、同一モード&同一バンドで交信済みのCQ局は呼ばないようにした方が良いと思います。

(補足3 2023年3月追記) Tx2から送信しても時間短縮にならない?
Skip Tx1をチェックしてTx2で呼んでも時間短縮にはならないかも知れません。普通にTx1から呼んだ方が良いと思います。参照: ログのQSO時刻、Tx2でのコール

(おまけ)

[Wanted]をチェックすると以下の様に画面が変わります。
JTDX19
欲しいコールサイン、プリフィックス、グリッド、国などを設定すると欲しい局がいるとアラーム表示(私の設定では赤文字)されます。,(カンマ)で区切って複数指定できます。

(6) ログ
交信終了後(73またはRR73送出後)、ログ書込み確認画面が表示されます。
JTDX20
[OK]を押すとJTDXのADIFファイル(wsjtx_log.adi)にログが書込まれて既交信局の区別に使われます。
 C:\Users\username\AppData\Local\JTDX\wsjtx_log.adi

(HAMLOGのJT-Get's機能を使っている場合)
HAMLOGの「JT-Get's」機能によりTurbo HAMLOGと連携している場合はHAMLOGにデータが送られます。
HAMLOGで[はい]をクリックするとログが記録されます。必要に応じて[キャンセル]して情報を修正して記録してください。
JTDX21

(JT_Linkerを使っている場合)
JT_Linkerを使っている場合も同じように、JTDXでログを書き込むとHAMLOGにデータが送られます。
JTDX22
 JTDXでログを書き込むと同時にeQSL.ccの電子QSLカードが自動送信されます。(eQSLの登録、設定が完了していて、パソコンがインターネットに接続されている必要があります。)

eQSL.ccへのカードの発行はeQSL.ccのOUTBOXで確認できます。
JTDX23
eQSL.cc の使い方は以下に書いているので参考にしてください。
 FT8運用環境向上 eQSL登録と使い方


(6) CQ送出による交信
・[1QSO]をON(緑)にしておきます。
・ウォーターフォール画面で空いている周波数に送信周波数を設定します。(マウス右クリック)
 他局が使っていない周波数で送信します。
・送信メッセージタブでCQ(TX6)を押します。
・[送信開始]を押して送信を開始します。
・[Tx x0/x5]で設定したサイクルにCQメッセージが送信されます。
・応答があれば、自動的にシーケンスが進みます。
・応答がない場合はTx watchdog timerで設定した時間(6分)CQを繰り返します。
・途中、相手からのメッセージを受信できない場合や同じメッセージが返った場合は次のメッセージが返るまで同じメッセージが送信されます。
JTDX24
(補足1 ちょっと重要)
Eスポシーズンの50MHzでCQを出す際はODD(15/45秒 )でCQを出すのが慣例になっています。CQは[Tx even.1st]のチェックを外してODDで出すようにしましょう。
これは、EVENでCQを出すと距離の近いローカル局の受信を妨害しやすいので、その対策です。


(補足2)
[Ans B4]をONにしておくと、CQに対して交信済みの局から応答があった場合も交信が行われます。OFFの場合は交信済み局は無視されます。
定時QSOなどで交信済み局とQSOする場合はONにしておきます。

(補足3)
[CQ]にDXやNAなどの文字を入れると地域指定のCQを送出できます。
JTDX26

(補足4)
(5) 交信(CQへの応答)(補足1)複合コールサインで説明しましたが、移動運用時にCallSign/1のような形式のコールサインにするとグリッドを送信できません。CallSign/P形式にして一連のシーケンスの最後にJCCコードを送るのが良いと思います。

(補足5)
JTDX 2.2.159で「着信振返り機能( looking back for incoming calls)」が追加されました。
[1QSO]をオフ(連続QSO)にしてCQを出して、複数の局から呼ばれた場合に1局目とのQSO完了後に自動的に2局目を呼び出します。
参考:JTDX 2.2.159 着信振返り機能

(補足6)Autseq
[AutSeq] の設定によりCQへの応答動作が変わります。
2022-11-22
コールするタイミングは1~3の設定がありますが、「2 次のTX開始までデコードしてからコールする」にすれば良いと思います。
「交信済み局にも応答」「1QSO終了後に送信を終了する」はメイン画面の [AnsB4] [1QSO] ボタンと同じです。
「4+ CQを出し、呼ばれない時はCQ局を検索して呼ぶ」はチェックするとAutseqがAutSeq6(またはAutoSeq7)になります。(おまけ参照)
「交信済み局でも呼ぶ」「優先度付の無い新局の場合にはCQを出す」は「4+」の動作を設定します。
「SNRの良い局に優先して応答する」「最も良いSNRの局ではなく最も遠い局を優先して応答」はそれぞれSNRの良い局、遠い局を優先して応答します。どちらもチェックが無い場合は通知設定の優先順位で応答局を決定します。
「応答があった場合自動的に周波数フィルタ ON」[可能] にすると受信フィルターが自動的にONになります。メイン画面の[フィルター] ボタンと同じ動作ですが、73送信または73受信でOFFに戻ります。

(おまけ)
[1QSO]をオフ(連続QSO)にして、AutoSeq6(またはAutoSeq7)にしてCQを出すと、自分のCQに対する応答を自動的にピックアップするだけでなく、応答局が無い場合に他のCQ(B4でない局)に応答してくれます。
上手くいけば次々にQSO出来ます。ログの記録が忙しいですが。(^^;

(7) その他の機能
・F/Hモード
[DXPedition] DXペディションがFT8のDXpeditionモード(F/Hモード)を使ってサービスされることがあります。Dxpeditionの相手(Fox)を呼ぶ場合は [Hound] ボタンをクリックしてON(緑) にして呼びます。
周波数も標準周波数を使わないので、あらかじめ運用周波数情報を入手して設定しておく必要があります。JTDXでは標準周波数ではF/Hモードは動作しません。
F/HモードではFox局が300から900Hzの周波数で送信して、Hound局は1,000Hz以上で呼びます。応答があれば自動的に送信周波数がFoxの周波数に変わります。Fox局は同時に複数の局を相手に交信します。
最近ではMSHVを使って同時に複数の局と交信するDXPedition局がいます。標準数波数で同一局が複数の信号を送信している場合はMSHVの可能性が高いです。その場合、Houndモードにしないで呼びます。(少ないですが標準周波数でF/Hモードでサービスする局もあるので、その場合WSJT-Xを使ってください。)
DXPedition局が非標準周波数でMSHVを使ってサービスする場合もあるので、事前に運用周波数とモード情報を入手しておく必要があります。

・Sメーター/送信出力表示
設定の無線機にSメーター/送信出力の表示設定がありますが、チェックを入れると受信信号強度と送信電力を表示できます。(リグをCAT接続している場合)受信信号強度はクリックすると、S+dBとdBm表示が切り替わります。
2023-01-15 (2)
私の無線機はIC-7300Mで50W出力ですが、93W(正しくは93%)になってしまいます。

(8) FT8以外の通信モード
メニューバーの[モード]からFT8モード以外の通信モードに切り替えられます。
2023-02-14
FT8以外のモードはあまり使う事が無いですが、たまに使うモードもあるので載せておきます。

・FT4
FT8は15秒シーケンスですが、FT4は半分の7.5秒で通信します。
FT8と比べるとデコードS/Nが悪いですが、一定時間により多くの局と交信できるので、コンテストでよく使われるようです。
14.074MHzで北米が開けていてDFの隙間が無い時に、FT4に切り替えるとFT4標準周波数の14.080MHzで簡単に交信できる事があります。

・JT65
2017年にFT8が提供される前はJT65が主流でした。60秒シーケンスで占有帯域もFT8の3倍以上の177.6Hzです。
JT65はFT8やFT4のような自動シーケンス機能は無いので次に送信するメッセージを順に選んで交信します。
JT65時代は出ている局も少ないし、1局との交信に5分以上かかるので、のんびりやってました。
懐かしいですね。(^^;
最近はJT65で出ている局はいないので、長らく使ったことがありません。

他にQ65、MSK144も使う事がありますが、JTDXではサポートしていないので、その場合はWSJT-Xを使っています。

12. IC-7300以外の無線機を使う場合(参考情報)

(1) アイコム機
プリセット機能のある機種はFT8プリセットを使ってください。
IC-9700は以下記事を参考にJTDXの設定をしてください。
 IC-9700 + WSJT-X でFT8運用開始(改版2)
最近のアイコム機の設定はほぼ共通なので、プリセット機能が無い場合もFT8プリセットメモリーの内容を参考にして設定してください。
古いアイコム機では過去に設定した情報があるので参考にしてください。
 IC-7700でFT8運用開始
 IC-7000 FT8通信の設定
また、「FT8 機種名」で検索すれば情報が得られると思います。

(2) 八重洲機
FTDX10、FTDX101、FT-710などの新しい機種は、ほぼ同じ設定で動くと思います。


(2024年3月24日追記)FT-991A
FT-991AMを使い始めたので、設定情報の記事を書きました。


(3) ケンウッド機
TS-690の設定をお手伝いしたことがありますが、最近の無線機では無いので参考にならないですね。(^^;

(4) パソコンと無線機の接続
古い無線機ではUSBインターフェースが無いのでパソコンとUSB接続できません。
接続するための変換ケーブルやアダプターが必要になります。
アイコム機では変換ケーブルで接続できる場合が多いと思います。
 ICOM USB CI-Vインターフェース ケーブル作成
 Amazonのノーブランド ICOM CI-Vケーブルを買ってみた
 Amazonの格安CI-VケーブルをIC-706で使う
 ICOM機 FT8用AUDIOケーブル作成

八重洲機はSCU-17相当のアダプターを使えば接続できます。
ケンウッド機では、ローカルOMはTS-690用にテクニカルシャックのDIF-3R2Sを使われていました
FT8用インターフェース アダプターはネットで「FT8インターフェース キット」などで検索すると見つける事ができると思います。

13. JTALertによるFT8運用環境の向上

JTAlertを使う事で LoTW や eQSL.cc の会員局かどうか分かるので便利です。
以下の記事を参考にしてください。一部内容が古いものもありますが、参考になると思います。(^^;
 
(1) WSJT-X/JTDX+JTAlertによるFT8運用環境向上
JTAlertはWSJT-Xにプラスして使う事で電子QSLを自動的に発行する事ができますが、JTDXではJTDX自身でeQSLを発行できます。
しかし、JTDXで使っても相手局のQRZ.com登録内容を表示してくれるなど、便利な機能が多いです。
なお、JTAlertを使ってeQSLを自動発行する場合、JTDX側のeQSL自動発行は停止してください。

(2) FT8運用環境向上 QRZ.com登録
 JTAlertXに相手のQRZ.com情報が表示されるようにするためにQRZ.comに登録しました。登録手順を記載しました。

(3) FT8運用環境向上 LoTW登録
 JTAlertでは相手局がLoTWとeQSLのメンバーかどうかを表示してくれますが、DX局はLoTWのみの局も多いのでLoTWにも登録しました。登録手順と運用について記載しました。

14. その他情報

(1) PSKレポーター
JTDXの設定(レポーティング) で [PSK レポーターへの情報送信を有効化] をチェックしておくと、PSKレポーターに送受信局情報が送信されます。
PSK Reporter
PSKR.PNG
自分の情報が世界地図に表示されます。他の局の情報も表示されるので、自分の信号がどこまで届いているかが分かります。
他局の通信ソフトの情報も分かるので、WSJT-XとJTDXのどちらを使っている局が多いかなども分かります。

(補足)
超ローカル局が同じグリッドロケーターのため、PSKレポーターの画面で重なってしまうという問題がありました。
このため、現在はグリッドロケーターを8桁にしています。
 JTDX、WSJT-X PSK Reporter表示重なり対策 グリッドロケーターを8桁に変更(改版)

(2) JTDXログ (ユーザーディレクトリ\AppData\Local\JTDX\wsjtx_log.adi)
JTDXでは、QSOのログをwsjtx.log(CSVフォーマット)とwsjtx_log.adi(標準ADIFフォーマット)へ記録します。
ADIFファイルは交信済みの判定に使われますが、これが壊れて読み込みエラーが起こったという方がいるようです。
HAMLOGでADIFファイルを作り直してリネーム、コピーしてみる。ADIF Master による ADIFファイル正規化をやってみる。などの対処方法があります。
なお、HAMLOGのJT-Get's機能ではwsjtx.logを参照して交信終了直後にログ情報の連携を行います。

(3) ALL.TXT (ユーザーディレクトリ\AppData\Local\JTDX\ALL.TXT)
JTDXデコード情報、送信情報が記録されています。
ログに無い相手からQSLカードを受取った時などの調査に使えます。JTDXではALL.TXTは月別に作られyymmALL.TXTになっています。
なお、HAMLOGのJT-Get's機能ではALL.TXTを参照してJT-Get's画面を表示します。

(4) WSJT-XとJTDXのログファイル共有
JTDXはWSJT-Xの派生版なので、WSJT-Xで新しいモード(例えばFT4)が導入され、後追いでJTDXに取り込まれることがあります。また、Q65やMSK144などの通信モードはWSJT-Xにしかありません。
一方、JTDXはデコード性能が高い、使い勝手(ユーザーインターフェース)が良いなどでJTDXを使われている方も多いです。
私もJTDXをメインで使っていますが、場面に応じてWSJT-Xも使います。
WSJT-XとJTDXを切り替えて使う場合、ログが問題になります。それぞれのソフトが自身のログに記録して、そのログを参照してQSO済みかどうかの表示をしますが、切り替えて使うと片方のソフトのログ情報がもう一方のソフトに記録されないので、既交信局が未交信局と表示されてしまいます。
このため、両方のソフトのログ(ADIFファイル wsjtx_log.adi)をWindowsのハードリンク機能で共有する事で、どちらのソフトからも共通のログを記録参照するようにしています。以下記事を参照してください。
 WSJT-XとJTDXのログファイル共有

なお、FT8関係のログファイルは以下のようになります。
 Turbo HAMLOG HAMLOG\Hamlog.hdb
 JTAlert HAMLOG\wsjtx_log.adi
 JTDX C:\Users\toshi\AppData\Local\HamApps\My Call\logs\JTAlertX\log.adi
 WSJT-X JTDXフォルダにあるwsjtx_log.adiのハードリンクファイル

(5) 複数のリグ切換え
WSJT-Xでは複数のリグを一台のPCにつないで [コンフィギュレーション] 機能で切替えて使う事が出来ましたが、JTDXには [コンフィギュレーション] 機能がありません。
JTDXではコマンドプロンプトからJTDXを引数付きで起動する事でリグ別のJTDXを起動する事が出来ます。(WSJT-Xでも可能)
コマンドプロンプトからの起動など、難易度が高いですが以下にJTDX+JTAlert を複数同時起動する記事を書いたので、興味のある方はどうぞ。
 JTDX+JTAlert 複数リグ切換え&同時起動

(6) FT8 無線局免許申請
2020年4月の省令によりデジタル通信の免許申請が簡素化されて、届出時に「15 備考」に「デジタルモードのため付属装置(PC)を追加する。」と書くだけで良くなりました。(現在の免許状に電波形式 F1D が入っている必要があります。)
 FT8関係 1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化

2023年9月25日の「アマチュア無線の制度改革」で備考欄の記入も必要無くなりました。

(7) FT8通信のQSLカード発行
FT8の紙QSLカードの内容について聞かれたので書いておきます。私のQSLの文面です。
QSL.PNG
FT8の場合、RSTはdBにしてdB値を書いています。
カードはHAMLOGのQSLカード印刷機能を使って印刷しています。以下に私の印刷用マクロを載せておきます。参考にしてください。
 HAMLOG_QSLprint.qsl
あと、私のFT8通信の紙カードQSLの発行作業について「オンライン ログとQSLカードの運用について」に書いたので参考にしてください。

(8) JTDXのバージョンアップについて
JTDXのバージョンアップはダウンロードサイト freeforums.net から最新のインストールファイルをダウンロードして実行すれば良いです。
デフォルトのインストールフォルダーはバージョン番号で新しく作られます。
JTDX1
そのままインストールすれば古いバージョンを残して新しいバージョンがインストールされます。
何度もバージョンアップすると古いバージョンのフォルダーが増えるので、不要なバージョンはフォルダーごと削除すると良いです。
スタートメニューフォルダーも新しいバージョンで作成されるので、何度もバージョンアップすると増えていきます。
なお、私は 5. JTDXのインストール に書いたように、古いバージョンは残さず同じフォルダーに上書きインストールしています。
設定情報はログディレクトリのJTDX.iniに記録されているので、JTDXをバージョンアップしても変わりません。

(9) JTDX関連ファイルバージョンアップ
JTDXのバージョンは現在 2.2.159 で2022年3月以来、新しいバージョンが出ていません。
このため、設定に新しい無線機がなかったり、国名表示が違ったりという事があります。
以下の記事を参考にして関連ファイルをバージョンアップすると良いです。



(10) FT8関連ソフト 記事リスト
FT8関連ソフト 記事リスト に、このブログのFT8関連ソフトの記事とオンラインログの記事のリストを載せたので参考にしてください。

(以上)


長い記事になってしまいましたが、最後まで見ていただいた方はありがとうございます。m(__)m
質問や意見はコメントからお願いします。
間違いなどに気づかれたかたもコメントで教えていただけるとありがたいです。

今回の改版は前回改版から随分間が空いてしまいました。
JTDXは今年3月にJTDX 2.2.159がリリースされてからバージョンアップされていません。ウクライナ戦争の影響で開発が以前のようなスピードでは進まないようです。ただ、JP1LRTさんの情報では2.2.160の開発が進められているそうなので、そのうちリリースされるのではないかと思います。

前回記事はブログ移転前の記事ですが、流用すると記事を保存できないという問題が出て、その対応に手間取ってしましました。改版は大きな変更は無く主に画像の差替えですが、見直すといろいろ追加情報を入れたくなって、また長くなってしまいました。改版の度に長くなっています。(笑)