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(2023年8月19日)
eQSL2Thw ver 2.00 が提供されました。メイン画面のメニューバーが変更されましたが、全部の差替えは大変なので古いままになっています。
旧版からバージョンアップする際はJPEG画像名の変換が必要なので以下を参考に実施してください。



eQSL2Thwは先日改版記事を書いたLoTW2Thwと同じくJA2BQX 太田OMが提供されているソフトウェアです。
LoTW2ThwがLoTWのコンファーム情報をHAMLOGのQSL受領マークに自動記入するのに対して、eQSL2ThwはeQSL.ccのコンファーム情報をHAMLOGのQSL受領マークに自動記入します

以前、eQSL2Thwを使ってみたことがありますが、その時は「私の場合はInBoxのカードの画像内容を一枚ずつ見てName、QTH情報を必要に応じて入力、修正しているので、一括処理するツールは必要は無さそう」という判断でした。
しかし最近はJTAlertとJT_Linkerを使ってQRZ.comのName、QTH情報をHAMLOGに取り込んでいるので、Nmae、QTHが不明の局は少なくなっています。また、eQSLのInBoxのカードの画像内容を一枚ずつ確認するのが面倒になってきました。
そこで、eQSL2Thwを使って一括処理しておいて、時間のある時にカード画像を確認するやり方に移行できないか試してみる事にしました。
eQSL2Thwの使い方については、JA1XUYさんのTurbo HAMLOGのQSL受領済み欄にeQSL.ccのArchiveフォルダーの内容を反映- eQSL2Thwの使い方 -を参考にさせていただきました。m(__)m

前置きが長かったですが、例によって設定と使い方をメモしておきます。
1回目の操作と2回目以降の操作が異なるので、分けて記述しました。
2回目以降は「3. 2回目以降の操作」のみを行えば良いです。

1. eQSL.ccの設定
eQSL2ThwではJPEG形式のQSLカード画像しかダウンロード出来ないので、eQSL.ccの設定を確認しておきます。
eQSL.ccにログインして「My Profaile」を表示して、Language Preference を [English] にします。
eQSL2Thw27
下のほうにある eQSL Display Format をJPG にします。
eQSL2Thw28

2. eQSL2Thwのダウンロードと設定
(1) eQSL2Thwのダウンロード

eQSL2ThwをeQSL2Thwの紹介からダウンロードします。現在のバージョンはVer 1.23でした。
(2023年8月19日 一部画像はVer 2.00 に差替えました。)

(2024年4月20日 追記)eQSL2Thw をダウンロード出来ない場合、以下を参考にしてください。
eQSL2Thw_123.zipをダウンロードして適当なフォルダーに展開します。今回、C:¥ 直下にeQSL2Thwフォルダーを作って展開したファイルをコピーしました。
eQSL2Thw26
eQSL2Thwはインストール不要でeQSL2Thw.exeを実行すれば起動します。
eQSL2Thw.exeのショートカットを作ってデスクトップに置いておくと使いやすいです。

(補足)
現在のeQSL2Thwでは、HAMLOGのフォルダーをOneDriveのフォルダーにしているとうまく動作しないという問題があります。(私は複数PCでHAMLOGを使えるようにOneDriveにHAMLOGを置いています。)
eQSL2Thw.exeを管理者権限で起動すると動作するので、管理者権限の設定をしています。


(2) 設定
HAMLOGは終了した状態で、eQSL2Thw.exeを起動します。
初回のeQSL2Thw起動時は [設定] 画面が表示されます。
コールサイン、eQSL.ccのログイン用パスワード、HAMLOGのHamlog.hdbのパスを設定します。
「全てのLogin IDでhtmおよび jpgの保存先ドライブ名は別にする」はC:ドライブの空き容量が少ない場合は別のドライブを指定します。私はF:ドライブにしました。
[追加] で下のIDリストに追加します。
eQSL2Thw100
[保存]して[戻る]で設定を終了します。
eQSL2Thwが終了されるので、再起動するとメイン画面が表示されます。
eQSL2Thw2

2. 1回目の操作
1回目の操作ではeQSLのすべてのArchive情報をダウンロードしてHamlog.hdb全体の処理を行うので時間がかかります。
念のためHAMLOGのバックアップを行っておいてください。

(1) Archive情報のダウンロード
HAMLOGは終了した状態でeQSL2Thwを起動します。
[LogIn] ボタンを押してeQSL.ccにログインします。
eQSL2Thw2_1

[Archiveの処理] でeQSL.ccのArchive情報をダウンロードします。
1回目は「初期処理が必要です。...」の確認メッセージが表示されます。[はい] で進みます。
eQSL2Thw29
ダウンロードに時間がかかりますが、終わるまで待ちます。私の場合は1分くらいかかりました。
終ると「保存終了」が表示されます。

(2) QSL受領マークの編集
続けて [照合] でHamlog.hdbとの照合処理画面を表示します。
eQSL2Thw13
一回目は以下の確認画面が出ます。[はい] で進みます。
eQSL2Thw6
照合処理画面から、事前にQSL受領マークの変換ルールを設定しておきます。
[QSL_Rcvd_ Mark] →[QSL_Rcvd_Markの編集] でQSLマークの変換ルールを定義します。(HAMLOGから取得する方法もありますが、変換規則を明確にしたいので手動で入力しました。)
2022-11-23
私の運用方法ではQSL受領欄を、eQSLのコンファームで以下のように変換します。(*、E、#、Jは変換無しです。)
(参考:オンライン ログとQSLカードの運用について
(2023年6月 hQSL利用開始に伴い、Hの変換を追加)
eQSL2THw2
[保存] して [戻る] で設定を終了します。

(3) Hamlog.hdbとの照合
[read hdb] でHamlog.hdbを読込みます。
eQSL2Thw12
しばらく時間がかかりますが、「Hamloghdb 読込終了」が表示されたら[照合] を行います。
eQSL2Thw30
「照合終了」が表示されたら終了です。
CFM列にコンファーム情報、New列に変換情報が表示されます。
[hdb 更新] で「Hamlog.hdb更新終了」が表示されて、HAMLOGのログに反映されます。
eQSL2Thw20
[戻る] で照合処理画面を閉じます。
Archiveの処理画面で [戻る] をクリックすると確認画面が出るので「ファイルを置き換える」を選びます。
メイン画面の[終了] でeQSL2Thwを終了します。

(4) QSLカード画像のダウンロード
eQSL2Thwのメイン画面でeQSL.ccに [LogIn] して、[Archiveの処理] でArchiveの処理画面を表示します。(Archiveへの新規追加 がなければ短時間で表示されます。)
メニューバーの [連続画像保存] からjpg画像のダウンロードを行います。
最初なので最大の1,000件の取得をやりました。
2022-11-24 (1)
1件あたり10秒くらいかかるので、件数が多いと3時間くらいかかります。夜間などに実行すると良いと思います。
1000件のダウンロードが終了したら、下にある取得開始番号をダウンロード終了したQSOの次の番号にして連続画像保存を繰り返して、すべてのQSL画像をダウンロードします。
QSL画像ダウンロード済みでもjpgマーク [*] が付かない事があるので、[取得済みJPGマーク再描画] を行うと「*」が付きます。
ダウンロード画像は環境設定で設定した 「jpgの保存先ドライブ」に保存されます。私の設定では以下になります。
 F:\Toshi\Pictures\eQSL_Jpeg\JA4JOE\jpg

ダウンロードしたQSL画像はメイン画面の [画像表示] から表示する事が出ます。( 4. QSL画像の表示)

なお、QSL画像はeQSL.ccにあれば良いので、全てのQSL画像のダウンロードは必要無いという方はダウンロードする必要はありません。


3. 2回目以降の操作
2回目以降は以下の①~⑧の操作を行います。
(1) eQSL.ccでInBoxからArchiveにQSOデーターを移動
ブラウザからeQSl.ccにログインして、InBoxを表示してコンファームQSOをArchiveに移します。
InBox Selectorの [Entry InBox] から表示すると、InBoxにあるすべてのQSOを表示できます。
eQSL2Thw42
「☓✓」マークのコンファーム出来ていないQSOは、ログを確認してRejectするかConfirmしておいてください。
最初にコンファームQSOにチェックを入れます。
[Check All Cofirmed] ボタンを押せば、全てのコンファームQSOにチェックを入れる事が出来ます。
[Move checked eQSLs to ARCHIVE] ボタンでチェックしたQSOをArchiveに移します。
eQSL2Thw31
(2) Archive情報のダウンロード
念のためHAMLOGのバックアップを行っておいてください。
HAMLOGは終了した状態でeQSL2Thwを起動します。
[LogIn] ボタンを押してeQSL.ccにログインします。
eQSL2Thw3
[Archiveの処理] でeQSL.ccのArchive情報をダウンロードします。
「Archive Selectorに追加があります。...」の確認メッセージが表示されます。[OK] で進みます。
eQSL2Thw32
「追加あり」が表示され追加のあった年月が黄色表示されます。例では2022年11月に15件が追加されています。
eQSL2Thw33
[HTML] → [追加分のみの htm 取得] を行います。(照合処理に進むため新規追加無しでもHTML取得は行ってください。)
2022-11-24
「処理完了」になり追加されたQSOが黄色表示で表示されます。
eQSL2Thw35

(3) Hamlog.hdbとの照合
[照合] でHAMLOGとの照合処理画面を表示します。確認画面が出るので[はい] で進みます。
eQSL2Thw34
[read hdb] でHamlog.hdbを読込みます。
eQSL2Thw345png
[照合] を行います。「照合終了」が表示されたら終了です。
CFM列にコンファーム情報、New列に変換情報が表示されます。
eQSL2Thw36

Match NG がある場合は [表示] → [Match_NG_Archive2.csv] で確認できます。

[hdb 更新] で「Hamlog.hdb更新終了」が表示されて、HAMLOGのログに反映されます。
eQSL2Thw37
[戻る] で照合処理画面を閉じます。
Archiveの処理画面で [戻る] をクリックすると確認画面が出るので「ファイルを置き換える」を選びます。
eQSL2Thw38
メイン画面の[終了] でeQSL2Thwを終了します。

HAMLOGで確認するとQSL受領マークが更新されています。
eQSL2Thw43
ただ、交信時にeQSL非会員/LoTW非会員だと判断した局がeQSLでコンファームされているケースがあり、このままだと紙QSLカードを印刷してしまうので修正しておきました。
 J_E → E#E

以上でeQSLコンファーム情報のHAMLOGへの転送は完了です。

(4) QSLカード画像のダウンロード
新しく追加されたQSL画像をダウンロードします。
eQSL2Thwのメイン画面でeQSL.ccに [LogIn] して、[Archiveの処理] でArchiveの処理画面を表示します。(Archiveへの新規追加 がなければ短時間で表示されます。)
メニューバーの [連続画像保存] からjpg画像のダウンロードを行います。
jpg取得開始番号で新規追加された最初のQSLのNo(ipgマークの無いNo)を指定してダウンロードします。
2022-11-24 (4)
上記の例ではNo7800から50件をダウンロードする指定ですが、No7812までしかないので13件がダウンロードされます。

また、手動によりQSL画像を保存することもできます。Archiveの処理画面の「Archive QSOs」をスクロールして、「jpg」欄に「*」印が無いQSOの行(Date欄)をクリックするとQSL画像がダウンロードされてQSL画像が表示されます。
JPG画像表示ウィンドウを閉じると「jpg」欄に「*」印が付きます。

4. QSL画像の表示
ダウンロードした画像はメイン画面の [画像表示] から表示する事が出ます。
表示位置はメイン画面の右側と下側を選べます。
2022-11-24 (5)
右に表示してみました。
jpg欄に「*」のある行(Date)をクリックするとQSL画像が表示されます。
eQSL2Thw45
右側の [スライドショーを開始] でスライドショー再生されますが、常にNo1からなので新しいもののみ見たい場合には使えないですね。(^^;

(おまけ1)
ダウンロード画像は環境設定で設定した 「jpgの保存先ドライブ」に保存されます。私の設定では以下になります。
 F:\Toshi\Pictures\eQSL_Jpeg\JA4JOE\jpg
エクスプローラーで作成日時の降順表示にしてプレビューウィンドウを表示させて新しく追加されたQSLカードを確認する事が出来ます。(JPEGの撮影日時情報が入っているカードがあるので作成日時順で表示します。)
エクスプローラーの詳細表示では上下矢印キーで画像を見ていけるので便利です。
eQSL2Thw44

私はまとめてQSL画像をダウンロードしておいて、時間のある時に新しいQSLカードを確認して、必要ならHAMLOGのNmae、QTHなどを追記、修正する事にします。

(おまけ2)
HAMLOGで相手コールサインを入力した時に、ダウンロードeQSL画像があれば表示する事が出来ます。以下を参照してください。


以上、eQSL2Thwの設定と使い方でした。

LoTW2Thwもそうでしたが、コンファーム情報のダウンロード、HTML取得、Hamlog.hdbの読込、照合とステップを踏んで操作する必要があります。自動で一連のステップを連続実行する機能があると嬉しいのですが、途中でエラーが出た時の対処が難しいのでしょうかね。