今朝は良い天気ですが、昨夜は雷が凄くて雹も降りました。
近くの送電線に落雷があったようで夜の8時半から11時頃まで停電していたようです。
私は10時過ぎても真っ暗なままで何もできないので、さっさと寝ました。(笑)

昨日の午後、知り合いの山口市の局長さんのFT8設定をお手伝いしました。
TeamViewerを使ったリモートサポート方式で設定作業をやりました。
4月4日に一度トライしたのですが、お使いの山口ケーブルTVのインターネットが遅すぎて駄目でした。
そのため、40M契約に変更してもらって昨日、再チャレンジしました。

無線機はFTDX10です。(YAESUのHPから拝借)
ftdx10
FTDX10の設定をやるのは初めてですが、FTDX101の設定はやった事があります。
FTDX101やFTDX10は2021年4月に「PRESET」機能が追加されています。FT-710も PRESET 機能があります。
せっかくなので、今回、PRESET機能を使ってやってみようと思いました。
FTDX10は事前にファームウエアを最新版にしておいてもらいました。

今後のサポートの参考用に設定情報を記録しておきます。PRESETの内容はFTDX101、FT-710も同じなので、これらの無線機のFT8設定も同じだと思います。

FT8通信ソフトはJTDXで、HAMLOG、BktTimeSyncを使います。

1. FTDX10の設定
最初、PRESET機能を使うやり方で設定しようと思ったのですが、PRESETだとSSBやCWの設定も変わるようなので、DATA-Uモード(MODE PSK/DATA)のみにPRESETと同じ設定をする事にしました。
これなら、JTDXからDATA-Uに自動切換えでFT8をやったあとに、SSBモードに戻せば設定はSSB用に戻ります。
設定内容はPRESETと同じにしました。
設定作業はLINEのTV電話でFTDX10を写してもらって、会話しながら行ってもらいました。

FTDX10のセッティングメニューから設定します。
FT10_3
設定内容を表にしました。赤字が初期値から変更したパラメーターです。
FT8Preset1

(参考)FTDX101
FTDX101のセッティングメニューから設定します。
FT8Preset3
赤字が初期値から変更するパラメーターです。
FT8Preset2
(FTDX101 あるある)
FT-DX101MPでは以下のトラブルのヘルプが多いです。FTDX101の「あるある」です。
・SUBバンドになっている。
 FTDX101は2バンド同時受信出来ますが、SUBバンドを選択しているとJTDXで「リグコントロールエラー」が表示されて上手く動作しません。MAINバンドにしてください。
・R.FILを300Hzにしている
 R.FILを300HzにしたままでFT8をやろうとして、ウォーターホールの中央が真っ赤になってるというヘルプをもらう事があります。3kHzにしてください。


(参考)FT-710
FT-710のセッティングメニューから設定します。
FT8Preset4
赤字が初期値から変更するパラメーターです。
FT710-2
FT-710ではDATAモードの初期値がFT8用に合わせてあるようで、初期値と違うのはRPTT SELECTのみです。JTDXのPTT制御をCATにすれば初期値のままでも動くと思います。
USB MOD GAINが50なので、パソコンのオーディオ出力を絞らないといけないかも知れません。(実際にFT-710でやって見たわけでは無いので違うかも知れません。)

(参考)FT-799A
FT-799Aは私も所有しているので別記事を書いています。



2. 仮想COMドライバー インストール
YAESU機はCP2015を使っていますが、専用のシリアルポート ドライバーが必要です。
仮想COMポートドライバーのページからCOMポートドライバーをダウンロードします。
インストールのやり方は「仮想COMポートドライバー インストールマニュアル」に書いてあります。

CP210x_Universal_Windows_Driver.zipを解凍します。(解凍後に以下の作業を行ってください。)
silabser.inf ファイルを右クリックして、[その他のオプションを確認] を右クリックします。
INF1
[インストール] を右クリックして、COMポートドライバーをインストールします。

デバイスマネージャーからCOMポートの割付を確認します。(キャプチャして無かったので、YAESUのマニュアルの抜粋です。(^^;)
FT10_5
COMポートが2つ追加されていますが、Enhanced COM Port の番号を覚えておきます。今回はCOM3でした。Standard COM Portが若い番号になる事もあるので注意してください。

3. BktTimeSync
自分のブログの記事を見ながらインストール、設定を行いました。


4. JTDXのインストール、設定
自分のブログの記事を見ながらインストール、設定を行いました。


[全般]の設定はコールサイン、グリッドロケーターを設定しました。
FT10_10
[無線機]の設定はリグを「Yaesu FTDX-10」、CATコントロールをEnhanced COM Port COM3にします。
2023-04-16 (1)
ボーレートはFTDX10のCAT RATE に合わせます。
PTT方法はCAT制御にしました。
(補足)リグの設定は、FTDX101、FTDX101MP、FT-710では、それぞれ、FTDX101D、FTDX101MP、FT-710を設定してください。
(注)FT-710が無い場合はhamlibをバージョンアップしてください。

(トラブル1)
[CAT TEST] でエラーになりました。ちょと悩みましたが、FTDX10のVFO SPLIT がONになっていたので、SPLITを解除してもらったら動作するようになりました。(^^;
FT10_8
次の[オーディオ]の設定は以下の入出力を設定しました。(オーディオ入出力が、他にパソコンのスピーカーしか無かったので名前の変更はやりませんでした。)
2023-04-16 (3)
(トラブル2)
ウォーターフォールを確認するとセンターのみが赤くなっていました。ルーフィングフィルターが500Hzだったので3kHzに変更してもらいました。
FT10_9
他の設定はブログ記事の内容と同じ設定にしました。


5. パソコンのオーディオ設定
このブログの以下の記事を参考にして設定します。


デバイス名の変更はしませんでした。出力の既定のデバイスはパソコンのスピーカーにしました。
出力:スピーカー(USB AUDIO CODEC)のボリュームは100にしました。
入力:ライン(USB AUDIO CODEC)のボリュームは80にしました。

受信レベルはJTDXのメイン画面右下のレベルメーターで、80dBくらいになるように入力のボリュームを調整しました。

送信出力の調整はFTDX10のメーター表示をALC表示にしてもらって、JTDXのPwrスライダーで調整して1/4くらい振れるレベルにしました。(2024年3月追記 YAESU機ではALCがALCゾーン(≒Sメーターの9) の5~7 くらい振れるようにすれば良いです。)
FT10_11

6. HAMLOG連携
HAMLOGとの連携もブログの記事を見ながら設定を行いました。

試しに交信してHAMLOGにログが転送される事を確認しました。

7. レクチャー
FT8運用開始 JTDX+HAMLOGの「11. JTDXで通信する」に従って簡単にレクチャーしました。
実際に通信してみてもらうのが早道ですね。(^^;
QSLカードに関して質問があったので、eQSLへの登録を勧めておきました。

また、DXをやるならLoTWへの登録もした方が良いと話しておきました。

関連ソフトやオンラインログへのリンクは以下にまとめています。
 FT8関連ソフト 記事リスト

以上です。2時から始めて6時前までかかりました。(^^;

作業時にあまり詳しく説明できなかったので、関連情報のページや説明書の関連部分を載せておきました。
FT8開始のお手伝いをするのは今度の局長さんで 8人目です。
うち2名の方は性に合わなかったようですが、他の方はアクティブにFT8をやられています。
今度の局長さんはどうでしょうね。沼にハマってもらえるかな。(笑)