HAMLOGがバージョンアップされたので適用しました。ついでにIC-9700のF/Wもバージョンアップしました。

1. HAMLOG Ver5.39
HAMLOG Ver5.39 のリリースノートです。
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Ver5.39 2023/05/24
・JT-Get'sでALL.TXTを開く場合、初期フォルダは必ずWSJT-XやJTDXの
 フォルダとなるよう変更。関係ないテキストを開いてしまった場合
 戻すのが大変なため。
・QSOデータチェッカーに移動エリアが/Pだけのチェックを追加。
・7文字以上のコールサインで過去の交信回数がおかしいことがある
 ので修正。
・KG4xxがGuantanamoで、KG4xやKG4xxx はUSAだそうですので、例外的
 にCTY.DATを読み込むよう修正。
https://n1mmwp.hamdocs.com/appendices/customizing-the-dxcc-list/
・JT-Get's上のコールしたい局をダブルクリックすると、WSJT-Xや
 JTDXが送信を開始するようにしました。
 この改良にあたり、JA9AOB、JA2BQX、JA3CLMの各OMに相談に乗って
 いただきました。特にJA9AOB-OMから有益な情報をいただき、何度も
 動作テストしていただきました。ありがとうございました。
 なお、今までどおりデュープチェックしたい場合はEnterキーを押
 してください。
 WSJT-X/JTDX側のUDP設定が必要です。
 https://hamlog.sakura.ne.jp/html/HID00121.html ←こちら
・JT-Get'sの表示(V)メニュー → [wsjtx.logから強制転送(W)]の
 ショートカットキーは、入力ウインドウの[データの登録]と同じ
 にしました。初期設定ではF12キーです。
・Big CTY - 21 May 2023 を同梱。
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興味があったのは「JT-Get's上のコールしたい局をダブルクリックすると、WSJT-XやJTDXが送信を開始するようにしました。」です。
JT-Get'sからWSJT-X/JTDXの送信開始を行えるようになりました。
私はJT-Get'sは使ってないのですが、JT-Get'sを使っている方はJT-Get's画面からhQSLユーザーだけを呼ぶなどの操作が出来るので便利かも知れませんね。

試してみました。
私はJTAlertを使っているので、JTDXのUDPサーバー設定は 224.0.0.1/2237 にしています。
JT-Get'sの設定をこれに合わせて設定しました。(チェックは使用するかどうかではなく、変更する時にチェックという変なUIになってます。)
HAMLOG1
JT-Get'sのCQ局をダブルクリックしても何も起きませんでした。マルチキャストUDPだとうまく動作しないようです。
このため、JTDX側とJT-Get's側を 127.0.0.1/2237 にしてテストして見ました。
HAMLOG4
HAMLOG2
今度はダブルクリックで送信できました。(^^;

UDPを扱うのならALL.TXTを監視するのではなく、JT-Get'sでUDPメッセージを表示してログに記録してもらえると、WSJT-XとJTDXを切換えて使う場合にALL.TXTフォルダーを変更しなくて良いので、便利な気がします。

2. IC9700 F/W Version 1.42
「DVレピータモニター機能をONにした状態でレピータモニターの接続先(TO)を切り替えた時、切り替える前のレピータの音声が聞こえる場合があったのを改善」との事でバグフィックスのみです。
IC9700_1
バージョンアップしました。
20230525_094720
バージョンアップのやり方は以下を参考にしてください。


DVレピータモニター機能はしばらく使ってみましたが、最大でも30分で解除されるので使わなくなりました。
サーバーの負荷軽減は理解できますが、今のD-STARの利用状況をみると制限なしにしても良いのではないかと思います。dmonitorは制限が無いのですが、不安定なのでdmonitorは使いたくないです。