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昨年10月の「WSJT-X/JTDX+JTAlertによるFT8運用環境向上(改版3)」の改版記事です。
JTAlertは細かい改良が続けられていて、現在も月1回程度バージョンアップされています。
改版の度に記事に反映するようにしていますが、(追記)が増えて見にくくなったので改版しておきます。他に、(2-2) メニューバーを追加して目次を見直しました。
(2024年11月3日)
JTAlert 2.63.2 対応でLoggingの設定画面、メニューバーの [Alerts] 画面を更新しました。
JTAlertを使う事で以下が出来るようになります。
① オンエア局が同一モード同一バンドで交信済みかどうかを表示(B4表示)してくれる。
② CQを出している局が初モードまたは初バンドの場合は色分けと音声で知らせてくれる。
③ 交信中、受信文に自分のコールがあるとチャイムで知らせてくれる。
④ オンエア局がeQSL.cc、LoTWのユーザーかどうかを表示
⑤ 相手局のQRZ.comの登録情報(Name,QTH)を表示、JT_Linkerを使えばHAMLOGに転送できる。
⑥ eQSL.ccなどのオンラインログへログ自動発行(QRZ.com、HRDlog.net、HamQTH、eQSL.cc、Clublog.orgに対応)
⑦ 強力なAlert機能があり、Wanted DXCC、Wanted US State などを設定しておくと色分と音声で知らせてくれる。
JTDXを使えば、JTDX単独でほぼ同じ事が出来ますが、④ eQSLユーザーの表示と、⑤ 相手局のQRZ.comの登録情報(Name,QTH)の表示は出来ません。
また、⑦のDXCCの未交信エンティティ局やWASの未交信州の局をAlert表示(色や音)で教えてくれる機能はDXCCやWASを狙っている方には強力なツールになります。
Alert表示を自分に合わせてカスタマイズ出来るので、うまく使うと、とても便利なソフトであることは間違いないと思います。(そのぶん、設定項目が多すぎて使いこなすのが大変です。(^^;)
なお、JT_LinkerがeQSL.cc、LoTW、ClubLogへの自動アップロードをサポートしているので、私は eQSL.ccへの電子QSLカード自動発行はJT_Linkerを使っています。
前置きが長くなりましたが、ここからJTAlertの導入です。
説明はeQSL.cc、QRZ.comへの登録が終わっている前提で書いています。
eQSL.cc、QRZ.comに関する設定は後からでも出来ますので、未登録の方はとりあえず関連する設定をしないでJTAlertの設定を進めてください。
なお、eQSL.cc、QRZ.com、LoTWへの登録は以下の記事を参考にしてください。
・eQSL.cc FT8運用環境向上 eQSL登録
・QRZ.com FT8運用環境向上 QRZ.com登録
・LoTW FT8運用環境向上 LoTW登録
2.80.2 以降のJTAlertでは .NET 8 Desktop Runtime が必要です。WIndowsの設定で「アプリと機能」を表示してMicrosoft Windows Desktop Runtime-8.x.xxがインストールされている事を確認します。

インストールされていなければhttp://hamapps.com/のページトップのリンクから windowsdesktop-runtime-8.x.xx-win-xzz.exe をダウンロードします。x64とx86があるので自分のパソコンに合ったものをダウンロードしてください。

ダウンロードしたexeファイルを実行してインストールします。
(2) JTAlertのダウンロード
JTAlertを以下からダウンロードします。
http://hamapps.com/ Download JTAlert [Click Here] をクリックします。

JTAlertをダウンロードします。JTAlertの現時点のバージョンは JTAlert 2.62.0でした。

(3) 関連ファイルのダウンロード
同時に以下の Fileもダウンロードしておきます。
・JTAlert Voiced Alert Sound Files
Download Sound Files [Click Here] からダウンロードします。
日本語もありますが、私はEnglish (UK) Male + Femaleをダウンロードして、Famale voice をインストールして使っています。好みでどうぞ。(^^;

・HamApps Callsign Database
HamApps Callsign DatabaseはJTAlertに同梱されていて自動的にインストールされるのでダウンロードの必要はありませんが、HamApps Callsign Databaseのみ更新される事があるので時々確認してダウンロードしてアップデートすると良いです。
(補足 追記 2023年11月)HamApps Callsign Databaseには、DXエンティティ辞書(cty.dat)、LoTWおよびeQSLのユーザーリストが含まれています。「DXペディション局のエンティティ名が違う」、「LoTWやeQSLを始めたのにユーザー表示されない」などの場合は最新のHamApps Callsign Databaseをインストールしてください。
(4) JTAlertのインストール
ダウンロードした JTAlert.2.xx.x.Install.exeを実行してJTAlertをインストールします。
最初にライセンス確認とインストール先確認があります。インストール先はデフォルトのままにしました。

メニューフォルダーもデフォルトのままにしました。

Select Additional Tasks
WSJT-X用ではJTAlert for WSJT-X をチェックします。JTDX用の場合はJTAlert for JTDXをチェックします。両方使う場合は両方チェックします。

インストールが終了するとデスクトップに「JTAlert for WSJT-X」(JTDXの場合「JTAlert for JTDX」) のアイコンが追加されているはずです。

一度、デスクトップアイコンから「JTAlert V2 for WSJT-X」(または「JTAlert V2 for JTDX」)を起動します。
言語の確認とコールサイン入力画面がでるので、Englishを選んで(日本語はありません)、自分のコールサインを入力します。

WSJT-X(JTDX)の起動待ちになるので、[Cancel & Quit]で終了させてください。

以上でJT_Alertのインストールは終了です。
(5) HamApps_Soundsのインストール
HamApps_Sounds_2.5.3_Setupを実行してインストールします。
HamApps.Sounds.2.5.3.(en-GB).Setup.exeの場合、途中でFamaleとMaleの選択画面が出るので好みのVoiceを選んでインストールします。

(補足)ウィルス誤検出対策
セキュリティソフトのウィルス誤検出によりJTAlertをインストールできない事や実行できない事があります。
この場合はセキュリティソフトの設定でJTDXのインストール先ホルダーを監視対象から除外すれば上手くいきます。Windows11のWindows セキュリティーの場合、
「ウィルスと脅威の防止」→「設定の管理」→「除外の追加または削除」
で除外フォルダーを設定します。自己責任で行ってください。
(徐外フォルダー)
C:¥Program Files (x86)¥HamApps¥JTAlert
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥HamApps
(アップデート)
JTAlertのアップデートはJTAlertのProgram Updatesで確認できます。
Settings→Manage Settings→Program Updates→[Check for Updates]
新しいバージョンがある場合は、新規インストールと同じ手順で新しいバージョンをダウンロードしてインストールしてください。
(注)JTAlert 2.62.20 でJTAlertの実行ファイル名がJTAlert.exeからJTAlertV2.exeに変更されました。これにともない 2.61.0 以前のJTAlertをインストールを済みの場合、古いJTAlertをアンインストールしてからバージョンアップする必要があります。参考:JTAlert 2.62.0 バージョンアップ
HamApps Callsign DatabaseはJTAlertのインストール時に一緒にインストールされますが、HamApps Callsign Databaseのみ更新される事があるので時々確認してダウンロードしてアップデートすると良いです。HamApps Callsign DatabaseにはeQSLユーザー、LoTWユーザー、DXエンティティ-(cty.dat) の情報を含んでいます。
先に過去の交信ログファイルの準備をしておきます。このファイルをJTALertのログファイルとして指定する事で、過去の交信情報も参照させることができます。
なお、HAMLOGを使われている方でもFT8をこれから始めるなどで、まだFT8やJT65のログが無い方などのログを引き継ぐ必要のない方はこの作業は必要ありません。
HAMLOGからのログ情報取り込み作業については別記事「ADIF Master による ADIFファイル正規化」を参照して下さい。
HAMLOGから出力した wsjtx_log.adi をJTAlertのデーターフォルダーにコピーして「log.adi」にリネームします。(後述)
WSJT-X (JTDX) を起動します。
(WSJT-X)
WSJT-Xのメニューバーから ファイル→ 設定→ レポート
[UDPサーバー]の設定を、UDPサーバー = 224.0.0.1、UDPサーバーのポート番号 = 2237にします。右側の[UDP要求を受け付ける]、[UDPリクエストが来たとき知らせる]、[ウィンドウを元に戻すUDPリクエストを受け付ける] をチェックします。

JTAlertとWSJT-XはUDPポートを使って通信します。JTAlertはUDPポート経由でWSJT-Xから情報を取得し、WSJT-Xの受信メッセージのコールサイン部分に色を付けます。
また、JTAlertのCallsignsウィンドウのCQコールサインタイルをクリックして相手を呼び出せます。
(WSJT-X 2.6.0以降では、 [送信周波数固定] が有効になっている場合、CQ以外のコールサインタイルでも呼び出せます。)
(JTDX)
JTDXのメニューバーから ファイル→ 設定→ レポーティング
今回、eQSL自動発行はJTAlertで行いJTDXのeQSL送信機能は使わないので、[eQSLへの送信を有効化] はチェックを外します。
[主要なUDPサーバー]の設定を、UDPサーバーアドレス = 224.0.0.1、UDPサーバーポート = 2237にします。右側の[UDP要求を受け入れる]、[UDP要求があった場合に通知する]、[ウィンドウを復元するUDP要求を受け入れる] をチェックします。

JTAlertとITDXはUDPポートを使って通信します。JATAlertはUDPポート経由でJTDXから情報を取得します。(JTDXではCQメッセージ以外もJTDX自身で色付け表示されるので、WSJT-Xの場合にあるコールサインへの色付け機能はありません。)
(おまけ 2023年10月追記)UDP 通信障害のトラブルシューティング
JTAlertのヘルプに書かれていますが、JTAlert と WSJT-X/JTDX 間の UDP 通信障害のトラブルシューティングです。 実際に 224.0.0.1 を 239.255.0.1 にしたらうまくいったケースがありました。

(JTDXの場合)

以下のようなメッセージが表示される場合はWSJT-X (JTDX) とのUDP通信が上手くいっていないのでWSJT-X (JTDX) の設定を確認してください。

また、WSJT-X (JTDX) とのUDP通信が出来ていない場合、Band、Modeが表示されません。

(参考)コマンドライン
JTAlertを起動する際の引数(コマンドライン)は以下があります。
デスクトップに作られるWSJT-X用アイコンとJTDX用アイコンはそれぞれ、/wsjtx、/jtdx の引数を付けてJTAlertを実行するものです。
/callsign= コールサインを一時的に変えて起動します。
/myid= 指定文字がJTAlertのメインパネルに表示されます。(例えば、/myid=IC-7300 などでリグ名を表示します。)
その他の引数については、JTAlertのヘルプファイルを見てください。

他にCallsignsウィンドウが表示されていると思いますが、Callsignsウィンドウについては後で説明します。
以下、主な設定画面を載せます。私の場合の設定なので参考にして自分の好みに合わせて設定してください。
設定内容の意味が良く分からないところはデフォルトにしています。(私もちゃんと理解できていない項目が多いです。(^^;)
各設定項目でデフォルトから変更しているところは青文字、デフォルトのままの所は黒文字にしておきます。
あまり関係なさそうな設定項目(良くわかってない設定(^^;)も項目名だけは記載しておきます。今後必要に応じて情報を追加したいと思います。
メニューバーから Settings→ Manage Settings で設定画面を表示します。

Alertsのトップ画面では以下で設定するAlertsのON/OFFをまとめて設定できます。

JTAlert本体メニューバーの[Alerts]でON/OFFする事も出来ます。
・Alerts/Own Call
メッセージに自局のコールを含んでいると通知します。

[Alert Callsigns & Names] 自分のコールサインが設定されています。
自局宛メッセージの色 [Alert Color] は赤にしています。[Set Font Color] と [Set background] で設定します。
[Alert Sound] Wave File Pathは [Default] を押すと先にインストールしたHamApps_Soundsのデフォルト音が設定されます。
[Test]ボタンで自局宛メッセージ受信時のチャイム音のテストが出来るので、Volume で適当な音量に設定してください。
なお、チャイム音が出ない場合は、先にSound Cardの設定を行ってください。
また、JTAlertのインストール時にJTAlert Voiced Alert Sound Files のインストールをしていないと音が出ません。
(注意 JTDX)
JTDXの 設定→ 通知・色付け で [自局コールサインにシステム音] をONにしている場合は、2重に音が出るのでJTDX側のチェックを外してください。
(補足)
アラート音の音量はWindowsのシステム ボリューム、アプリ(Callsings #1)のボリューム、JTAlertの個々のAlert Sound volume の掛け算で変化します。
アプリのボリュームは音量ミキサーで調整します。

JTAlertの個々のAlert Sound volumeは、Wanded DXCCなどの注意したいAlert音を100%、Own Callを80%、それ以外を50%にするなどの調整が出来ます。
・Alerts/CQ
CQメッセージの通知の色はWSJT-X(JTDX)の設定に合わせてピンクにしました。[Set background]で設定します。

・Alerts/Directed CQ
設定しておくと、「CQ JA」などの地域指定のCQメッセージを受信すると通知します。
・Alerts/Wanted Prefix
欲しいプリフィックスを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WPXアワードを狙う方は設定すると便利です。
・Alerts/Wanted CQ Marathon
CQ DXマラソンで欲しいエンティティ、Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Wanted US State
米国の欲しい州を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WASアワードを狙う方は設定すると便利です。


バンド毎、モード毎の設定も出来ます。
私は[Tracking]を「Any Band」にしてMIXでのAlert通知設定にしてますが、既にMIXでは50州を達成して、バンド毎の達成を狙っているかたは「By Indivisual Band」にしてバンド毎の達成を狙えば良いです。
・Alerts/Wanted VE Provience
カナダの欲しい州を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WARACアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/DXCC
欲しいエンティティー(国)を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。DXCCアワードを狙う方は設定すると便利です。

[Auto clear triggered Alart entity after logging] をチェックしておくと、対象Alert局と交信後に自動的にそのエンティティーが交信済みになります。私はLoTWでのコンファーム後に交信済みにするので使っていません。
[Alert Color] は目立つ色にして、[Alert Sound] は音量(Volume)を最大にしています。
Bands(Any Bands)で欲しいエンティティーを設定します。

バンド毎、モード毎の設定も出来ます。
私は[Tracking]を「Any Band」にしてMIXのAlert設定にしてます。既にMIXではDXCCを達成して、バンド毎の達成を狙っているかたは「By Indivisual Band」にしてバンド毎の達成を狙えば良いです。
(おまけ)Wanted DXCC 関連記事
LoTWのDXCCアワードを狙うためのWanted DXCCの設定に関しては以下の別記事を参考にしてください。
DXハンターの為のJTAlert Wanted DXCC Alertの設定と使い方
・Alerts/Wanted Continent
欲しい大陸を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WACアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/Wanted CQ Zone
欲しいCQ Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WAZアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/Wanted ITU Zone
欲しいITU Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Wanted Grid
欲しいGridを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Wanted Callsigns
通知して欲しいコールサインを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。知り合いが出ているのが分かるように登録しています。(笑) #1~#3のWanted Callsignsの設定があります。

無視したいコールサインを設定できます。

・Alerts/Miscellaneous Alerts/End of Tx/Decode keyword
フリーメッセージのキーワード検出でAlert通知します。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Tx Watcdog
WSJT-X/JTDXの送信タイムアウト時に音で通知してくれます。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Out of shack
・Alerts/Miscellaneous Alerts/User Defined Alert
指定したAlert発生時にプログラム(Batch,Scriptなど)を実行します。
Wanted DXCC局がいた場合にメールを送るなどの処理を行う事が出来ます。
(2023年9月8日追記)User Defined Alert機能を使ってAlertメールを送る記事を書きました。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Windows Notifications
・Alerts/Miscellaneous Alerts/No Alert
アラート対象外のコールサインの表示色を設定します。デフォルトのままで良いと思います。

・Alerts/Alers Priority
Alertsの優先順位を設定できます。

・Alerts/Worked B4
交信済み局をグレーにしています。

[Ignore Band] 交信済みの局がバンドに関係なくB4表示されます。
[Ignore Mode] 交信済みの局がモードに関係なくB4表示されます。
[Ignore Gridsquare] 交信済みの局がGridが違ってもB4表示されます。チェックしています。
[Ignore QSOs based on log entry date] 交信済み局判定の期限を設定します。設定年月日、もしくは設定日月より以前のログはB4になりません。
・Alerts/LoTW / eQSL
LoTWユーザ、eQSLユーザの表示設定メニューはCallsingsウィンドウ設定/[Callsign Options]にあります。
ここでは、LoTWとeQSLの有効判定期間の設定を行います。私は1年もログをあげていない局はLoTWやeQSLを使っていないと思われるので 1 Yearにしています。

・Alerts/Filters
Callsinsウィンドウに表示する局のフィルターを設定できます。B4局を表示しない、CQのみ表示するなどの設定ができます。また、eQSLとLoTWのメンバーで無い場合はAlert通知しない設定も出来ます。
Callsinsウィンドウ側のView Typeでも同様の事が出来るので、ここの設定は使わないほうが分かりやすいかも知れません。
(参考)Alert一覧表示
メイン画面でF7キーを押すと設定されたAlertの一覧が表示されます。AlertのON/OFF状態と色が分かります。(メニューバーから、View → Alert Types summary window でも表示出来ます。)
・Logging
[confirmed/Worked bands Display] Cardをチェックするとログ情報からConfirmed情報を表示します。HAMLOGから出力したADIFファイルを取り込むとHAMLOGのQSL受信情報から Confirmed を表示できます。
[Logging Options] の設定は理解できていないものも多いですが、私の設定を載せておきます。基本的にデフォルトのままです。(^^;
(2024年11月3日 JTAlert 2.63.2 で Log Gridsquare のロギングON/OFFが追加されたので画面を更新しました。)

Logging Options はスクロールして全体を見ます。


[Log without submode] チェックするとログにSUBMODE情報が出力されません。FT4などの区別がつかなくなるのでチェックしないでください。
[Log full name returned from XML lookup] チェックするとQRZ.comのname情報がフルネームでログに出力されます。
[Log full QTH returned from XML lookup] チェックすると長すぎてHAMLOGに転送出来ない事が多いのでチェックしていません。
[Log WSJT-X Comments to QSL Message Field] チェックすると、WSJT-X/JTDXのコメントをQSLメッセージとしてログに書き込みます。これによりeQSLのQSLメッセージにコメントを表示する事が出来ます。参考「eQSLへのコメント入力」
[Log seconds in time_on and time_off values] チェックしないとログの交信開始時刻と交信終了時刻の秒が00になります。FT4などでは同一分内に2局以上と交信する事があるのでチェックした方が良いです。
・Logging/Last QSO ADIF
ADIF File Locationは最後のQSOログが書き込まれるファイルを設定します。
JT_Linkerを使っている場合は、 [Enable transmission of last QSO] をチェックしてLast QSOのADIF情報をJT_Linkerに送る事が出来ます。
参考:JTDX/WSJT-XとHAMLOGを連携するJT_Linkerのインストールと設定

JT_Linkerを使わない場合はチェックしないでください。
・Logging/B4 Database
Standard ADIFファイルを使うので設定は不要です。
・Logging/Standard ADIF File (2024年2月 標準ファイル名を使うようにに変更)
2. HAMLOGからのログ情報取り込み準備でHAMLOGから出力した wsjtx_log.adi をJTAlertのデーターフォルダーにコピーして「log.adi」にリネームします。
データーフォルダーは以下になります。(JA4JOEは自分のコールになります。)
C:\Users\username\AppData\Local\HamApps\JA4JOE\logs\JTAlertX

Standard ADIF Fileとして、HAMLOGから出力したファイルを指定します。これにより、過去の交信情報も参照されるようになります。
[Select] ボタンでJTAlertのデーターフォルダーの log.adi を指定します。

(補足)
HAMLOGのログを引き継ぐ必要のない方は[Create New]でデフォルトディレクトリにlog.adiファイルを新規作成してください。
HAMLOGを使ってない場合、WSJT-XやJTDXの wsjtx_log.adi をコピーして使う事も出来ます。
コピーした wsjtx_log.adi のファイル名を log.adi に変更して、JTAlertのデーターフォルダーにある log.adi に上書きします。
(注)JTAlertの画面に「IMPORTANT」と表示されていますが、Standard ADIF FileはWSJT-XやJTDXのwsjtx_log.adi を指定する事は出来ません。同じwsjtx_log.adi を指定するとうまく動作しません。
Standard ADIF Fileの設定を行わないとeQSLの発行やJT_LinkerによるHAMLOG連携がうまく行かないので必ず設定してください。
DXLab DXKeeper 以下の設定はネット上のログサービスや海外で良く使われているログソフトを利用する場合の設定ですが、私はJT_Linker経由でHAMLOGを使っているので、すべてのチェックを外しています。
・Logging/DXLab DXKeeper
・Logging/HRD V5/V6
・Logging/Log4OM V1
・Logging/Log4OM V2
・Logging/ACLog
JTAlertを起動したときに他の必要なソフトを自動起動する事が出来ます。Delay msは以下の値で大丈夫と思いますが、上手くいかない場合は長くしてください。
以下画面の設定でJTAletを起動すると、WSJT-X(JTDX) 、JT_Linker、Hamlogが自動的に起動するようになります。
終了時もJTAletXを終了すると、他のソフトも終了します。
(WSJT-X)

(JTDX)

(補足)
HAMLOGは一度操作した後は自動終了しません。別に終了してください。
HAMLOGが起動した状態でJTAlertを起動すると、HAMLOGで「No5 ファイルをオープンできない」のエラーになりますが、HAMLOG環境設定で「QSOデータの共有オープン」をチェックするとエラーが出なくなります。
オプション→環境設定→設定2 「QSOデータの共有オープン」をチェック
・Applications/WSJT-X/JTDX
[Color Band Activity ...] をチェックしておくとWSJT-X側のバンド状況Windowsのメッセージのコールサイン部分がJTAlertで設定した色になります。(JTDXでも動作します。)
JTDXの場合「Color Band Activity DXCall with Wanted Call #1 colors (not JTDX) 」をチェックするとJTDXの [DX Call] ボックスに入っている局がWanted Call #1に設定した色で表示されて便利です。
(JTAlert 2.80.4で機能追加)(2025年3月22日 JTAlert 2.80.4で「Color Band Activity DXCall with Wanted Call #1 colors (not JTDX) 」が追加されたので画面を更新しました。)

(補足)WSJT-X 2.6.0 からWSJT-X自身で 73/RR73メッセージに色付けする機能が追加になったので、JTAlertで設定する必要は無いかも知れません。参考:WSJT-X 2.6.0-rc3 バージョンアップ
・Applications/MSHV
・Applications/DXLab Suite
[Extended Display] 私はLog Fieldのみを表示する設定にしています。Windowの設定はメニューバーの[View]でも変更でます。

・Window/Docking
[Window Position] JT-AlertがWSJT-X(JTDX)の上にくっついて表示されるようにしています。

・Window/Macros(Free-Text)
マクロに関する設定を行います。マクロについては(4) Macroウィンドウに記載します。

・Window/Decodes
・Window/Callsign QSO Histry
・Window/Activity
・Window/Messaging
メッセージ受信の動作に関する設定を行います。JTAlertを使っていて[Receive Text Messages] をチェックしている局同士で、メッセージのやりとりが出来ます。メッセージを受信した場合にMessagingウィンドウがポップアップして通知音が鳴るようにしています。

・Window/Popup Windows
デフォルトの設定のままで良いと思います。[Popup Windows] の2か所はチェックしてログの書込み結果を5秒間表示するようにしています。

ショートカットキーの一覧です。変更は出来ません。

・Web Services
HamSpots.netへのレポート送信はONにしています。

HamSpots.netでは、オンラインユーザー同士のチャット、自局を受信した局のスポット情報などを見る事が出来ます。
・Web Services/Online Logbooks
eQSL.ccで電子QSLカードを自動発行する場合は、Enableにして、eQSL.ccに登録したコールサイン/パスワード/QTH Nicknameを入力します。

eQSL.ccの登録がまだの方は設定しないでおいて、eQSL.ccの登録完了後に設定すれば良いです。
JT_LinkerでeQSLへの送信を行う場合はチェックは外しておきます。(私はJT_Linkerを使ってeQSLへの送信を行っています。)
QRZ.comは有料会員になると自動送信出来ますが、私は有料会員では無いので月一度 LoTWからインポートしています。
ClubLogへの送信も出来ます。
・Web Services/Online XML Callbooks
QRZ.comから情報(Name,QTH)を取得して表示するように、QRZ.comに登録したコールサイン/パスワードを設定しています。

QRZ.comの登録がまだの方は設定しないでおいて、QRZ.comの登録完了後に設定すれば良いです。
LoTWなどのログからWanted DXCCなどの情報を再構築する事が出来ます。

詳細はDXハンターの為のJTAlert Wanted DXCC Alertの設定と使い方を参考にしてください。
Sound Cardはパソコンのスピーカーを指定します。
[Sound Schedule] 夜中とかに音を出なくする設定もあります。家族からクレームがあった?(笑)

[Test Play] でスピーカーから音が出るのを確認してください。
自局のコールサイン、位置情報などを設定します。

[Check for updates] でJTAlertのアップデートを確認できます。
新しいバージョンがある場合は [Visit HamApps.com] に移動してダウンロードする事が出来ます。

以上で設定完了です。
一度、JTAlertとWSJT-X(JTDX)を終了してJTAlertを再起動してください。
WSJT-X(JTDX)、HAMLOG、JT_Linkerも同時に起動されるはずです。
また、[View] からDecodes Windowなどのウィンドを開く事が出来ます。
メニューバーのメニューを載せておきます。各メニューの機能は(2-1) Manage Settingsを見てください。
[Alerts]
Manage Settings/Alertsから設定したAlertsのON/OFFをワンタッチで確認、変更できます。
(2024年11月3日 JTAlert 2.63.2 で 「Clear Callsign data Cache」が追加されたので画面を更新しました。2024年3月22日 JTAlert 2.63.4 で 「Add to Session Ignored Cache when QSO logged」が追加されたので画面を更新しました。)

[Settings]
Manage Settings/AlertsのWanted xxx の設定をワンタッチで開くことができます。HamSpotsのON/OFFやRebuild Alert Databaseを開くメニューもあります。
(2024年3月22日 JTAlert 2.63.4 で 「Hide Adif Import window」が追加されたので画面を更新しました。)

[Manage Callsign Overrides] は特定局のDXエンティティを設定する機能です。
参考:E51D を North Cook Islands と表示させる
[View]
Manage Settings/Windowにあるメイン画面設定を行えます。また、Decodes Windowなどのウィンドを開く事が出来ます。

Show Log fields をチェックしてLog Fieldsを表示すると、Log Fieldsに交信相手局コールサインとQRZ.comへの登録情報(Name,QTH)が表示されます。
各ウィンドウは ファンクションキー(Hotkey)から開く事も出来ます。

"C:\Users\toshi\AppData\Local\HamApps\JA4JOE\config\JTAlertX\config.sqlite"
設定変更の度にバックアップが作られるので、前の設定に戻す必要がある場合は以前のファイルをconfig.sqliteにして戻すことが出来ます。


上記ではCallsignsウィンドウをJTALert本体の上に置いていますが、配置は自由に変えられます。
Callsignsウィンドウが開いていない場合はJT_Alertの View-->Callsins Windows で表示させてください。(F3キーでも表示できます。)



Open at startup をチェックしているとJTAlert起動時にCallsignsウィンドウが自動的に開きます。
Show status bar のチェックを外すとステータスバーが非表示になります。F2キーで表示に戻せます。(JTAlert 2.62.22 で追加)
Zoom levelでコールサイン表示サイズを調整出来ますが、CTRL+マウススクロールで調整する方が簡単です。

[Callsign section] コールサインタイルの上側の表示内容を設定します。
[Country section] コールサインタイルの下側の表示内容を設定します。
「B4 date replaces Country」チェックするとB4(交信済み)局の場合、国名の代わりに交信日付を表示します。
「Use secondary Alert Colors」チェックするとコールサインタイルの下側の表示色が2番目に優先度の高いアラートの色で表示されます。(JTAlert 2.80.4で追加)
[Visual Display] コールサインの表示に関する設定です。
「Allow blinking effect」チェックするとWanted DXCCなどのAlert設定局が点滅表示されます。
[Tooltip ] マウスカーソルをコールサインタイルの上に置くと相手のDecode、Location、Station情報をポップアップ表示しますが、その表示位置を設定できます。
[Symbols] LoTWユーザー、eQSLユーザーの表示はデフォルトでは以下になっています。(同じ記号の入力が出来なかったので、記号が少し違ってますが気にしないでください。(^^;)
◆ LoTWユーザー
● eQSLユーザー
★ Onlineの相手(メッセージのやり取りが出来ます。)

たくさんのパネルを開くと訳が分からなくなるので、私はメインパネルとAlerts Only、Cllersのサブパネルのみを開いています。Alerts Only、Callersパネルは右側に置いています。

(パネル表示内容設定)
パネルの表示内容は各パネルの左上の▢をクリックしてView Typeを選択します。

パネルのView Type(表示内容)は以下があります。
Alertの表示はJTAlert本体のManage Settingsの項目と一致しているので、ある程度分かると思います。詳細説明は割愛します。(正直全部は分かっていません。(笑))
・# Alert:Callers
・# Alert:Continent
・# Alert:CQ Zone
・# Alert:Directed CQ
・# Alert:DXCC
・# Alert:FFMA Grid
・# Alert:Grid
・# Alert:ITU Zone
・# Alert:Marathon
・# Alert:Prefix
・# Alert:US State
・# Alert:VE Province
・# Alert:Wanted Call(1,2,3)
・# Alert:Wanted Call #1
・# Alert:Wanted Call #2
・# Alert:Wanted Call #3
・ Alerts None
・ Alerts Only
・ Decodes:All
・ Decodes:CQ
・ Decodes:CQ Alerted
・ Decodes:CQ Directed
・ Decodes:DX
・ Decodes:Local
・ Distant decodes
・ Portable decodes
・ QSL:Eqsl decodes
・ QSL:Lotw decodes
・ RR73/73 decodes
・ SNR:strong decodes
・ SNR:weak decodes
#が付いた(実際はPIN留めマーク)Alertsはパーシステント(Persistent)表示設定が出来ます。
パーシステント表示設定をすると表示されたコールはFT8の次のシーケンスになっても消えません。
私の場合、メインパネルは All Decodesで全メッセージのコールサインを表示しています。
Sub Panel 1. は Alerts Only としてAlertsコールサインのみを表示しています。
Sub Panel 2. は Callers として交信相手を表示しています。Callers表示は、例えばCQを出して複数の局から呼ばれた場合に呼んできた局を全部表示します。一定時間表示しているので、一局目の交信が終わったら次の局を呼ぶというような使い方が出来ます。
・Cllsign sort oder
各パネルの左上の▢をクリックして、More Options に [Cllsign sort oder] があります。

以下、 [View Type] 、[Cllsign sort oder] 以外の設定があるものをいくつか載せておきます。
・Alert:Callers

[Persist] パーシステント(Persistent)表示設定にすると、次のシーケンスに移っても表示を継続します。
表示時間は[Auto clear old callsings] で設定します。デフォルトは5分です。
Callers表示の場合、他にCount Level、Decode Time、Decode ageの表示有無などが設定出来ます。
[Cllsign sort oder] はAge、Countで並び順(降順/昇順)を指定します。
・CQ decodes
CQ表示にdirected CQとRR73/73を含むかどうかを設定します。
RR73/73を含めておくと、CQ、RR73、73メッセージのみを表示させることが出来ます。

・Distanat decodes
Distant decodes表示のスレッショルドレベル(km)と並び順(降順/昇順)を設定出来ます。

・SNR decodes
SNR:strong decodes、SNR:weak decodes表示のスレッショルドレベル(dB)と並び順(降順/昇順)を設定出来ます。


[Reset to defaults] で各パネルの色が初期値になります。
(2023年11月14日 追記)JTAlert 2.61.0でダークテーマが追加されました。ダークテーマ設定時はダークテーマ用の初期値になります。参考:JTAlert 2.61.0 バージョンアップ


[Callsign click Wsjtx reply] CQ局をクリックすると応答する事が出来ます。デフォルトはダブルクリックですが、私はシングルクリックで呼び出すようにしています。
以下ではそれぞれ FRIEND、LOCAL、TEMP というAlias名を付けてみました。


(ステータスバーの表示)
全て表示する設定の場合、ステータスバーには以下が表示されます。

左から、
UTC Clock UTC時刻を表示
Panel decode counts 各パネルに表示されたデコード数を表示(例ではパネル0に9局)
DT Median DTのずれの中央値を表示(例では+0.1秒)
DX Call WSJT-X(JTDX)のDX Callに表示された局を表示
Band & Mode バンドとモードを表示
Current Layout レイアウト名(右下ギヤマークを右クリックして、名前を付けてセーブするとレイアウト名を付けられます。)

(補足)JTAlertを複数同時起動する場合のCallsignsウィンドウの設定
JTDX+JTAlertを複数同時起動して使う場合、Callsignsウィンドウの設定はそれぞれのJTAlert(インスタンス)に対して行う必要があります。
JTAlert本体はLog Fieldsのみを表示するようにしています。Log Fieldsはメニューバーの[View]で表示させます。他に Confirmed Band を表示出来ますが、JTAlert本体サイズが大きくなるので表示していません。
それぞれのウィンドウの位置とサイズはパソコンの画面に合わせて調整してください。CallsignsウィンドウをJTAlert本体の上に置いていますが、Callsignsウィンドウが狭すぎてデコード局を全部表示できない事があります。JTAlertのDock to WSJT-Xをやめて、JTAlert本体とCallsignsウィンドウをWSJT-Xの横に置いてCallsignsウィンドウを広げた方が良いかも知れません。(私はJTDXを2つ同時に起動する事があるので、画面の半分だけを使うような配置にしています。)
CTRL+マウススクロールでコールサインタイル表示サイズを調整出来ます。
(WSJT-X)

(JTDX)

JT-Alertのそれぞれの表示は以下のようになっています。

① 同一バンド同一モードで交信済みの場合、コールサインタイルをグレー(Alerts/Worked B4で設定)にしてB4を付けて表示します。
② 初めての局 初モード、初バンドの CQ局があるとコールサインタイルをピンク(Alerts/CQで設定)にして、音声で「CQ」と知らせてくれます。コールサインタイルの右上にCQ、DXなどのバッジを表示します。
CQを出している局を呼びたい場合、その局(上の例では②)をクリックするとWSJT-X(JTDX)が応答メッセージを送信します。WSJT-X(JTDX)側でメッセージをダブルクリックするのと同じ動作をします。
③ LoTWとeQSLの登録局の場合は、コールサインタイルにそれぞれ ♦、●を表示します。
★は相手がJTAlertを使用していてメッセージのやり取りが出来る事を示しています。
④ メッセージに自分のコールが入っていると、受信時にコールサインタイルが赤(Alert/Own callで設定)になってチャイムが鳴ります。
(補足1)
CQ以外の局もコールサインタイルのクリックで呼び出せます。
WSJT-Xの場合WSJT-X 2.6.0以降、WSJT-Xの [送信周波数固定] が✓されているとコールサインタイルのクリックで呼び出すように出来ます。(WSJT-X 2.6.0-rc3 バージョンアップ参照)
JTDXの場合JTDX側の設定によりコールサインタイルのクリックで呼び出すように出来ます。([UDP応答メッセージ受け入れ]参照)
(補足2)
バッジは以下の種類があります。[Badges & Borders]参照
Standard CQ 普通のCQメッセージ
Directed CQ CQとコールの間に、DX、US、EUなどの文字が入っているメッセージ、
POTA/SOTA/VOTA POTA,SOTA,VOTAは2文字のバッジで表示されます。
73 73、RR73メッセージ
[Alerts Only パネル]
⑤ Alert表示のコールサインのみを表示します。Alert表示のみ表示するのでAll Decodesの表示数が多い場合に見やすくなります。
[Callers パネル]
⑥ 呼んできた局をすべて表示します。QSOが終わると消えますが、未交信局は表示が残るので後で呼ぶことが出来ます。Alert:Callersの[Auto clear old callsings] で設定した時間が経つと自動的に消えます。
(注) Log FieldsはStandard ADIF Fileの設定をしていないと表示できません。
⑧ 右端の[QRZ]ボタンを押すとQRZ.comのWeb画面が表示されます。
⑨ QSL MessageとCommentを切替えて表示します。QSL Messageを入れておくとeQSLのRemarksに反映されます。
(Loggingの設定で[Log WSJT-X Comments to QSL Message field]をチェックしていると、そちらが優先されるので、ここのQSL Messageは使われません。)
(補足1)
メインウィンドウにコンファームバンド情報を表示する事が出来ます。
View → Show Confirmed Bands → Enable

メインウィンドウの下側にコンファームバンド情報が表示されます。

相手局との未交信バンドが分かります。
(補足2)
メインウインドウが画面外になって行方不明になった時に画面の中央に表示させることが出来ます。
WindowsのタスクトレイにあるJTAlertアイコンをクリックするとメニューが表示されます。(JTAlert 2.2.62.2 で追加)
[Recover off-screen main window] で表示位置が画面中央になります。



Wanted Callsign Alert の場合、[Miscellaneous Options]で設定したAlias名も表示されます。

ここから、その局との交信記録表示、QRZ.comページ表示、メッセージ送信などを行えます。
Wanted Callsings Listへの追加削除、Ignored Callsigns Listへの追加削除も行えます。

(2023年11月14日 追記)JTAlert 2.61.0からContextメニューの上部に良く使う操作のアイコンが表示されるようになりました。
(2023年2月5日 追記)JTAlert 2.62.0でContextメニューの一番上に [wsjtx reply] が追加されました。 [wsjtx reply] を左クリックするするとWSJT-X(JTDX)が送信状態になってメッセージの送信を開始します。
ログ書き込み結果画面が表示されます。

Web Services/Online LogbooksでeQSL.ccの自動発行の設定をしている場合、交信が終わってJTAlertのログが記録されると、自動的にeQSL.ccへログがアップロードされて電子QSLカードが発行されます。eQSL.ccにログがアップロードされたかどうかは、eQSL.ccにログインしてOutBoxを見て確認できます。

当然ですが、パソコンがインターネットにつながっていないとeQSL.ccへのログアップロードは失敗します。(注)JTAlertではアップロードが失敗してもエラーは表示されないので注意が必要です。

JTAlert本体のツールバーからMessagingウィンドウを表示しておきます。F5キーでも表示できます。
View→Messaging Window
メッセージの受信はメインウィンドウの [Msgs ON/OFF] からON/OFFできます。メッセージを受信したくない場合はOFFにしておきます。
Messagingウィンドウを表示した状態で交信が終わると交信相手のコールサインがMessagingウィンドウに表示されて、相手がJTAlertを使ってメッセージを使える場合は[ONLINE] 表示になっています。

送信メッセージを入力して [Send] ボタンを押すとメッセージが送信されます。
相手のメッセージは受信メッセージエリアに表示されます。(自分宛にメッセージを送ってみました。)

受信メッセージの上で右クリックして[Save message text for reuse]でテキストを保存できます。保存したテキストは送信メッセージ入力枠の下のドロップダウンセレクターで選択できます。

相手からメッセージを送ってきた場合は、通知音が鳴って自動的にMessagingウィンドウが開きます(Window/Messagingの設定による)。
交信した相手以外でも直接コールサインを入力して、相手がONLINE状態ならメッセージを送る事が出来ます。
Callsignsウィンドウでメッセージを送りたい相手のコールサインタイル上で、マウス右クリックで Send Text Messsage to Callsign を選ぶとコールサインがMessagingウィンドウに転送されます。
(設定)
Mesagingウィンドウ右下のギヤマークから自動起動や色設定などを行えます。

[Messages] 設定の Group messages by contact をチェクすると、受信メッセージエリアの横に相手コールが表示され、相手毎にMessagingウィンドウを切換えられます。
Send my name in messages をチェックして名前(英文字)を設定しておくと、コールサインと一緒に名前が表示されます。(JTAlert 2.80.2 で機能追加)
MacroウィンドウはJTAlert本体メニューバーの[View] から [Macros Windows] を表示させます。(F8キーから表示させる事も出来ます。)

右上の2マークをクリックすると編集モードになります。右側のボックスに文字を入力すると左側に入ります。

置換文字として@、$、&、>、% などが使えます。
2マークをクリックすると編集モードが終了します。
MacroウィンドウのメッセージをクリックするとWSJT-X/JTDXの [Tx5] にメッセージが転送されます。

参考にすべてのウィンドウを表示させた状態の画面を載せておきますが、全て表示させるとWSJT-X(JTDX)を表示させる場所が無くなりますね。(^^;

① Band Heat Windows
各バンドにどのくらいの局が出ているかを色で表示します。
②JTAlertメインウィンドウ(JTAlert本体)
③ Callsigns Windows
④ Decodes Windows
デコードデータを詳しく表示します。
⑤ Messaging Windows
交信相手がJTAlertを使っている場合(★表示) ネット経由でメッセージをやり取りできます。
⑥ Activity Windows
各バンド、モードのアクティビティーを表示します。
⑦ QSO History
(1-3) Confirmed情報と同じ内容が常時表示されます。交信相手の交信済みバンドが分かります。
⑧ Macroウィンドウ
以上、JTAlertのインストール、設定と簡単な使い方の説明でした。
設定項目が多いので、実際に使いながら好みに合わせて設定を変えてください。
(あとがき)
JTAlertは使いこなすのが大変ですが、うまく使えばとても便利なソフトです。まだ使われていない方は是非使ってみてください。
今回の改版はバージョンアップの都度、追記して画面キャプチャを差替えていたので前回改版より楽でした。しかし、また情報を追加したので記事が更に増殖しました。(^^;
とりあえずJTAlertを使ってみたいだけの人には細かすぎて読む気にならないでしょうね。(笑)
ダイジェスト版を書こうとかとも思いましたが、とりあえず使ってみたい方は他の方のブログ(例えばこれとか)を見てください。
実際に使い出して不明点が出た時に、この記事を見てもらうのが良いかな。(^^;
間違いや疑問点がありましたらコメントで教えていただけるとありがたいです。質問もコメントからお願いします。
昨年10月の「WSJT-X/JTDX+JTAlertによるFT8運用環境向上(改版3)」の改版記事です。
JTAlertは細かい改良が続けられていて、現在も月1回程度バージョンアップされています。
改版の度に記事に反映するようにしていますが、(追記)が増えて見にくくなったので改版しておきます。他に、(2-2) メニューバーを追加して目次を見直しました。
(2023年9月4日)
JTAlert 2.60.10 対応で(1-2) JTAlertメインウィンドウを変更。参考:JTAlert 2.60.10 バージョンアップ
(2023年11月14日)
JTAlert 2.61.0 対応でダークテーマ関連情報を追記。用語の見直し 「Callsingsウィンドウ」→「コールサインタイル」参考:JTAlert 2.61.0 バージョンアップ
(2024年2月5日)
JTAlert 2.62.20 でJTAlertの実行ファイル名がJTAlert.exeからJTAlertV2.exeに変更されました。
これにともない画像の差替えを行いました。参考:JTAlert 2.62.0 バージョンアップ
(2024年4月6日)
JTAlert 2.62.21 対応で Alerts/Worked B4 の画像を更新しました。
(2024年7月6日)
JTAlert 2.62.22 対応で [Window Options] の画像を更新しました。(1-2) JTAlertメインウィンドウの補足2を追加しました。
(2024年9月15日)
JTAlert 2.63.0 対応で メインウィンドウのメニューにMsgs ON/OFFが追加されました。Alerts/LoTW eQSL(AG) FlagsにeQSL有効期限が追加されました。
(2023年11月14日)
JTAlert 2.61.0 対応でダークテーマ関連情報を追記。用語の見直し 「Callsingsウィンドウ」→「コールサインタイル」参考:JTAlert 2.61.0 バージョンアップ
(2024年2月5日)
JTAlert 2.62.20 でJTAlertの実行ファイル名がJTAlert.exeからJTAlertV2.exeに変更されました。
これにともない画像の差替えを行いました。参考:JTAlert 2.62.0 バージョンアップ
(2024年4月6日)
JTAlert 2.62.21 対応で Alerts/Worked B4 の画像を更新しました。
(2024年7月6日)
JTAlert 2.62.22 対応で [Window Options] の画像を更新しました。(1-2) JTAlertメインウィンドウの補足2を追加しました。
(2024年9月15日)
JTAlert 2.63.0 対応で メインウィンドウのメニューにMsgs ON/OFFが追加されました。Alerts/LoTW eQSL(AG) FlagsにeQSL有効期限が追加されました。
(2024年11月3日)
JTAlert 2.63.2 対応でLoggingの設定画面、メニューバーの [Alerts] 画面を更新しました。
(2025年1月15日)
JTAlert 2.80.2 対応で「.NET 8 Desktop Runtime」のインストールを変更しました。Mesagingウィンドウの設定画面を更新しました。
(2025年3月22日)
JTAlert 2.63.4 対応でCallsignウィンドウ設定、メニューバーの[Alerts]、[Settings] 、Applications/(Wsjt-X/Jtdx) の設定画面を更新しました。
(ここから本文です。)(2025年3月22日)
JTAlert 2.63.4 対応でCallsignウィンドウ設定、メニューバーの[Alerts]、[Settings] 、Applications/(Wsjt-X/Jtdx) の設定画面を更新しました。
JTAlertを使う事で以下が出来るようになります。
① オンエア局が同一モード同一バンドで交信済みかどうかを表示(B4表示)してくれる。
② CQを出している局が初モードまたは初バンドの場合は色分けと音声で知らせてくれる。
③ 交信中、受信文に自分のコールがあるとチャイムで知らせてくれる。
④ オンエア局がeQSL.cc、LoTWのユーザーかどうかを表示
⑤ 相手局のQRZ.comの登録情報(Name,QTH)を表示、JT_Linkerを使えばHAMLOGに転送できる。
⑥ eQSL.ccなどのオンラインログへログ自動発行(QRZ.com、HRDlog.net、HamQTH、eQSL.cc、Clublog.orgに対応)
⑦ 強力なAlert機能があり、Wanted DXCC、Wanted US State などを設定しておくと色分と音声で知らせてくれる。
JTDXを使えば、JTDX単独でほぼ同じ事が出来ますが、④ eQSLユーザーの表示と、⑤ 相手局のQRZ.comの登録情報(Name,QTH)の表示は出来ません。
また、⑦のDXCCの未交信エンティティ局やWASの未交信州の局をAlert表示(色や音)で教えてくれる機能はDXCCやWASを狙っている方には強力なツールになります。
Alert表示を自分に合わせてカスタマイズ出来るので、うまく使うと、とても便利なソフトであることは間違いないと思います。(そのぶん、設定項目が多すぎて使いこなすのが大変です。(^^;)
なお、JT_LinkerがeQSL.cc、LoTW、ClubLogへの自動アップロードをサポートしているので、私は eQSL.ccへの電子QSLカード自動発行はJT_Linkerを使っています。
前置きが長くなりましたが、ここからJTAlertの導入です。
説明はeQSL.cc、QRZ.comへの登録が終わっている前提で書いています。
eQSL.cc、QRZ.comに関する設定は後からでも出来ますので、未登録の方はとりあえず関連する設定をしないでJTAlertの設定を進めてください。
なお、eQSL.cc、QRZ.com、LoTWへの登録は以下の記事を参考にしてください。
・eQSL.cc FT8運用環境向上 eQSL登録
・QRZ.com FT8運用環境向上 QRZ.com登録
・LoTW FT8運用環境向上 LoTW登録
目次
- 1. JTAlertインストール
- 2. HAMLOGからのログ情報取り込み準備
- 3. WSJT-X (JTDX) の設定
- 4. JTAlert の設定
(1) JTAlertの起動
(2) JTAlertの設定 -
(2-1) Manage Settings
(2-2) メニューバー
5. Callsignsウィンドウの設定 - (1) Callsignsウィンドウの表示
- (2) Callsignsウィンドウの設定
6. JTAlertの使い方
(1) 画面の説明
(1-1) Callsignsウィンドウ - (1-2) JTAlertメインウィンドウ
- (1-3) Confirmed情報
- (1-4) Tooltips表示
- (1-5) Contextメニュー
- (2) eQSL.cc 電子QSL自動発行
- (3) Messagingウィンドウ
- (4) Macroウィンドウ
- (5) その他のウィンドウ
-
1. JTAlertインストール
(1) .NET 8 Desktop Runtimeのインストール2.80.2 以降のJTAlertでは .NET 8 Desktop Runtime が必要です。WIndowsの設定で「アプリと機能」を表示してMicrosoft Windows Desktop Runtime-8.x.xxがインストールされている事を確認します。

インストールされていなければhttp://hamapps.com/のページトップのリンクから windowsdesktop-runtime-8.x.xx-win-xzz.exe をダウンロードします。x64とx86があるので自分のパソコンに合ったものをダウンロードしてください。

ダウンロードしたexeファイルを実行してインストールします。
(2) JTAlertのダウンロード
JTAlertを以下からダウンロードします。
http://hamapps.com/ Download JTAlert [Click Here] をクリックします。

JTAlertをダウンロードします。JTAlertの現時点のバージョンは JTAlert 2.62.0でした。

(3) 関連ファイルのダウンロード
同時に以下の Fileもダウンロードしておきます。
・JTAlert Voiced Alert Sound Files
Download Sound Files [Click Here] からダウンロードします。
日本語もありますが、私はEnglish (UK) Male + Femaleをダウンロードして、Famale voice をインストールして使っています。好みでどうぞ。(^^;

・HamApps Callsign Database
HamApps Callsign DatabaseはJTAlertに同梱されていて自動的にインストールされるのでダウンロードの必要はありませんが、HamApps Callsign Databaseのみ更新される事があるので時々確認してダウンロードしてアップデートすると良いです。
(補足 追記 2023年11月)HamApps Callsign Databaseには、DXエンティティ辞書(cty.dat)、LoTWおよびeQSLのユーザーリストが含まれています。「DXペディション局のエンティティ名が違う」、「LoTWやeQSLを始めたのにユーザー表示されない」などの場合は最新のHamApps Callsign Databaseをインストールしてください。
(4) JTAlertのインストール
ダウンロードした JTAlert.2.xx.x.Install.exeを実行してJTAlertをインストールします。
最初にライセンス確認とインストール先確認があります。インストール先はデフォルトのままにしました。

メニューフォルダーもデフォルトのままにしました。

Select Additional Tasks
WSJT-X用ではJTAlert for WSJT-X をチェックします。JTDX用の場合はJTAlert for JTDXをチェックします。両方使う場合は両方チェックします。

インストールが終了するとデスクトップに「JTAlert for WSJT-X」(JTDXの場合「JTAlert for JTDX」) のアイコンが追加されているはずです。

一度、デスクトップアイコンから「JTAlert V2 for WSJT-X」(または「JTAlert V2 for JTDX」)を起動します。
言語の確認とコールサイン入力画面がでるので、Englishを選んで(日本語はありません)、自分のコールサインを入力します。

WSJT-X(JTDX)の起動待ちになるので、[Cancel & Quit]で終了させてください。

以上でJT_Alertのインストールは終了です。
(5) HamApps_Soundsのインストール
HamApps_Sounds_2.5.3_Setupを実行してインストールします。
HamApps.Sounds.2.5.3.(en-GB).Setup.exeの場合、途中でFamaleとMaleの選択画面が出るので好みのVoiceを選んでインストールします。

(補足)ウィルス誤検出対策
セキュリティソフトのウィルス誤検出によりJTAlertをインストールできない事や実行できない事があります。
この場合はセキュリティソフトの設定でJTDXのインストール先ホルダーを監視対象から除外すれば上手くいきます。Windows11のWindows セキュリティーの場合、
「ウィルスと脅威の防止」→「設定の管理」→「除外の追加または削除」
で除外フォルダーを設定します。自己責任で行ってください。
(徐外フォルダー)
C:¥Program Files (x86)¥HamApps¥JTAlert
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥HamApps
(アップデート)
JTAlertのアップデートはJTAlertのProgram Updatesで確認できます。
Settings→Manage Settings→Program Updates→[Check for Updates]
新しいバージョンがある場合は、新規インストールと同じ手順で新しいバージョンをダウンロードしてインストールしてください。
(注)JTAlert 2.62.20 でJTAlertの実行ファイル名がJTAlert.exeからJTAlertV2.exeに変更されました。これにともない 2.61.0 以前のJTAlertをインストールを済みの場合、古いJTAlertをアンインストールしてからバージョンアップする必要があります。参考:JTAlert 2.62.0 バージョンアップ
HamApps Callsign DatabaseはJTAlertのインストール時に一緒にインストールされますが、HamApps Callsign Databaseのみ更新される事があるので時々確認してダウンロードしてアップデートすると良いです。HamApps Callsign DatabaseにはeQSLユーザー、LoTWユーザー、DXエンティティ-(cty.dat) の情報を含んでいます。
2. HAMLOGからのログ情報取り込み準備
(Turbo HAMLOGを使ってる方のみ)先に過去の交信ログファイルの準備をしておきます。このファイルをJTALertのログファイルとして指定する事で、過去の交信情報も参照させることができます。
なお、HAMLOGを使われている方でもFT8をこれから始めるなどで、まだFT8やJT65のログが無い方などのログを引き継ぐ必要のない方はこの作業は必要ありません。
HAMLOGからのログ情報取り込み作業については別記事「ADIF Master による ADIFファイル正規化」を参照して下さい。
HAMLOGから出力した wsjtx_log.adi をJTAlertのデーターフォルダーにコピーして「log.adi」にリネームします。(後述)
3. WSJT-X (JTDX) の設定
先に WSJT-X (JTDX) 側のUDP Serverの設定を行います。WSJT-X (JTDX) を起動します。
(WSJT-X)
WSJT-Xのメニューバーから ファイル→ 設定→ レポート
[UDPサーバー]の設定を、UDPサーバー = 224.0.0.1、UDPサーバーのポート番号 = 2237にします。右側の[UDP要求を受け付ける]、[UDPリクエストが来たとき知らせる]、[ウィンドウを元に戻すUDPリクエストを受け付ける] をチェックします。

JTAlertとWSJT-XはUDPポートを使って通信します。JTAlertはUDPポート経由でWSJT-Xから情報を取得し、WSJT-Xの受信メッセージのコールサイン部分に色を付けます。
また、JTAlertのCallsignsウィンドウのCQコールサインタイルをクリックして相手を呼び出せます。
(WSJT-X 2.6.0以降では、 [送信周波数固定] が有効になっている場合、CQ以外のコールサインタイルでも呼び出せます。)
(JTDX)
JTDXのメニューバーから ファイル→ 設定→ レポーティング
今回、eQSL自動発行はJTAlertで行いJTDXのeQSL送信機能は使わないので、[eQSLへの送信を有効化] はチェックを外します。
[主要なUDPサーバー]の設定を、UDPサーバーアドレス = 224.0.0.1、UDPサーバーポート = 2237にします。右側の[UDP要求を受け入れる]、[UDP要求があった場合に通知する]、[ウィンドウを復元するUDP要求を受け入れる] をチェックします。

JTAlertとITDXはUDPポートを使って通信します。JATAlertはUDPポート経由でJTDXから情報を取得します。(JTDXではCQメッセージ以外もJTDX自身で色付け表示されるので、WSJT-Xの場合にあるコールサインへの色付け機能はありません。)
(おまけ 2023年10月追記)UDP 通信障害のトラブルシューティング
JTAlertのヘルプに書かれていますが、JTAlert と WSJT-X/JTDX 間の UDP 通信障害のトラブルシューティングです。 実際に 224.0.0.1 を 239.255.0.1 にしたらうまくいったケースがありました。
・239.255.0.1 などの別のマルチキャスト IP アドレスを試してください。
・2238、2239 などの別の UDP ポートを試してください。
・JTDX が「管理者として実行」に設定されていないことを確認してください。
4. JTAlert の設定
(1) JTAlertの起動
WSJT-X(JTDX)は先に起動しておいてください。WSJT-X(JTDX)が起動していないと以下のメッセージを表示してWSJT-X(JTDX)の起動を待ち続けます。
(JTDXの場合)

以下のようなメッセージが表示される場合はWSJT-X (JTDX) とのUDP通信が上手くいっていないのでWSJT-X (JTDX) の設定を確認してください。

また、WSJT-X (JTDX) とのUDP通信が出来ていない場合、Band、Modeが表示されません。

(参考)コマンドライン
JTAlertを起動する際の引数(コマンドライン)は以下があります。
1."/wsjtx"
2."/jtdx"
3."/mshv"
4."/callsign="
5."/log="
6."/logfile="
7."/myid="
8."/autostart="
9."/autostop="
デスクトップに作られるWSJT-X用アイコンとJTDX用アイコンはそれぞれ、/wsjtx、/jtdx の引数を付けてJTAlertを実行するものです。
/callsign= コールサインを一時的に変えて起動します。
/myid= 指定文字がJTAlertのメインパネルに表示されます。(例えば、/myid=IC-7300 などでリグ名を表示します。)
その他の引数については、JTAlertのヘルプファイルを見てください。
(2) JTAlertの設定
JTAlertが起動した状態のJTAlert本体画面です。(初期状態の表示は多少違うかも知れません。)他にCallsignsウィンドウが表示されていると思いますが、Callsignsウィンドウについては後で説明します。
(2-1) Manage Settings
JTAlertの設定は Manage Settings から行います。以下、主な設定画面を載せます。私の場合の設定なので参考にして自分の好みに合わせて設定してください。
設定内容の意味が良く分からないところはデフォルトにしています。(私もちゃんと理解できていない項目が多いです。(^^;)
各設定項目でデフォルトから変更しているところは青文字、デフォルトのままの所は黒文字にしておきます。
あまり関係なさそうな設定項目(良くわかってない設定(^^;)も項目名だけは記載しておきます。今後必要に応じて情報を追加したいと思います。
メニューバーから Settings→ Manage Settings で設定画面を表示します。

Manage settings 目次
-
1. Alerts
2. Logging
3. Applications
4. Window
5. Miscellaneous
6. Web Services
7. Rebuild Alert DataBase
8. Sound Card
9. Station Callsign
10. Program Updates
Alerts
・AlertsAlertsのトップ画面では以下で設定するAlertsのON/OFFをまとめて設定できます。

JTAlert本体メニューバーの[Alerts]でON/OFFする事も出来ます。
・Alerts/Own Call
メッセージに自局のコールを含んでいると通知します。

[Alert Callsigns & Names] 自分のコールサインが設定されています。
自局宛メッセージの色 [Alert Color] は赤にしています。[Set Font Color] と [Set background] で設定します。
[Alert Sound] Wave File Pathは [Default] を押すと先にインストールしたHamApps_Soundsのデフォルト音が設定されます。
[Test]ボタンで自局宛メッセージ受信時のチャイム音のテストが出来るので、Volume で適当な音量に設定してください。
なお、チャイム音が出ない場合は、先にSound Cardの設定を行ってください。
また、JTAlertのインストール時にJTAlert Voiced Alert Sound Files のインストールをしていないと音が出ません。
(注意 JTDX)
JTDXの 設定→ 通知・色付け で [自局コールサインにシステム音] をONにしている場合は、2重に音が出るのでJTDX側のチェックを外してください。
(補足)
アラート音の音量はWindowsのシステム ボリューム、アプリ(Callsings #1)のボリューム、JTAlertの個々のAlert Sound volume の掛け算で変化します。
アプリのボリュームは音量ミキサーで調整します。

JTAlertの個々のAlert Sound volumeは、Wanded DXCCなどの注意したいAlert音を100%、Own Callを80%、それ以外を50%にするなどの調整が出来ます。
・Alerts/CQ
CQメッセージの通知の色はWSJT-X(JTDX)の設定に合わせてピンクにしました。[Set background]で設定します。

・Alerts/Directed CQ
設定しておくと、「CQ JA」などの地域指定のCQメッセージを受信すると通知します。
・Alerts/Wanted Prefix
欲しいプリフィックスを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WPXアワードを狙う方は設定すると便利です。
・Alerts/Wanted CQ Marathon
CQ DXマラソンで欲しいエンティティ、Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Wanted US State
米国の欲しい州を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WASアワードを狙う方は設定すると便利です。

[Auto clear triggered Alart entity after logging] をチェックしておくと、対象Alert局と交信後に自動的にその州のWanted Us Stateのチェックが外れます。私はLoTWでのコンファーム後にチェックを外すので使っていません。
[Alert Color] は目立つ色にして、[Alert Sound] は音量(Volume)を最大にしています。
Band(Any Bands)で欲しい州を設定します。
バンド毎、モード毎の設定も出来ます。
私は[Tracking]を「Any Band」にしてMIXでのAlert通知設定にしてますが、既にMIXでは50州を達成して、バンド毎の達成を狙っているかたは「By Indivisual Band」にしてバンド毎の達成を狙えば良いです。
・Alerts/Wanted VE Provience
カナダの欲しい州を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WARACアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/DXCC
欲しいエンティティー(国)を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。DXCCアワードを狙う方は設定すると便利です。

[Auto clear triggered Alart entity after logging] をチェックしておくと、対象Alert局と交信後に自動的にそのエンティティーが交信済みになります。私はLoTWでのコンファーム後に交信済みにするので使っていません。
[Alert Color] は目立つ色にして、[Alert Sound] は音量(Volume)を最大にしています。
Bands(Any Bands)で欲しいエンティティーを設定します。

バンド毎、モード毎の設定も出来ます。
私は[Tracking]を「Any Band」にしてMIXのAlert設定にしてます。既にMIXではDXCCを達成して、バンド毎の達成を狙っているかたは「By Indivisual Band」にしてバンド毎の達成を狙えば良いです。
(おまけ)Wanted DXCC 関連記事
LoTWのDXCCアワードを狙うためのWanted DXCCの設定に関しては以下の別記事を参考にしてください。
DXハンターの為のJTAlert Wanted DXCC Alertの設定と使い方
・Alerts/Wanted Continent
欲しい大陸を設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WACアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/Wanted CQ Zone
欲しいCQ Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。WAZアワードを狙う方は設定すると便利でしょう。
・Alerts/Wanted ITU Zone
欲しいITU Zoneを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Wanted Grid
欲しいGridを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Wanted Callsigns
通知して欲しいコールサインを設定しておくとメッセージ受信時に通知します。知り合いが出ているのが分かるように登録しています。(笑) #1~#3のWanted Callsignsの設定があります。

末尾の文字としてワイルドカード文字「%」を使用できます。例:「VK3%」
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Ignored Callsign無視したいコールサインを設定できます。

・Alerts/Miscellaneous Alerts/End of Tx/Decode keyword
フリーメッセージのキーワード検出でAlert通知します。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Tx Watcdog
WSJT-X/JTDXの送信タイムアウト時に音で通知してくれます。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Out of shack
・Alerts/Miscellaneous Alerts/User Defined Alert
指定したAlert発生時にプログラム(Batch,Scriptなど)を実行します。
Wanted DXCC局がいた場合にメールを送るなどの処理を行う事が出来ます。
(2023年9月8日追記)User Defined Alert機能を使ってAlertメールを送る記事を書きました。
・Alerts/Miscellaneous Alerts/Windows Notifications
・Alerts/Miscellaneous Alerts/No Alert
アラート対象外のコールサインの表示色を設定します。デフォルトのままで良いと思います。

・Alerts/Alers Priority
Alertsの優先順位を設定できます。

・Alerts/Worked B4
交信済み局をグレーにしています。

[Ignore Band] 交信済みの局がバンドに関係なくB4表示されます。
[Ignore Mode] 交信済みの局がモードに関係なくB4表示されます。
[Ignore Gridsquare] 交信済みの局がGridが違ってもB4表示されます。チェックしています。
[Ignore QSOs based on log entry date] 交信済み局判定の期限を設定します。設定年月日、もしくは設定日月より以前のログはB4になりません。
・Alerts/LoTW / eQSL
LoTWユーザ、eQSLユーザの表示設定メニューはCallsingsウィンドウ設定/[Callsign Options]にあります。
ここでは、LoTWとeQSLの有効判定期間の設定を行います。私は1年もログをあげていない局はLoTWやeQSLを使っていないと思われるので 1 Yearにしています。

・Alerts/Filters
Callsinsウィンドウに表示する局のフィルターを設定できます。B4局を表示しない、CQのみ表示するなどの設定ができます。また、eQSLとLoTWのメンバーで無い場合はAlert通知しない設定も出来ます。
Callsinsウィンドウ側のView Typeでも同様の事が出来るので、ここの設定は使わないほうが分かりやすいかも知れません。
(参考)Alert一覧表示
メイン画面でF7キーを押すと設定されたAlertの一覧が表示されます。AlertのON/OFF状態と色が分かります。(メニューバーから、View → Alert Types summary window でも表示出来ます。)
Logging
・Logging[confirmed/Worked bands Display] Cardをチェックするとログ情報からConfirmed情報を表示します。HAMLOGから出力したADIFファイルを取り込むとHAMLOGのQSL受信情報から Confirmed を表示できます。
[Logging Options] の設定は理解できていないものも多いですが、私の設定を載せておきます。基本的にデフォルトのままです。(^^;
(2024年11月3日 JTAlert 2.63.2 で Log Gridsquare のロギングON/OFFが追加されたので画面を更新しました。)

Logging Options はスクロールして全体を見ます。


[Log without submode] チェックするとログにSUBMODE情報が出力されません。FT4などの区別がつかなくなるのでチェックしないでください。
[Log full name returned from XML lookup] チェックするとQRZ.comのname情報がフルネームでログに出力されます。
[Log full QTH returned from XML lookup] チェックすると長すぎてHAMLOGに転送出来ない事が多いのでチェックしていません。
[Log WSJT-X Comments to QSL Message Field] チェックすると、WSJT-X/JTDXのコメントをQSLメッセージとしてログに書き込みます。これによりeQSLのQSLメッセージにコメントを表示する事が出来ます。参考「eQSLへのコメント入力」
[Log seconds in time_on and time_off values] チェックしないとログの交信開始時刻と交信終了時刻の秒が00になります。FT4などでは同一分内に2局以上と交信する事があるのでチェックした方が良いです。
・Logging/Last QSO ADIF
ADIF File Locationは最後のQSOログが書き込まれるファイルを設定します。
JT_Linkerを使っている場合は、 [Enable transmission of last QSO] をチェックしてLast QSOのADIF情報をJT_Linkerに送る事が出来ます。
参考:JTDX/WSJT-XとHAMLOGを連携するJT_Linkerのインストールと設定

JT_Linkerを使わない場合はチェックしないでください。
・Logging/B4 Database
Standard ADIFファイルを使うので設定は不要です。
・Logging/Standard ADIF File (2024年2月 標準ファイル名を使うようにに変更)
2. HAMLOGからのログ情報取り込み準備でHAMLOGから出力した wsjtx_log.adi をJTAlertのデーターフォルダーにコピーして「log.adi」にリネームします。
データーフォルダーは以下になります。(JA4JOEは自分のコールになります。)
C:\Users\username\AppData\Local\HamApps\JA4JOE\logs\JTAlertX

Standard ADIF Fileとして、HAMLOGから出力したファイルを指定します。これにより、過去の交信情報も参照されるようになります。
[Select] ボタンでJTAlertのデーターフォルダーの log.adi を指定します。

(補足)
HAMLOGのログを引き継ぐ必要のない方は[Create New]でデフォルトディレクトリにlog.adiファイルを新規作成してください。
HAMLOGを使ってない場合、WSJT-XやJTDXの wsjtx_log.adi をコピーして使う事も出来ます。
コピーした wsjtx_log.adi のファイル名を log.adi に変更して、JTAlertのデーターフォルダーにある log.adi に上書きします。
(注)JTAlertの画面に「IMPORTANT」と表示されていますが、Standard ADIF FileはWSJT-XやJTDXのwsjtx_log.adi を指定する事は出来ません。同じwsjtx_log.adi を指定するとうまく動作しません。
Standard ADIF Fileの設定を行わないとeQSLの発行やJT_LinkerによるHAMLOG連携がうまく行かないので必ず設定してください。
DXLab DXKeeper 以下の設定はネット上のログサービスや海外で良く使われているログソフトを利用する場合の設定ですが、私はJT_Linker経由でHAMLOGを使っているので、すべてのチェックを外しています。
・Logging/DXLab DXKeeper
・Logging/HRD V5/V6
・Logging/Log4OM V1
・Logging/Log4OM V2
・Logging/ACLog
Applications
・Applications/Auto-StartJTAlertを起動したときに他の必要なソフトを自動起動する事が出来ます。Delay msは以下の値で大丈夫と思いますが、上手くいかない場合は長くしてください。
以下画面の設定でJTAletを起動すると、WSJT-X(JTDX) 、JT_Linker、Hamlogが自動的に起動するようになります。
終了時もJTAletXを終了すると、他のソフトも終了します。
(WSJT-X)

(JTDX)

(補足)
HAMLOGは一度操作した後は自動終了しません。別に終了してください。
HAMLOGが起動した状態でJTAlertを起動すると、HAMLOGで「No5 ファイルをオープンできない」のエラーになりますが、HAMLOG環境設定で「QSOデータの共有オープン」をチェックするとエラーが出なくなります。
オプション→環境設定→設定2 「QSOデータの共有オープン」をチェック
・Applications/WSJT-X/JTDX
[Color Band Activity ...] をチェックしておくとWSJT-X側のバンド状況Windowsのメッセージのコールサイン部分がJTAlertで設定した色になります。(JTDXでも動作します。)
JTDXの場合「Color Band Activity DXCall with Wanted Call #1 colors (not JTDX) 」をチェックするとJTDXの [DX Call] ボックスに入っている局がWanted Call #1に設定した色で表示されて便利です。
(JTAlert 2.80.4で機能追加)(2025年3月22日 JTAlert 2.80.4で「Color Band Activity DXCall with Wanted Call #1 colors (not JTDX) 」が追加されたので画面を更新しました。)

(補足)WSJT-X 2.6.0 からWSJT-X自身で 73/RR73メッセージに色付けする機能が追加になったので、JTAlertで設定する必要は無いかも知れません。参考:WSJT-X 2.6.0-rc3 バージョンアップ
・Applications/MSHV
・Applications/DXLab Suite
Window
・Window[Extended Display] 私はLog Fieldのみを表示する設定にしています。Windowの設定はメニューバーの[View]でも変更でます。

・Window/Docking
[Window Position] JT-AlertがWSJT-X(JTDX)の上にくっついて表示されるようにしています。

・Window/Macros(Free-Text)
マクロに関する設定を行います。マクロについては(4) Macroウィンドウに記載します。

・Window/Decodes
・Window/Callsign QSO Histry
・Window/Activity
・Window/Messaging
メッセージ受信の動作に関する設定を行います。JTAlertを使っていて[Receive Text Messages] をチェックしている局同士で、メッセージのやりとりが出来ます。メッセージを受信した場合にMessagingウィンドウがポップアップして通知音が鳴るようにしています。

・Window/Popup Windows
デフォルトの設定のままで良いと思います。[Popup Windows] の2か所はチェックしてログの書込み結果を5秒間表示するようにしています。

Miscellaneous
・Miscellaneous/HotKeysショートカットキーの一覧です。変更は出来ません。

Web Services
・Web ServicesHamSpots.netへのレポート送信はONにしています。

HamSpots.netでは、オンラインユーザー同士のチャット、自局を受信した局のスポット情報などを見る事が出来ます。
・Web Services/Online Logbooks
eQSL.ccで電子QSLカードを自動発行する場合は、Enableにして、eQSL.ccに登録したコールサイン/パスワード/QTH Nicknameを入力します。

eQSL.ccの登録がまだの方は設定しないでおいて、eQSL.ccの登録完了後に設定すれば良いです。
JT_LinkerでeQSLへの送信を行う場合はチェックは外しておきます。(私はJT_Linkerを使ってeQSLへの送信を行っています。)
QRZ.comは有料会員になると自動送信出来ますが、私は有料会員では無いので月一度 LoTWからインポートしています。
ClubLogへの送信も出来ます。
・Web Services/Online XML Callbooks
QRZ.comから情報(Name,QTH)を取得して表示するように、QRZ.comに登録したコールサイン/パスワードを設定しています。

QRZ.comの登録がまだの方は設定しないでおいて、QRZ.comの登録完了後に設定すれば良いです。
Rebuild Alert DataBase
・Rebuild Alert DataBaseLoTWなどのログからWanted DXCCなどの情報を再構築する事が出来ます。

詳細はDXハンターの為のJTAlert Wanted DXCC Alertの設定と使い方を参考にしてください。
Sound Card
・Sound CardSound Cardはパソコンのスピーカーを指定します。
[Sound Schedule] 夜中とかに音を出なくする設定もあります。家族からクレームがあった?(笑)

[Test Play] でスピーカーから音が出るのを確認してください。
Station Callsign
・Station Callsign自局のコールサイン、位置情報などを設定します。

Program Updates
・Program Updates[Check for updates] でJTAlertのアップデートを確認できます。
新しいバージョンがある場合は [Visit HamApps.com] に移動してダウンロードする事が出来ます。

以上で設定完了です。
一度、JTAlertとWSJT-X(JTDX)を終了してJTAlertを再起動してください。
WSJT-X(JTDX)、HAMLOG、JT_Linkerも同時に起動されるはずです。
(2-2) メニューバー
メニューバーの[Alerts]、[Settings] からManage Settings の設定を素早く行えます。また、[View] からDecodes Windowなどのウィンドを開く事が出来ます。
メニューバーのメニューを載せておきます。各メニューの機能は(2-1) Manage Settingsを見てください。
[Alerts]
Manage Settings/Alertsから設定したAlertsのON/OFFをワンタッチで確認、変更できます。
(2024年11月3日 JTAlert 2.63.2 で 「Clear Callsign data Cache」が追加されたので画面を更新しました。2024年3月22日 JTAlert 2.63.4 で 「Add to Session Ignored Cache when QSO logged」が追加されたので画面を更新しました。)

[Settings]
Manage Settings/AlertsのWanted xxx の設定をワンタッチで開くことができます。HamSpotsのON/OFFやRebuild Alert Databaseを開くメニューもあります。
(2024年3月22日 JTAlert 2.63.4 で 「Hide Adif Import window」が追加されたので画面を更新しました。)

[Manage Callsign Overrides] は特定局のDXエンティティを設定する機能です。
参考:E51D を North Cook Islands と表示させる
[View]
Manage Settings/Windowにあるメイン画面設定を行えます。また、Decodes Windowなどのウィンドを開く事が出来ます。

Show Log fields をチェックしてLog Fieldsを表示すると、Log Fieldsに交信相手局コールサインとQRZ.comへの登録情報(Name,QTH)が表示されます。
各ウィンドウは ファンクションキー(Hotkey)から開く事も出来ます。
F1 Open Help file.
F2 Open Settings window.
F3 Show Callsigns window.
F4 Show Decodes window.
F5 Show Messaging widow.
F6 Show Call History window.
F7 Show Alert Types summary window.
F8 Show Macros window.
F9
F10
F11 Show Activity window
F12 Show Band Heat window
[Msgs ON/OFF]
テキストメッセージの受信をON/OFF出来ます。(2.63.0で追加)
(2023年11月14日 追記) JTAlert 2.61.0 で [Dark theme Windows] が追加され、ダークテーマの設定が出来るようになりました。JTAlert 2.61.0 バージョンアップ
(参考情報)
設定情報のファイルは config.sqlite というファイル名でJTalertのユーザーデータフォルダーにあります。(参考情報)
"C:\Users\toshi\AppData\Local\HamApps\JA4JOE\config\JTAlertX\config.sqlite"
設定変更の度にバックアップが作られるので、前の設定に戻す必要がある場合は以前のファイルをconfig.sqliteにして戻すことが出来ます。

5. Callsignsウィンドウの設定
コールサインを表示するCallsignsウィンドウの設定について説明します。(1) Callsignsウィンドウの表示
デフォルトで以下のようなCallsignsウィンドウが開いていると思います。
上記ではCallsignsウィンドウをJTALert本体の上に置いていますが、配置は自由に変えられます。
Callsignsウィンドウが開いていない場合はJT_Alertの View-->Callsins Windows で表示させてください。(F3キーでも表示できます。)

(2) Callsignsウィンドウの設定
右下のギアマークでオプション設定画面を開きます。
Callsignsウィンドウの設定 目次
[Window Options]

Open at startup をチェックしているとJTAlert起動時にCallsignsウィンドウが自動的に開きます。
Show status bar のチェックを外すとステータスバーが非表示になります。F2キーで表示に戻せます。(JTAlert 2.62.22 で追加)
Zoom levelでコールサイン表示サイズを調整出来ますが、CTRL+マウススクロールで調整する方が簡単です。
[Callsign Options]
コールサインタイルの表示内容を設定します。
[Callsign section] コールサインタイルの上側の表示内容を設定します。
[Country section] コールサインタイルの下側の表示内容を設定します。
「B4 date replaces Country」チェックするとB4(交信済み)局の場合、国名の代わりに交信日付を表示します。
「Use secondary Alert Colors」チェックするとコールサインタイルの下側の表示色が2番目に優先度の高いアラートの色で表示されます。(JTAlert 2.80.4で追加)
[Visual Display] コールサインの表示に関する設定です。
「Allow blinking effect」チェックするとWanted DXCCなどのAlert設定局が点滅表示されます。
[Tooltip ] マウスカーソルをコールサインタイルの上に置くと相手のDecode、Location、Station情報をポップアップ表示しますが、その表示位置を設定できます。
[Symbols] LoTWユーザー、eQSLユーザーの表示はデフォルトでは以下になっています。(同じ記号の入力が出来なかったので、記号が少し違ってますが気にしないでください。(^^;)
◆ LoTWユーザー
● eQSLユーザー
★ Onlineの相手(メッセージのやり取りが出来ます。)
[Display Panels]
メインパネルと最大6つのオプションのサブパネルを表示することが出来ます。
たくさんのパネルを開くと訳が分からなくなるので、私はメインパネルとAlerts Only、Cllersのサブパネルのみを開いています。Alerts Only、Callersパネルは右側に置いています。

(パネル表示内容設定)
パネルの表示内容は各パネルの左上の▢をクリックしてView Typeを選択します。

パネルのView Type(表示内容)は以下があります。
Alertの表示はJTAlert本体のManage Settingsの項目と一致しているので、ある程度分かると思います。詳細説明は割愛します。(正直全部は分かっていません。(笑))
・# Alert:Callers
・# Alert:Continent
・# Alert:CQ Zone
・# Alert:Directed CQ
・# Alert:DXCC
・# Alert:FFMA Grid
・# Alert:Grid
・# Alert:ITU Zone
・# Alert:Marathon
・# Alert:Prefix
・# Alert:US State
・# Alert:VE Province
・# Alert:Wanted Call(1,2,3)
・# Alert:Wanted Call #1
・# Alert:Wanted Call #2
・# Alert:Wanted Call #3
・ Alerts None
・ Alerts Only
・ Decodes:All
・ Decodes:CQ
・ Decodes:CQ Alerted
・ Decodes:CQ Directed
・ Decodes:DX
・ Decodes:Local
・ Distant decodes
・ Portable decodes
・ QSL:Eqsl decodes
・ QSL:Lotw decodes
・ RR73/73 decodes
・ SNR:strong decodes
・ SNR:weak decodes
#が付いた(実際はPIN留めマーク)Alertsはパーシステント(Persistent)表示設定が出来ます。
パーシステント表示設定をすると表示されたコールはFT8の次のシーケンスになっても消えません。
私の場合、メインパネルは All Decodesで全メッセージのコールサインを表示しています。
Sub Panel 1. は Alerts Only としてAlertsコールサインのみを表示しています。
Sub Panel 2. は Callers として交信相手を表示しています。Callers表示は、例えばCQを出して複数の局から呼ばれた場合に呼んできた局を全部表示します。一定時間表示しているので、一局目の交信が終わったら次の局を呼ぶというような使い方が出来ます。
・Cllsign sort oder
各パネルの左上の▢をクリックして、More Options に [Cllsign sort oder] があります。

以下を選択できます。
Disabled ソート無し
Call/ascending コールサイン昇順
Call/descending コールサイン降順
dB/ascending dB昇順
dB/descending dB降順
View Type種別により [View Type] 、[Cllsign sort oder] 以外の設定項目があるものがあります。以下、 [View Type] 、[Cllsign sort oder] 以外の設定があるものをいくつか載せておきます。
・Alert:Callers

[Persist] パーシステント(Persistent)表示設定にすると、次のシーケンスに移っても表示を継続します。
表示時間は[Auto clear old callsings] で設定します。デフォルトは5分です。
Callers表示の場合、他にCount Level、Decode Time、Decode ageの表示有無などが設定出来ます。
[Cllsign sort oder] はAge、Countで並び順(降順/昇順)を指定します。
・CQ decodes
CQ表示にdirected CQとRR73/73を含むかどうかを設定します。
RR73/73を含めておくと、CQ、RR73、73メッセージのみを表示させることが出来ます。

・Distanat decodes
Distant decodes表示のスレッショルドレベル(km)と並び順(降順/昇順)を設定出来ます。

・SNR decodes
SNR:strong decodes、SNR:weak decodes表示のスレッショルドレベル(dB)と並び順(降順/昇順)を設定出来ます。
[Badges & Borders]
バッジのデザインを変えることが出来ます。(2024年2月5日 JTAlert 2.62.0 で「VOTA」バッジが削除されました。)
[Color Options]
パネルの配色を変えることが出来ます。
[Reset to defaults] で各パネルの色が初期値になります。
(2023年11月14日 追記)JTAlert 2.61.0でダークテーマが追加されました。ダークテーマ設定時はダークテーマ用の初期値になります。参考:JTAlert 2.61.0 バージョンアップ
[Context menues]
コールサインタイルの上でマウスの右クリックをした時に表示されるContext メニューの設定をします。
[Automation Options]
コールサインタイルのソート表示やクリアタイミングの設定をします。
[Callsign click Wsjtx reply] CQ局をクリックすると応答する事が出来ます。デフォルトはダブルクリックですが、私はシングルクリックで呼び出すようにしています。
[Miscellaneous Options]
Wanted Callsign Alerts #1、#2、#3に名前(Alias名)を付けられます。以下ではそれぞれ FRIEND、LOCAL、TEMP というAlias名を付けてみました。

[Status bar Options]
Callsignsウィンドウの下側のステータスバーに表示する情報を設定します。
(ステータスバーの表示)
全て表示する設定の場合、ステータスバーには以下が表示されます。

左から、
UTC Clock UTC時刻を表示
Panel decode counts 各パネルに表示されたデコード数を表示(例ではパネル0に9局)
DT Median DTのずれの中央値を表示(例では+0.1秒)
DX Call WSJT-X(JTDX)のDX Callに表示された局を表示
Band & Mode バンドとモードを表示
Current Layout レイアウト名(右下ギヤマークを右クリックして、名前を付けてセーブするとレイアウト名を付けられます。)
[Help]
JTAlertV2.Managerのバージョン情報とショートカットキーを表示します。
(補足)JTAlertを複数同時起動する場合のCallsignsウィンドウの設定
JTDX+JTAlertを複数同時起動して使う場合、Callsignsウィンドウの設定はそれぞれのJTAlert(インスタンス)に対して行う必要があります。
6. JTAlertの使い方
(1) 画面の説明
以下はFT8運用中の画面です。Dock to WSJT-X WindowをTopにしているのでWSJT-X(JTDX)のメインウィンドウの上にJTAlert本体がくっついて表示されます。JTAlert本体はLog Fieldsのみを表示するようにしています。Log Fieldsはメニューバーの[View]で表示させます。他に Confirmed Band を表示出来ますが、JTAlert本体サイズが大きくなるので表示していません。
それぞれのウィンドウの位置とサイズはパソコンの画面に合わせて調整してください。CallsignsウィンドウをJTAlert本体の上に置いていますが、Callsignsウィンドウが狭すぎてデコード局を全部表示できない事があります。JTAlertのDock to WSJT-Xをやめて、JTAlert本体とCallsignsウィンドウをWSJT-Xの横に置いてCallsignsウィンドウを広げた方が良いかも知れません。(私はJTDXを2つ同時に起動する事があるので、画面の半分だけを使うような配置にしています。)
CTRL+マウススクロールでコールサインタイル表示サイズを調整出来ます。
(WSJT-X)

(JTDX)

JT-Alertのそれぞれの表示は以下のようになっています。

(1-1) Callsignsウィンドウ
[All decodes パネル]① 同一バンド同一モードで交信済みの場合、コールサインタイルをグレー(Alerts/Worked B4で設定)にしてB4を付けて表示します。
② 初めての局 初モード、初バンドの CQ局があるとコールサインタイルをピンク(Alerts/CQで設定)にして、音声で「CQ」と知らせてくれます。コールサインタイルの右上にCQ、DXなどのバッジを表示します。
CQを出している局を呼びたい場合、その局(上の例では②)をクリックするとWSJT-X(JTDX)が応答メッセージを送信します。WSJT-X(JTDX)側でメッセージをダブルクリックするのと同じ動作をします。
③ LoTWとeQSLの登録局の場合は、コールサインタイルにそれぞれ ♦、●を表示します。
★は相手がJTAlertを使用していてメッセージのやり取りが出来る事を示しています。
④ メッセージに自分のコールが入っていると、受信時にコールサインタイルが赤(Alert/Own callで設定)になってチャイムが鳴ります。
(補足1)
CQ以外の局もコールサインタイルのクリックで呼び出せます。
WSJT-Xの場合WSJT-X 2.6.0以降、WSJT-Xの [送信周波数固定] が✓されているとコールサインタイルのクリックで呼び出すように出来ます。(WSJT-X 2.6.0-rc3 バージョンアップ参照)
JTDXの場合JTDX側の設定によりコールサインタイルのクリックで呼び出すように出来ます。([UDP応答メッセージ受け入れ]参照)
(補足2)
バッジは以下の種類があります。[Badges & Borders]参照
Standard CQ 普通のCQメッセージ
Directed CQ CQとコールの間に、DX、US、EUなどの文字が入っているメッセージ、
POTA/SOTA/VOTA POTA,SOTA,VOTAは2文字のバッジで表示されます。
73 73、RR73メッセージ
[Alerts Only パネル]
⑤ Alert表示のコールサインのみを表示します。Alert表示のみ表示するのでAll Decodesの表示数が多い場合に見やすくなります。
[Callers パネル]
⑥ 呼んできた局をすべて表示します。QSOが終わると消えますが、未交信局は表示が残るので後で呼ぶことが出来ます。Alert:Callersの[Auto clear old callsings] で設定した時間が経つと自動的に消えます。
(1-2) JTAlertメインウィンドウ(JTAlert本体)
⑦ のLog FieldsはViewからON/OFFできます。Log Fieldsには交信相手局コールサインとQRZ.comへの登録情報(Name,QTH)を表示します。(注) Log FieldsはStandard ADIF Fileの設定をしていないと表示できません。
⑧ 右端の[QRZ]ボタンを押すとQRZ.comのWeb画面が表示されます。
⑨ QSL MessageとCommentを切替えて表示します。QSL Messageを入れておくとeQSLのRemarksに反映されます。
(Loggingの設定で[Log WSJT-X Comments to QSL Message field]をチェックしていると、そちらが優先されるので、ここのQSL Messageは使われません。)
⑩ [Type] コンタクトタイプを選択します。コンタクトタイプは、POTA、SOTA、VOTA、IOTA、COTA、WWFF、TESTが選択できます。設定したコンタクトタイプはログの[COMMENT]に追加されて記録されます。(JTAlert 2.60.10 で追加。参照:JTAlert 2.60.10 バージョンアップ)
(補足1)
メインウィンドウにコンファームバンド情報を表示する事が出来ます。
View → Show Confirmed Bands → Enable

メインウィンドウの下側にコンファームバンド情報が表示されます。

相手局との未交信バンドが分かります。
(補足2)
メインウインドウが画面外になって行方不明になった時に画面の中央に表示させることが出来ます。
WindowsのタスクトレイにあるJTAlertアイコンをクリックするとメニューが表示されます。(JTAlert 2.2.62.2 で追加)
[Recover off-screen main window] で表示位置が画面中央になります。

(1-3) Confirmed情報
Confirmed情報は交信中の局のコールサインにカーソルを置くと表示されます。交信記録が表示されます。
(1-4) Tooltips表示
Callsignsウィンドウのコールサインタイルの上にカーソルを置くと、その局の情報が表示されます。
Wanted Callsign Alert の場合、[Miscellaneous Options]で設定したAlias名も表示されます。

(1-5) Contextメニュー
Callsignsウィンドウのコールサインタイルの上にカーソルを置いてマウスを右クリックするとContextメニューが表示されます。Contextメニューの表示内容は [Context menues] で設定した内容です。ここから、その局との交信記録表示、QRZ.comページ表示、メッセージ送信などを行えます。
Wanted Callsings Listへの追加削除、Ignored Callsigns Listへの追加削除も行えます。

(2023年11月14日 追記)JTAlert 2.61.0からContextメニューの上部に良く使う操作のアイコンが表示されるようになりました。
(2023年2月5日 追記)JTAlert 2.62.0でContextメニューの一番上に [wsjtx reply] が追加されました。 [wsjtx reply] を左クリックするするとWSJT-X(JTDX)が送信状態になってメッセージの送信を開始します。
(2) eQSL.cc 電子QSL自動発行
WSJT-X(JTDX)での交信が終わってWSJT-X(JTDX)のログが書き込まれると、JTAlertもJTAlertのログ(Logging/Standard ADIF Fileで設定したLog File)に交信情報を書き込みます。ログ書き込み結果画面が表示されます。

Web Services/Online LogbooksでeQSL.ccの自動発行の設定をしている場合、交信が終わってJTAlertのログが記録されると、自動的にeQSL.ccへログがアップロードされて電子QSLカードが発行されます。eQSL.ccにログがアップロードされたかどうかは、eQSL.ccにログインしてOutBoxを見て確認できます。

当然ですが、パソコンがインターネットにつながっていないとeQSL.ccへのログアップロードは失敗します。(注)JTAlertではアップロードが失敗してもエラーは表示されないので注意が必要です。
(3) Messagingウィンドウ
Callsignsウィンドウのコールサインタイルに★が表示されている局とメッセージをやり取りできます。
JTAlert本体のツールバーからMessagingウィンドウを表示しておきます。F5キーでも表示できます。
View→Messaging Window
メッセージの受信はメインウィンドウの [Msgs ON/OFF] からON/OFFできます。メッセージを受信したくない場合はOFFにしておきます。
Messagingウィンドウを表示した状態で交信が終わると交信相手のコールサインがMessagingウィンドウに表示されて、相手がJTAlertを使ってメッセージを使える場合は[ONLINE] 表示になっています。

送信メッセージを入力して [Send] ボタンを押すとメッセージが送信されます。
相手のメッセージは受信メッセージエリアに表示されます。(自分宛にメッセージを送ってみました。)

受信メッセージの上で右クリックして[Save message text for reuse]でテキストを保存できます。保存したテキストは送信メッセージ入力枠の下のドロップダウンセレクターで選択できます。

相手からメッセージを送ってきた場合は、通知音が鳴って自動的にMessagingウィンドウが開きます(Window/Messagingの設定による)。
交信した相手以外でも直接コールサインを入力して、相手がONLINE状態ならメッセージを送る事が出来ます。
Callsignsウィンドウでメッセージを送りたい相手のコールサインタイル上で、マウス右クリックで Send Text Messsage to Callsign を選ぶとコールサインがMessagingウィンドウに転送されます。
(設定)
Mesagingウィンドウ右下のギヤマークから自動起動や色設定などを行えます。

[Messages] 設定の Group messages by contact をチェクすると、受信メッセージエリアの横に相手コールが表示され、相手毎にMessagingウィンドウを切換えられます。
Send my name in messages をチェックして名前(英文字)を設定しておくと、コールサインと一緒に名前が表示されます。(JTAlert 2.80.2 で機能追加)
(4) Macroウィンドウ
MacroウィンドウからWSJT-X/JTDXのフリーメッセージ(Tx5)にメッセージを転送出来ます。(私はJTDXのTxマクロを使っているので、JTAlertのマクロは使っていません。)MacroウィンドウはJTAlert本体メニューバーの[View] から [Macros Windows] を表示させます。(F8キーから表示させる事も出来ます。)

右上の2マークをクリックすると編集モードになります。右側のボックスに文字を入力すると左側に入ります。

置換文字として@、$、&、>、% などが使えます。
2マークをクリックすると編集モードが終了します。
MacroウィンドウのメッセージをクリックするとWSJT-X/JTDXの [Tx5] にメッセージが転送されます。

(5) その他のウィンドウ
Callsignsウィンドウ、Messagingウィンドウの他に以下のウィンドウを表示させることが出来ますが、私はほとんど使わないので詳細な説明は割愛します。参考にすべてのウィンドウを表示させた状態の画面を載せておきますが、全て表示させるとWSJT-X(JTDX)を表示させる場所が無くなりますね。(^^;

① Band Heat Windows
各バンドにどのくらいの局が出ているかを色で表示します。
②JTAlertメインウィンドウ(JTAlert本体)
③ Callsigns Windows
④ Decodes Windows
デコードデータを詳しく表示します。
⑤ Messaging Windows
交信相手がJTAlertを使っている場合(★表示) ネット経由でメッセージをやり取りできます。
⑥ Activity Windows
各バンド、モードのアクティビティーを表示します。
⑦ QSO History
(1-3) Confirmed情報と同じ内容が常時表示されます。交信相手の交信済みバンドが分かります。
⑧ Macroウィンドウ
以上、JTAlertのインストール、設定と簡単な使い方の説明でした。
設定項目が多いので、実際に使いながら好みに合わせて設定を変えてください。
(あとがき)
JTAlertは使いこなすのが大変ですが、うまく使えばとても便利なソフトです。まだ使われていない方は是非使ってみてください。
今回の改版はバージョンアップの都度、追記して画面キャプチャを差替えていたので前回改版より楽でした。しかし、また情報を追加したので記事が更に増殖しました。(^^;
とりあえずJTAlertを使ってみたいだけの人には細かすぎて読む気にならないでしょうね。(笑)
ダイジェスト版を書こうとかとも思いましたが、とりあえず使ってみたい方は他の方のブログ(例えばこれとか)を見てください。
実際に使い出して不明点が出た時に、この記事を見てもらうのが良いかな。(^^;
間違いや疑問点がありましたらコメントで教えていただけるとありがたいです。質問もコメントからお願いします。
コメント
コメント一覧 (44)
さて、最近、ローカル局に言われて気づいたのですが、LoTWとeQSLの登録局の場合は、コールサインBOXにそれぞれ 四角や三角の記号が表示されますが、私の場合、eQSLの記号だけで、LoTWの記号は表示されていないとの話がありました。
もちろん、LoTWにも登録して、TQSLでADIFファイルは送っています。どこを設定すれば、相手に対してLoTWの記号を表示できるようになりますか。
よろしくお願いいたします。
このページをローカルとともに読んではみたのですが分かりませんでした><
JA4JOE
が
しました
JF1QQG 林と申します。
なるほど、eQSLは以前から登録していますが、LoTWは、今年のCQ誌9月号の記事を読んでからなんです。
9月末頃にLoTWに登録したので、反映されてないんですね。
お忙しいところありがとうございました。
JA4JOE
が
しました
早速、v2023.10.13をダウンロードしてみました。
後で、ローカル局にモニターしてもらいます。
何かとわからないことが多いFT8運用ですが、いつも向島ポンポコ日誌を参考にさせていただいております。
これからもよろしくお願いいたします。
JA4JOE
が
しました
2.61.0にアップデートしたら以前は表示されていた
(1-4) Tooltips表示
Callsignsウィンドウのコールサインタイルの上にカーソルを置くと、その局の情報が表示されます。
が表示されなくなってしまいました。
色々調べてみたのですが表示できない状態です。
何処かの設定かと思いますがよろしくお願いします。
JA4JOE
が
しました
突然申し訳ありません。いつもわからない時は「向島ポンポコ日記」を参考にさせて頂いております。有難う御座います。最近PC買い替えし、新たにJTAlert 2.6.1.0をダウンロード、インストールしたのですが、コールサイン入力画面がよくわかりません。というのも、setteingのowncallで自局コールサインが確認出来ません。手順間違えてますかね。B4表示・新しコールサインに使用しております。宜しく御願い致します
JA4JOE
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この場をお借りして御礼申し上げます。
さて、JTAlertですが、B4表示について少々困っています。
それはJTAlertのでB4扱いとなる画面とそうでない画面があることです。
たとえばKF9UGのCQを40mでデコードした際、Callsigns画面ではに過去日付が出ず、国と州名がでましたのでB4ではないと判断しました。B4ならば交信日付が出るはずなので。
ところがコールした際、QSO History画面に40mでB4であると表示され、実際にそうでした。
これが頻発します。
JTAlert全体でB4扱いしていないのならば改めてログを読み込むなどが考えられますが、そうではないのであれこれ設定を調べているのですがわからずじまいです。
もしご存じでしたらお教えいただきたくお願いします。
JA4JOE
が
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早速ですが、FT8で以下のトラブルが時々発生して困っているのですが、その原因と対策について思い当たることが有ればご教示頂きたくお願い申し上げます。
尚、使用ソフトは以下の通りです。
WSJT-X2.6.1、JTAlert2.61.0、JT-Linker2022.06.20b、HAMLOG5.41a
【現象】
FT8の交信が確定するとWSJT-Xの確認ウィンドウ「OKをクリックしてQSOを確認」が表示され、OKをクリックすると、JTAlertの確認ウィンドウが出て通常は
JTAlert:QSO to ADIF file
SUCCESS:QSO logged.
となりますが、時々以下のようになることがあります。
JTAlert:QSO to ADIF file
Logging Warning
ERROR Message : ADIF File : Open file failure
NOTE : The QSO is still saved to the WSJT-X Log File.
JT-LinkerへのFile Psthは、JTAlertのlog.adiを指定しておりますので、データがJT-Linkerへ渡らず、HAMLOGに記録されません。
この現象は最近出るようになったという訳でないので、JTAlertのバージョンには無関係のように思います。
また、この現象が出ても次局もまた続けてエラーになるということは今までありません。
以上、宜しくお願い申し上げます。
JA4JOE
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早速のご回答有難うございます。
こちらも家庭菜園をやっておりますので(規模は全然違いますが)そちらも楽しく読ませて頂いています。
JTAlertのADIF書込みエラーの件ですがやはり起きているんですね。ネットを検索しても関係ありそうな記事が見つからないので、当局だけの問題なのかとも思っていました。PCのノイズ対策が足りないのかと。
こちらも設定の[LogSearch]を2000(2秒)にしましたので、状況がどう変わるか見てみます。有難うございました。
JA4JOE
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又々良い物見つけました、LoTWでDXCCの申請もほぼ終わり後はお金を入金するのみです、結果いらない所は省いて25$くらい安くなりました、何回も申請も面倒くさいので奮発して一度にやります。
最近はFT8を見ていても、ほぼ8割はQSO済みb4です、JTDXの受信機能で色が変わりますが発揮してません、今まではコールを見て1STか確認していました、以前からJTアラートのことは聞いたことがあったのですが、あまり気にもとめていませでした、今回これを入れることで相当楽になります、取りあえずインストールはしました、なんか画面にコールがポツポツと出ています、途中の設定がまだ全くやっていません、明日からチャレンジしてみます、JOEさんも忙しいですね、返事も書かなくちゃいけませんし、無線に畑にと他に色々やって頭が下がります。返答結構です、また何かあった時には、よろしくお願いします。
JA4JOE
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やっと最低限の事が出来るようになりました。
まずはバンドnewの表示取りあえずJTDXのwstx log の書き換えham log data全部入れました、adiにしてADIF Msterで書き換えログディレクトリーを開きその中に入れました、使ってるadiに上書きしてもうまく行きませんでした、やり方が間違っていたかも?、なので一度QSO LOGファイルwsjtx.log.adiを消去して新しいファイルを入れました、取りあえず動いています、開くと最初データーを取り込みます、これでいいのか分かりません。
あとアラート方ですが表示も大きくして色識別もバッチリです、それとLotwから取り込みADIFまでは良いのですがその先がサッパリです、JTアラート方でWonted DXCCに残りのnewを入れました、今度時間があるときバンド別に入れます、背面ジャック使用で音が聞けません。
JA4JOE
が
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ハイDXCC残りわずかです、LoTWから取り込みデータ全バンドに反映されるのならば、取り込んだ方が良いかも、
音の件その方法がありましたねやってみました、ちょっと小さい音です、何とか使えるでしょう。
音の設定も分りました、これからも色々とやって見たいと思います、又お世話になります。
JA4JOE
が
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WSJT-XはJTアラートのAII decodesの "73をクリックすると送信できたのですが、JTDXでは送信が出来ません。
設定があるのでしょうか?
よろしくお願いします。
JA4JOE
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尾中さんは、いつもすごい人だなぁ と思います。
また、恥ずかしい質問をするかもしれませんがよろしくお願いします。
JA4JOE
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win のタスクバーアラートアイコンにカーソルを持ってくとアラート画面が小さく出るクリックしても表示しない閉じるをクリックするとアラート終了出来る 回復への手順等教えて頂けませんか
JA4JOE
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JTDXを使用しています。その際もご助言頂きました ありがとうございます。
今回、各アプリをver upをするため(改版4)に沿って、最初にJTAlertのインストールをしました。
旧アプリは事前にアンインストールしています 以下トラブル事象です。
JTAlert V2 for JTDXのショートカットは正常に起動しますが JTAlert V2 for WSJT-Xのショートカットは以下のように表示されて起動しません
Waiting for WSJT-X to start
WSJT-X must be running before JTAlert can continue
実はJTAlertをver upする前から同じ症状でしたのでJTDXだけを使用しておりました。
インストールしていた各ソフトのversionは次の通りです
JTDX: v2.2.156
JTAlert: ver2.50.7
JTLinker: ver2021.07.13f
PC: windows10 64bit
大変古いverをそのまま使用していましたので 今回、トランシーバを追加して2台の起動版に進みたいと思っておりが、まずは既存トランシーバーでWSJT-XとJTDXが正常に動作することを確認してから
トランシーバ2台の起動版に進みたい考えでいます。
宜しくお願い致します。
JA4JOE
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(質問)
JTDXとJtalertの組合せでは問題無いのですが、WSJT-Xだとアラートのデコードをクリックしても送信出来ないのです。対処法など教えて頂けると助かります。宜しくお願いします。
(回答)
この記事の「3. WSJT-X (JTDX) の設定」のWSJT-Xの設定は大丈夫でしょうか。
設定が正しければ、JTAlertのCallsignsウィンドウのCQコールサインタイルをクリックして相手を呼び出せるはずです。
CQ以外のコールサインタイルから呼び出すには、WSJT-X側の送信周波数固定にチェックが入っている必要があります。
JA4JOE
が
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どこかを触ってしまったのか、JTAlertが1分ごとに(毎48秒)アクティブになってしまう様になってしましました。
HAMLOGや他のソフトで入力中に不便を感じています。対処方法をご存じでしたらご教授願います。
当局の使用ソフトは
JTAlert V2.62.0
WSJT-X V2.6.1
HAMLOG V5.42
JT-Linker v2022.06.20b
です。
ヨロシクお願い致します
JA4JOE
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新しいコールサインでJTAlertを運用する際に今の設定はそのまま引き継ぎ手作業で初期化できることは行いコールサインを書換える事で過去交信記録も白紙状態でスターと出来るのでしょうか。
作業は10月下旬に行う予定です。
もし見落としている点があればアドバイスいただけると助かります。
JA4JOE
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質問いただいた件、こちらの記事で回答します。
> Cを変えてFT8関連をインストールしているところですが、
> いろいろさわっているうちにJTAlertのAlertSoundが出なくなってしまいました。
> Testでも出ません。
> JTAlertのSoundを再インストールしてみましたがだめです。
> PCのサウンドの設定に問題ありかといろいろ触っても駄目です。
> 何かヒントあればよろしくお願いいたします。
本記事を参考にしてください。
PCのサウンド設定で関係しそうな点です。
Manage settings→Sound Card
Sound Cardはパソコンのスピーカーを指定します。
Manage settingsのAlerts/Own Callの項目の下にある(補足)を参考にして、
(Callsings #1)のボリュームを確認してください。
JA4JOE
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早速のヒントありがとうございました。
Manage settings→Sound Cardと進んでいくと
Sound Cardの欄がどういうわけか空白になっていました。
右端の選択ボタンをクリックするとSound Cardの種類が表示されたので
その中からスピーカー・ヘッドホン(RealtekAudio)を選択してOKになりました。
これで一件落着です。
新PCへの移行でかなりパニクッテいたもので大変失礼いたしました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
森原
JA4JOE
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JTAlertの設定でWSJT-XとのUDP通信がうまくいかず、Band、Modeが表示されません。ここでの対応方法を教えてください。
JA4JOE
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(お願い)質問はメールではなく、コメントでお願いします。