今日は涼しいですね。外気温26℃で、午後も最高気温29℃の予報です。
今朝はナスを小さなものまで全部収穫してJA直売所に出荷しました。これで今年のナスは終了です。

向島は都市ガスが無いのでどこの家もLPガスですが、我が家のLPガスのマイコンメーターがスマートメーター化されました。
電力メーターは2021年にスマートメーターに交換されましたが、こんどはガスメーターです。
LPガスの業者の方が来てガスメーターに通信機を付けて行きました。
IMG_3413
ガスメーター本体は既にスマートメーター対応になっていたようで、外部にIoT-Rという通信機を増設しただけです。
IMG_3412
東洋計器のIoT-Rという装置です。


LTEーMというシステムで800MHzの携帯電波を使って通信するものです。
携帯電波を使うので通信費が気になりました。最終的にはガス料金に上乗せされるはずです。

調べたらIoT-Rで使われているKDDIの「KDDI IoT通信サービス LPWA」は契約数が多ければ、44円/月の費用で済むようです。


以前よりずいぶん安くなっているんですね。
我家のLPガス会社がどういう契約をしているのか分かりませんが、1~1万回線の契約でも110円です。
人間が検針に行くよりだいぶ安そうです。(^^;

最近は自販機もどんどんIoT化されていますが、こういう背景があるんですね。現役時代(10年以上前)は400円/月くらいかかるので、携帯電波を使うシステムはお客さんに提案しにくかったです。

電力メーターは特定小電力のWi-SUN方式ですが、LPガスは同じ会社の客が集中している訳ではないのでWi-SUNでは無理なんでしょうね。
電力メーターと違って電気が無いので電池で動きますが、電池寿命は10年と書いてあります。

そういえば、LPガスは以前は固定電話回線を使った自動検針システムでした。
たしか、電話回線に音声帯域以下のモデム信号を重畳して通信する方式だったと思います。
最近は我が家のように光電話にしたり、携帯のみで固定電話が無い家が多いのであまり使われなくなったようです。

検針があるのは他に水道メーターがありますが、水道メーターは地面に埋められているので電波を飛ばすのが難しいです。
現役時代(10年以上前の話し)に勤めていた会社でZigBeeモジュールの開発をやっていて、地面より下にある水道メーターからの電波を検針員が受信して水道メーターの上まで行かなくても検針できないか実験していました。蓋はプラスチックなんですが、アンテナが地面より下にあると、かなり近くまで行かないと駄目で難しそうでした。
メーターから線を引き出して外部に通信機を置けば良いのでしょうが、メーターが壁に取り付けられている電気やガスのように簡単には行かないのでしょうね。

リモート検針が進むと検針員は不要になりますね。最近は電気の検針員を見かけなくなりました。
LPガスも営業の方が毎月検針にこられていましたが、もう来られないのでしょうね。(ボンベの交換は他社に業務委託されているようです。)
営業の仕事は他にも多そうのでリストラされるとかでは無いと思います。(笑)