気になったのですが、最近D-STARで交信した方から受け取ったhQSLのModeが「DR」になっていました。
これまでD-STARで交信した方からのhQSLのModeは「DV」になっている事が多かったです。「DR」は初めてですが、D-STARのモードをどうするのが良いのか気になってしまいました。(^^;
アイコムのマニュアルには、「DR(D-STAR REPEATER)機能」、「DV(デジタルボイス)モード」などの表記があります。
CI-Vコマンドの運用モード表記は「DV」になっています。

HAMLOGのリグ接続機能で読みだしたModeも「DV」になります。

アイコムとしては「DV」表記が正しいようですね。
しかし、私はD-STARのModeは「DSTAR」にしているので、「DV」のhQSLは 照合結果がNGになります。
以下は、試しにMode=DVで自分宛にhQSLを送った後に、HAMLOGのModeをDSTARに変更してhQSLで照合を行いました。照合結果が☓になります。

こういう場合、hQSLの照合のMenuから [電子QSLファイルをリネームして強制的に照合] でDVをDSTARに変更してModeを一致させています。

(2023年12月27日 追記)
hQSLの [環境設定] の [QSL受信・照合] にある「照合時のモード読み替え」に「DSTAR=DV,DR」と書いておけばMode不一致になりません。 hQSLの「照合時のモード読み替え」
HAMLOGの入力でD-STARのModeをDSTARにするのは、eQSL.ccやLoTWにログをアップロードする際にDVだとエラーになってアップロードできないためです。
ADIF(Amateur Data Interchange Format) Version 3.1.4の仕様ではD-STARのMode定義は、Mode=DIGITALVOICE/Submode=DSTARになります。

eQSL.ccやLoTWではMode=DSTARでアップロードされると、Mode=DIGITALVOICE/Submode=DSTARと解釈してくれます。
ちなみにFT4やQ65はMode=MFSKでSubmodeがFT4やQ65なのですが、過去のモード追加の成り行きでFT8は独立したModeになっています。
最近やって無いので気が付いていませんでしたが、Version 3.1.4からFREEDVがSubmodeとして追加されていますね。
以上、気になってD-STARのモード表記について考察してみました。
D-STARのモード表記を「DV」にしている方が多いと思いますが、私としては世界標準のADIFでの表記に合わせて「DSTAR」にして欲しいです。(^^;
D-STARのモード表記を「DV」にしている方で私から「DSTAR」表記のhQSLを受取った場合は、ご面倒をお掛けしますがファイル名をDVに変更するか、HAMLOGのModeをDSTARに変更して対応してください。m(__)m
(2024年12月 追記)
(参考)HAMLOGの複合条件検索のADIFファイル出力がSUBMODEを出力するようになりました。
コメント
コメント一覧 (4)
DV名を使用する方はeQSLやLoTWへのデータアップはしないのでしょう。 すれば問題がわかりますから。
JA4JOE
が
しました
が、FT8の運用を開始し、eQSL.ccにログをUPするようになってから、D-STARのモードはDSTARで扱っていること知り、TurboHAMLOGのログはすべて「DV」から「DSTAR」に書き換えました。
JA4JOE
が
しました
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