今日は防府市緑化推進委員会主催の「令和5年度秋季花だん講習会」に参加してきました。


 日時 令和5 年10 月27 日(金)午前10時~ (90分程度)
 会 場 防府市花木センター(岩畠一丁目24 番IID 号)
 テーマ パンジーの育成について 講義及び実習
 講 師 山口県農林総合技術センター 学生支援課 吉賀 千歌子 先生

4月から自治会花壇の責任者に任命されたので勉強しながら花壇の世話をやっています。
夏はなんとかサルビアとマリーゴールドをきれいに咲かせる事ができましたが、冬はパンジーです。

防府市緑化推進委員会事務局の方の講習開始の挨拶です。
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場所は倉庫の中でした。木造の古そうな建物ですが、もともとは何だったのでしょうね。冬は寒そうです。(^^;
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参加者は10名で男性3名でした。毎年、ほぼ同じ内容の講習らしいので初めて来た方が多そうでした。
赤ちゃんを連れてきているお母さんもいました。

講師は農林総合技術センターの吉賀先生でした。学生に花の育苗を教えているそうです。
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講習は50分くらいで、続けて質疑応答でした。
苗の植付実習はありませんでした。まだ、苗が植付できる大きさに育ってないのでしょうかね。

以下、私が質問した内容と他の方の質問で気になった内容をメモしておきます。

(私の質問)調子に乗ってたくさん質問しました。(^^;
・サルビアの連作障害が起きてるが、パンジーの連作はない?
 どの花も連作障害はある。出来れば別の場所に植えるか品種を変えた方が良い。
・連作障害対策で天地返ししたいが?
 天地返しは有効。
・資料の土づくりの内容で緩効性化学肥料を使うとあるが、緩効性化学肥料でないといけない?
 追肥の間隔を短くすれば普通の化成肥料で良い。
 肥料は8-8-8でかまわないが、花を大きくしたければリン酸、カリの多いものが良い。
 窒素が多いと葉が茂り過ぎる。(バカネですね。)
・花木センターから支給される苗はどのくらい置いておいても大丈夫か?
 堀上げ苗で根が切れているので支給されたらすぐに植えないと駄目。
 (支給された日の次の日曜日まで置いておくのは、あまり良く無いらしい。)
・11月~2月は追肥、水やりは必要ないか?
 土壌の条件によるが露地なら必要無い場合が多い。
・パンジーの切り戻しは必要?
 基本的に不要。仕立て直しで切り戻ししても良い。
 発芽点が葉の根元にあるので、切り戻しは葉のすぐ上で切る。(野菜の整枝、庭木の剪定と共通ですね。)
・花柄摘みは手でやって良い?
 パンジーは手で切って大丈夫。サルビアは固いのでハサミを使った方が良い。

(以下、他の方の質問)
・パンジーの苗を育てたいが、9月初めに種を蒔いて、まだ大きくなっていない。
 苗農家は早い時期に苗を出荷するので、8月初めに種を蒔いてる。
 種は3日間くらい低温庫で発芽させている。20度以下が発芽温度。
・発芽に米の低温保存庫を使えるか。
 使える。湿気が必要なのでビニールで覆うなどで乾かないようにすればよい。
・海岸の近くに花壇があるので台風で塩害がある。
 台風で塩がついたら、すぐに水で洗い流す。海からの風が当たらなように防風壁を作るなどの対策を行う。
・土が減るので、真砂土を入れて良いか?
 真砂土は水はけが良くないので一度に大量に入れるのは良くない。
 堆肥や不要土などとまぜて少しづつ入れれば良い。

(事務局への質問)
・パンジーの苗配布はいつになる?
 育成状況によるので、はっきり言えないが、11月下旬から12月上旬に順次配布予定
・セルトレイ苗の方が扱いやすくて良いのでは?
 鉢上げ作業など手間と費用がかかるので、堀上げ苗にしている。
・県土木からも苗を支給してもらっているが、苗配布時期がバラバラで困る。
 県土木から苗を支給しているのは知らなかった。合わせるのは難しい。
 希望があれば苗引取りの指定日から2,3日ずらす事は出来る。

11時半前に終了しました。

外の育苗畑ではパンジー苗の育成中でした。こういう風に苗を作っているんですね。
苗床の中耕作業中のようです。手間がかかりそうです。
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以上、いろいろ教えてもらって勉強になりました。
野菜と一緒で、花壇の環境と土壌の違いで一概に同じやり方で良いという訳にはいかないようです。
秘訣は「毎日様子を見て、害虫、病気、水などの問題があればすぐに対処する」という事ですね。
なかなか、そうもいきませんが...
私の農業の師匠も「手間をかければ、そのぶん美味しい作物ができるんだ。」と言ってました。