読者の方から「10分程度送信をしないでいるとJTDXでの送信ができなくなります。」という相談を受けました。
JTDXを再起動すると送信できるとの事なので違う問題の気もしますが、私も以前、JTDXを立ち上げて受信状態で放置していると送信出力が出なくなるという問題が起きたことがあります。
同じ問題かもと思ってその時の記事を捜しましたが、すぐには見つかりませんでした。3年も前の話は忘れてます。(笑)
捜し出した3年前の記事です。
 JTDX/WSJT-X で時間が経つと送信出力が出なくなる件 解決
 JTDX/WSJT-X で時間が経つと送信出力が出なくなる件 解決(その2

3年前の記事はWindows10ベースだったので、Windows11ベースで新しい記事として要点を書いておきます。

1. パソコンがスリープになるとスリープから復帰後に送信出力が出なくなる
 USBサウンドデバイスがスリープ時に電源OFFになる事でWSJT-X/JTDXのオーディオ出力デバイスの割付が変化する事で発生します。
対策としてはUSB給電を常時給電にします。

Windows11のタスクバーの検索ボックスで「電源プランの編集」を検索して電源プランの編集画面を表示します。
「詳細な電源設定の変更」を選びます。
USBPower3
電源オプション設定が表示されます。
詳細設定の [USB設定/USBのセレクティブ サスペンドの設定] で[設定:無効] を選んで [OK] をクリックします。
USBPower4
以上でスリープ時のUSB給電が常時給電になります。

2. HDMI接続のモニター(内蔵スピーカーあり)がスタンバイになった後にスタンバイから復帰後に送信出力が出なくなる
 HDMI接続モニターの電源が切れると内蔵スピーカーが認識出来なくなる事により、WSJT-X/JTDXのオーディオ出力デバイスの割付が変化する事で発生します。
対策としてはHDMI接続モニターのスピーカーを無効に設定にします。
HDMI接続モニターのスピーカーをパソコンのスピーカーとして使っていて、無効にできない場合はモニターの電源OFFを「無し」にすれば良いです。

・HDMI接続モニターのスピーカーを無効にする
 私のパソコンに接続している液晶ディスプレイ LCD-MF271XS を例に説明します。

Windows11の設定からサウンド画面を表示して無効にするスピーカーを選びます。
 設定→システム→サウンド
USBPower5
[許可しない] をクリックして [許可] にします。
USBPower6
これで、LCD-MF271XS のスピーカーが無効になりました。
(有効に戻す場合はサウンド設定画面の下の方の詳細設定の「すべてのサウンドデバイス」から無効にしたデバイスを選んで [許可] をクリックします。)


HDMI接続モニターのスピーカーをパソコンのスピーカーとして使っていて、無効にできない場合はモニターの電源OFFを「無し」にしてください。
・モニターの電源OFFを無しにする
 Windows11の設定から電源画面を表示して「画面とスリープ」の「電源接続時に、次の時間が経過した後に画面の電源を切る」を「なし」にします。
 設定→システム→電源
USBPower7
私のパソコンはデスクトップなので電源接続時の設定しかありませんが、ノートパソコンの場合は必要に応じてバッテリー駆動時の設定も「なし」にます。USPPower8
以上です。