約1秒後に新しい記事にジャンプします。

(2025年4月12日)改版記事を書いたので、そちらを見てください。


(旧記事)
2021年に書いた記事がブログ移転前の記事だったので、新記事として編集再掲載します。(補足)を追加しました。

 Windows11 PCのサウンド設定で無線機のサウンドデバイス設定を行います。IC-7300を例に説明しますが、他の無線機でも同じなので自分の無線機名に置換えて設定してください。

Windows11の設定からサウンド設定を行います。
 設定→システム→サウンド
Win11Sound1.png

・出力
送信音のレベルを設定します。私の環境ではデバイス種別が「USB Audio CODEC」でした。
Win11Sound2.png

分かりやすいようにデバイス名を「IC-7300」に変更しました。
2021-11-08.png

フォーマットはDVD Quality、ボリュームは50にします。
Win11Sound3.png

オーディオの強化、立体音響はオフにします。
FT8Sound3
なお、IC-7300が既定のデバイス(以下の画面で)になっているとWindowsのシステム音が送信されてしまうので、必ずパソコンのスピーカーなど他のデバイスを既定のデバイスにしてください。
Win11Sound5.png

・入力
受信音のレベルを設定します。私の環境ではデバイス種別が「USB Audio CODEC」でした。 デバイス名を「IC-7300」に変更しました。
Win11Sound6.png

なお、IC-7300が既定のデバイス(上記画面で)になっている場合は、パソコンの内蔵マイクなど他のデバイスを既定デバイスに変更してください。

入力音量レベル
FT8ソフトにより入力音量レベルが違います。
(WSJT-Xの場合)
フォーマットはDVD Quality、入力音量は10にしました。WSJT-Xでは無信号時に30dBくらいになるように調整します。 Win11Sound7.png

(JTDXの場合)
フォーマットはDVD Quality、入力音量は50にしました。JTDXでは「AGC ONの状態でインプットオーディオレベルが MAX 85dB未満。平均では少なくとも 70dB になるように調整。」との事です。
参考:JTDXのインプット オーディオ レベル調整

・YAESU機の出力入力設定
YAESU機ではICOM機とレベルが違います。私のFT991AMではJTDXの場合、以下に設定しています。
出力:スピーカー(USB AUDIO CODEC)の ボリュームは100
入力:ライン(USB AUDIO CODEC)の 入力音量は80
参考:FTDX10(FTDX101、FT-710) FT8通信の設定FT-991A FT8通信の設定

以上でパソコン側のサウンドデバイスの設定は終わりです。

(おまけ1)既定のサウンドデバイスの設定
「FT8を始めたらSkype会議の音声が出なくなった。」などの相談を受ける事があります。
Windowsの既定のサウンドデバイスは、「オーディオの既定値」と「通信の既定値」があります。
オーディオの既定値のスピーカーはWindowsのシステム音などが再生されます。通信の既定値のスピーカー、マイクはSkype、Zoomなどの通話アプリが使用します。
パソコンに接続した無線機のオーディオ入出力デバイスが「通信の規定サウンドデバイス」になっているとこういうトラブルが発生します。

スピーカー、マイクが一つしかない場合は、「オーディオの既定値」と「通信の既定値」を同じサウンドデバイスにします。
以下画面ではパソコンのスピーカーがオーディオの既定値になっています。[オーディオの既定値] をクリックすると [通信の既定値として使用する] が表示されるのでクリックしてパソコンのスピーカーを通信の既定サウンドデバイスにします。FT8Sound2
これでパソコンのスピーカーからシステム音と、通話ソフトの音声が出ます。マイクも同様に設定します。

一方、ヘッドセットを接続している場合など通話ソフトで別のサウンドデバイスを使う場合は、パソコンのマイク、スピーカーを「オーディオの既定値」、ヘッドセットを「通信の既定値」にします。

通信の規定デバイスはWindowsが自動的に切り替えますが、無線機のオーディオ入出力デバイスが通信の規定デバイスになってしまう事があるので、無線機のサウンドデバイス(例ではIC-7300)が「通信の既定値」になっていないか確認して、「通信の既定値」になっていたら別のデバイスを「通信の既定値」にしてください。
なお、Skype、Zoomなどの通話アプリ側でもマイク、スピーカーの指定を行えます。

(おまけ2)PCのスタンバイで送信出力がゼロになるトラブル
Windowsパソコンのスリープで、WSJT-X/JTDXのオーディオ出力デバイスの割付が変化するという問題が発生する事があります。スピーカー付のディスプレイモニターの画面オフでも問題が発生する事があります。
以下を参考に対策してください。