今日は「ハムの集いin 山口」で「FT8相談コーナー」の担当をやっていますが、暇なのでブログを書いています。(^^;


11月1日付で JTAlert 2.63.2 がリリースされました。

JTAlertでQRZ.comにName、QTHを漢字で記述している局とQSOするとADIFに漢字が入るためJTLinkerが無反応になるという問題がありました。


今回のバージョンアップで漢字などのマルチバイトコードを?に変換するようにしていただけました。

漢字記述のある中国局をログに書き込んでみました。
漢字が?に変換されています。
JTAlert4
JT_LinkerもちゃんとログをHAMLOGに転送します。

これでJT_LinkerでJTAlertのUDPメッセージを使っている場合に、中国局と交信するとJT_Linkerが無反応になることがあるという問題が解決しました。

その他の変更点も確認しました。
JTAlert 2.63.2のリリースノートです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
2.63.2 (2024-11-1)
機能追加
- Logging Options 「Log Gridsquare」これはデフォルトで有効になっています。チェックを外すと、グリッドがログに記録されなくなります。グリッドのログを記録したくない場合は、ユーザーが一度だけ意図的に設定を変更する必要があります。これは、すべてのグリッドデータソース、xml、前回のログ入力、オンエアデコードグリッド、Wsjtxグリッドフィールド、およびJTAlert手動入力グリッドに影響することに注意してください。
- Callsign data: 新しい 「Alerts -> Clear callsign data cache 」メニュー。

変更点
- ロギング: そのロギング インターフェイス経由でアスキー文字のみのデータ(adif)を取るロガーおよびオンラ イン ログのために、utf-8 マルチバイト エンコード文字を「?」に変換します。
Log4OMv2 以外のすべてのロガーに適用されます。

修正:
- エラー: スタートアップ中にファイル作成エラーが発生し、JTAlert が自動的に終了したときに、JTAlertV2.Manager.exe が終了しない。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

- Logging Options 「Log Gridsquare」
設定が追加されました。
JTAlert3
Gridsquareをログに記録したくないという要望があったのでしょうかね。

- Callsign data
メニューバーの [Alerts] に「Clear Callsign data Cache」が追加されました。
JTAlert2

WSJT-X/JTDX+JTAlertによるFT8運用環境向上の関連画面を差替えておきます。