(2024年12月 追記)HAMLOGの複合条件検索からSUBMODEが出力されるようになりました。


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今日は良い天気で暖かいですが、昨夜は思ったより雨がたくさん降ったようで防府アメダスの24時間雨量は12mmになっています。3日前に植えた春キャベツが良く育つと思います。

少し前に、HAMLOG活用相談室で「ADIFのFT4の扱い」についてのコメントがあったので、私もコメントさせてもらいました。
ADIFではFT4は" <MODE:4>MFSK<SUBMODE:3>FT4 にならないといけませんが、HAMLOGの「複合条件検索と印刷」で出力すると <MODE:3>FT4 になってしまいます。
ADIFの仕様とは違いますが、MODE=FT4 になっていても、LoTWやeQSL.ccへADIFをアップロードした際に MODE=MFSK/SUBMODE=FT4 と認識されるので問題ありません。

以前、以下記事の最後の方の(おまけ)に書いたので参考にしてください。


私のコメントに対してHAMLOG作者の JG1MOU 浜田OM から「QSLカード印刷によるADIF出力により、カスタマイズすることができます。」と教えていただきました。(感謝)

QSLカード印刷にADIFファイル出力機能がある事は知っていましたが、SUBMODEを出力できるとは知りませんでした。
他に JK2XXK/Taka OM からMODEをMODE+SUBMODEに変換する定義ファイルをコメントで公開していただきました。m(__)m

今日は時間があったので、QSLカード印刷からADIFを出力するテストをやってみました。
なお、?Kanji 命令は「その後の進捗状況(ベータ版)Hamlogw.zip 2024/10/5」以降で追加されたものなので、Ver5.43にベータ版を適用しておく必要があります。

HAMLOG添付の「Adif_Out.qsl」をベースにして、JK2XXK/Takaさんの定義ファイルを参考にしたMODEを変換する定義ファイルを書いてみました。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------- ja4joe_Adif_Out.qsl

; ------- ADIF出力用の定義ファイル by JG1MOU (JA4JOE用に編集)-----------
; 印刷イメージは機能しない。試し印刷も機能しない。
; #ADIF命令では、次のようにフォルダ指定が可能
; #Adif="D:\Adif_Out.adi"
; #Adif  ←フォルダ指定が無ければHamlogフォルダに出力
; #AdifJ  ←JARL非会員との交信は出力しない(他は#Adifと同じ)
; ------------------------------------------------------------------------
#Adif ;HamlogフォルダーにAdifOut.adi名で出力
#Jst2Utc    ;JSTはUTCに変換する

; ///// MODE・SUBMODE を$$Bに設定/////
#Mov $$B = "<MODE:!Af>!MD"
? nData7 "GMSK"
#Mov $$B = "<MODE:3>PKT"
? nData7 "C4FM,DMR,DSTAR"
#Mov $$B = "<MODE:12>DIGITALVOICE<SUBMODE:!Af>!MD"
? nData7 "FT4,JS8,Q65"
#Mov $$B = "<MODE:4>MFSK<SUBMODE:!Af>!MD"
? nData7 "JT65A,JT65B,JT65B2,JT65C,JT65C2"
#Mov $$B = "<MODE:4>JT65<SUBMODE:!Af>!MD"
? nData7 "PSK31,PSK63,PSK125"
#Mov $$B = "<MODE:3>PSK<SUBMODE:!Af>!MD"
? nData7 "QRA64A,QRA64B,QRA64C,QRA64D,QRA64E"
#Mov $$B = "<MODE:5>QRA64<SUBMODE:!Af>!MD"

;Call/Date/Time/His/My/Freq/BANDを出力
#Print 0,0,"<CALL:!Af>!cp<QSO_DATE:!Af>!DY!DM!DD<TIME_ON:!Af>!TH!TM<RST_SENT:!Af>!HR<RST_RCVD:!Af>!MR<FREQ:!Af>!Fr<BAND:!Af>!Bt"
#Print 0,0,"<MODE:!Af>!$$B" ;MODE/SUBMODE出力
#Print 0,0,"<GRIDSQUARE:!Af>!GL" ;G・L出力
? Qsl2! " " ;QSL未送信で無ければ
#Print 0,0,"<QSL_SENT:1>Y" ;Yを出力
? Rcv ;QSL受領なら
#Print 0,0,"<QSL_RCVD:1>Y" ;Yを出力
? Kanji! "!QT" ;QTHに全角文字が無かったら
#Print 0,0,"<QTH:!Af>!QT" :QTH出力
? Kanji! "!NA" ;NAMEに全角文字が無かったら
#Print 0,0,"<NAME:!Af>!NA" ;NAME出力
#Print 0,0,"<EOR>"
---------------------------------------------------------------------------------------------------------- ここまで

QSLカード印刷から定義ファイル「ja4joe_Adif_Out.qsl」によりADIFを出力します。
通常のプリンタへのカード印刷の設定ではQSLマーク文字、印刷徐外文字を設定していますが、QSL発行マークが付いたり、除外データがあると困るので空欄にしました。出力順も「入力順」にしています。
HAMLOG_ADIF1
HAMOGのデータです。No14652~14657を出力してみました。
HAMLOG_ADIF2
出力されたADIFファイルです。
HAMLOG_ADIF4
余分な改行が入ってしまいますが、ADIFとしては問題ありません。
DSTARが<MODE:12>DIGITALVOICE<SUBMODE:5>DSTARに、FT4が <MODE:4>MFSK<SUBMODE:3>FT4 になっています。
他にQSL送受欄の情報を<QSL_SENT:1>Y、<QSL_RCVD:1>Yで出力しています。
Name、QTHに漢字が入ってる場合、出力しない様にしています。

ADIFMasterによる表示です。
HAMLOG_ADIF3
以上、「QSLカード印刷によるADIF出力」でSUBMODEを出力する事が出来ました。
ただ、FT4がMODEになっていても実害はないので、今後も操作に慣れた「複合条件検索と印刷」の方を使おうと思います。

(参考)
衛星通信ではLoTWなどにADIFをアップロードする場合、<PROP_MODE:3>SAT<SAT_NAME:5>FO-29の様にQSO伝搬モードと衛星名が必要です。
衛星通信をやられている方は、従来から「QSLカード印刷によるADIF出力」を使われているようです。
あと、LoTWには移動先の都道府県コード、JCC/JCGコード、GRIDSQUREをアップロードできるので、移動運用が多い方は「QSLカード印刷によるADIF出力」を使ってADIFに MY_STATE:2>33<MY_CNTY:4>3306<MY_GRIDSQUARE:4>PM54 などと入れれば移動運用のログアップロードが楽になるようです。