WSJT-X 2.7.0 GA版がリリースされました。(WSJT-X Home Page
GA版のリリースは2023年1月のWSJT-X 2.6.1以来、2年ぶりです。

WSJT-X 2.7.0 GA版のリリースノートです。
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WSJT-X 2.7.0は、バージョン2.6.1以来のGA(General Availability)リリースです。主な機能強化は、新しいコンパニオンプログラムQMAP、新しい特別運用活動 「Q65 Pileup 」と 「SuperFox」、新しい 「メッセージシステム 」機能、ボタンをクリックするだけでHamlibをアップデートするオプション、その他様々な改善です。

- QMAPは地球-月-地球(EME)通信に携わる人々にとって特に興味深いものです。QMAPは、Q65の60秒のサブモードと、同じトーン間隔の30秒のサブモードのいずれかに対して、単一偏波の受信専用機能を提供します。これにより、WSJT-Xで通常の方法でEME QSOを行いながら、90kHzのサブバンドで対応するすべてのトラフィックをモニターすることができます。
- Q65 Pileupモードは、6mのEME DXpeditionで経験するような、多数の同時発呼者がいて信号が非常に弱い状況でQ65を使用するDXオペレーターをサポートします。
- SuperFoxモードは、旧式のFox and Houndsモードと同様に動作しますが、Fox送信には新しいコンスタント・エンベロープ波形を使用します。
   メッセージは信号強度のペナルティなしに最大9つのハウンドに同時に送信することができ、5スロットを使用する旧式のフォックス・アンド・ハウンド運用と比較して約+10dBのシステム利得をもたらします。
- 新しいメッセージ・システムでは、QSOパートナーに構造化されたプレーン・テキスト・メッセージを送ることができ、別のバンドやモードへのQSYを要求したり、定型メッセージのいずれかを送ることができます。この機能は特にコンテスト中に役立ちます。
- UpdateHamlib」と書かれたボタンをクリックすると、Hamlibのリグ制御機能の最新バージョンをダウンロードしてインストールすることができます。
- cty.datファイルの更新もボタン一つで行えるようになりました。

その他、数多くの機能強化やバグ修正により、よりスムーズで直感的な操作が可能になりました。メインウインドウのモード切り替え機能が強化され、サブモードや、ShとFastのチェックボックスの状態がモードごとに保存・復元されるようになりました。なお、「ハムリブのアップデート」機能は、現在のところWindowsでのみ利用可能です。
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書かれている機能はWSJT-X 2.7.0-rc版で追加された内容なので、WSJT-X 2.7.0-rc8 がGA版としてリリースされたようです。
WSJT-X1
rc8は使用期限が9月30日なので急いでバージョンアップする必要は無いと思いますが、時間のある時にバージョンアップしておくと良いと思います。