(1）畑の土づくりと農薬について：北部営農センター

(2）夏の野菜作りについて：中部営農センター

(3）出荷物の包装について：直売所

今回、「出荷物の包装について」が気になりました。

参加者は約60名で、夏の学習会より随分多かったです。

講演内容を記録しておきます。
最初は店長の挨拶でした。

講演の順番は一部入れ替わっていました。

(1）夏の野菜作りについて
トマトを例に播種から収穫までの育成方法の説明でした。露地栽培の内容で小規模な栽培向けの内容でした。

ホルモン処理の話がありましたが、私はやったことがありません。
ハウス栽培でなければ必要無いものだと思っていました。

(2）畑の土づくりと農薬についての講演
基本的な土作りの話で、肥料について説明がありました。
農薬については毎回、適正使用の教育があります。

山口県病害虫研究所の農薬資料の紹介がありました。1枚にまとめてありますが、見にくいですね。(^^;
作用機構による殺菌剤の区分
作用機構による殺虫剤の区分

(3）出荷物の包装について
なにか新しい情報が無いかと思ったのですが、特にはありませんでした。

最近、直売所の出荷者は大根をポリ袋に入れる方が多くなっていて、私もポリ袋に入れた方が良いのかなと気になっています。しかし、ポリ袋に入れる作業は大変だし袋代もバカになりません。

私は葉物は出荷していませんが、葉物の袋詰めに使うシートの紹介がありました。

他にアサヒミネラルの方から石灰肥料「ミネGスーパー」の紹介がありました。製造元のアサヒミネラルは山口県の会社なんですね。ミネGスーパーの原料は転炉スラグ、苦土、天然腐植酸だそうです。
転炉スラグ？、天然腐植酸？　検索しました。(笑)

転炉スラグ：製鉄所で鋼を製造する際に発生する鉱さいで、ケイ酸カルシウムを主成分とする産業廃棄物です。
天然腐植酸：褐炭や泥炭などの腐植物質を粉砕して得られる土壌改良材です。

知らないワードが出ると気になります。(^^;

お役立ち情報として、スマホアプリの紹介がありました。無料アプリです。
レイミーのAI病害虫雑草診断

さっそくダウンロードして使ってみました。
昨年夏にスィートコーンに付いていたオオタバコガの写真をAI診断してみました。
ちゃんと診察してくれました。

まあ、オオタバコガくらいは自分でも分かるので、もっと難しい害虫でやってみないと何とも言えませんが役に立ちそうです。
防除情報は提示される農薬の種類が少なくて、手持ちの農薬が使えるか調べる必要があるので、あまり役に立たないかも知れません。
このケースだとBT剤(微生物殺虫剤)2種が提示されました。BT剤は以前使ったことがありますが、効果が出るまで時間がかかるので最近は使っていません。