(8月27日 追記)(その3)を書きました。
7月20日にFTX-1のFT8通信用hamlibの記事を書きました。
この時点のベーターテスト用hamlibはFT-991と同じ動作をするもので、「HF/50MHzではパソコンからの周波数制御が出来ず、無線機側で周波数を合わせれば使える。U/VHFでは周波数制御が出来る。」との事でした。(私はFTX-1を持っていないので、詳細は分かりません。)
その後、7月29日に八重洲から「FTX-1シリーズ CATオペレーション リファレンスマニュアル」が公開されて、同時にファームウェアもVer1.08がリリースされました。
英語版 CAT Operation Reference Manual もリリースされたので、hamlibのFTX-1対応が進んだようです。
「ファイル名の日付が20250805以降のhamlibから対応しているかも」との事なので(Tnx JG1APX)、最新のベータテスト用hamlibはFTX-1に対応しているようです。
今日時点のHamlib Git daily snapshotsです。

hamlib-w64-4.7~git-20250805-1e310b795.zipのbinの中のlibhamlib-4.dllをJTDXまたはWSJT-Xのプログラムフォルダーのbinの中にコピーします。(詳細は前の記事を見てください。)
WSJT-Xの場合は、
ファイル→設定→無線機の [Update Hamlib]
からもアップデート出来ます。(やってみたら、2025-08-04の日付けのhamlibになりました。)
FTX-1でFT8をやられている方はファームウェアをVer1.08にバージョンアップしてから、最新のhamlibで「HF/50MHzではパソコンからの周波数制御が出来ない。」という問題が解決するか試してみてください。
結果をコメントで教えていただけるとありがたいです。
7月20日にFTX-1のFT8通信用hamlibの記事を書きました。
この時点のベーターテスト用hamlibはFT-991と同じ動作をするもので、「HF/50MHzではパソコンからの周波数制御が出来ず、無線機側で周波数を合わせれば使える。U/VHFでは周波数制御が出来る。」との事でした。(私はFTX-1を持っていないので、詳細は分かりません。)
その後、7月29日に八重洲から「FTX-1シリーズ CATオペレーション リファレンスマニュアル」が公開されて、同時にファームウェアもVer1.08がリリースされました。
英語版 CAT Operation Reference Manual もリリースされたので、hamlibのFTX-1対応が進んだようです。
「ファイル名の日付が20250805以降のhamlibから対応しているかも」との事なので(Tnx JG1APX)、最新のベータテスト用hamlibはFTX-1に対応しているようです。
今日時点のHamlib Git daily snapshotsです。

hamlib-w64-4.7~git-20250805-1e310b795.zipのbinの中のlibhamlib-4.dllをJTDXまたはWSJT-Xのプログラムフォルダーのbinの中にコピーします。(詳細は前の記事を見てください。)
WSJT-Xの場合は、
ファイル→設定→無線機の [Update Hamlib]
からもアップデート出来ます。(やってみたら、2025-08-04の日付けのhamlibになりました。)
FTX-1でFT8をやられている方はファームウェアをVer1.08にバージョンアップしてから、最新のhamlibで「HF/50MHzではパソコンからの周波数制御が出来ない。」という問題が解決するか試してみてください。
結果をコメントで教えていただけるとありがたいです。
コメント
コメント一覧 (23)
wsjtxのConfig設定UI画面でHamlibのVersion情報をみて2025-08-04T00:52:29Z SHA=8ccc197
なのでFTX-1に対応したものですね。
FT8で使う機能、周波数とPTT制御だけでもとりあえず動いてくれれば良いのですがLinux, Windowsで動いているよ
との情報は未だ見かけませんね。
JA4JOE
が
しました
昨年末SteppIR UrbanBeamを上げて完全復活しました。
FTX-1は導入したい機種なのでこういう情報は参考になります。
FT-991AはJTDX,MMSSTV共にPTT制御がうまく行ってないのですが、本体のRS232C端子をSteppIR UrbanBeamのコントローラーに接続しているのでその関係もある様です。
FTX-1はRS232C端子が無いので移動用として入れたいですが、もう少し様子見です。
JA4JOE
が
しました
周波数制御は出来るように進化はしたものの、まだFake Split で受信周波数が戻ってくれない、
状態であったり、それはバージョン変わって解消したものの、その前から起きていた、送信が数秒で落ち同時にWSJT-X側にエラー表示が出て、再設定しますか?になる減少は相変わらずです。
この数秒がランダムな秒数で意味不明です。
FT-991を選べば周波数制御やFake Splitは使えませんが、問題なく送受信出来ているので、まだそれを使い続けています。
JA4JOE
が
しました
WSJT-X2.7.0で、hamlibをUPdate して、FTX-1F 最新ファームウェアで評価してみました。FTX-1Fにはダミーロードを接続しています。
Hamlib 4.7"git 2025-08-13T20:04:15Z SHA=2f2b70 64-bit
結果
・動作不安定でときどき、Hamlib Errorです。
・HFにおいても、WSJT-X側からの周波数切り替えできるようになりました。
・fake it は、TUNE では、きちんと動作します。ただ、何回か試したうちの1,2回 Fake itが効かない場合がありました。
・fake it で CQを出してみると、ほとんどの場合、fake itが効きません。つまり、WSJT-X側は、周波数をシフトしますが、リグは周波数シフトしません。
・RIGでのスプリットは即Hamlib Errorです。
・上記現象はHFもVHF、UHFも同じです。
JTDXはまだ試しておりませんが、推して知るべしのようですね。
余談ですが、
VHF UHFに関しては、FTX-1F側の送信時スペクトラム表示がかなりずれて出ている(別の受信機でモニターするとずれていなさそう)という不具合もありますが、これはFTX-1の問題だと思います。
JA4JOE
が
しました
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