今朝の気温は7℃で暖かいです。日中も最高気温14℃で暖かい日が続くようですが、明日からは寒くなる予報です。

FreeDVのロールコールを聞いていたら、FreeDV 2.2.0で追加されたログ連携機能が話題になっていました。現在、対応しているログソフトはKLogくらいしか無いようですが、KLogをインストールして使われているそうです。
ただ、通常はHAMLOGを使っているので、KLogからHAMLOGへのログの取り込みが面倒との事です。
KLogはADIFファイルをエクスポートできますが、HAMLOGはADIFファイルのインポートが出来ないので、いったんCSVファイルに変換して取り込む必要があります。
HAMLOG用のADIF-CSV変換ソフトは、JA2BQXさん作成の「adi2csv」を使った事があります。


実際にKLogからHAMLOGへのログ取り込みを試してみたので記録しておきます。

1. FreeDV側の設定
FreeDV 2.2.0 で Option→Reporting の [Enable QSO Logging] をチェックしておきます。
UDP IP/Portはデフォルトの「127.0.0.1/2237」にします。
FreeDV14

2. adi2csv ダウンロード
adi2csvのダウンロードページから adi2csv_007.zip をダウンロードして適当なフォルダーに展開します。今回、テストなのでデスクトップに置きました。
Klog17
adi2csv.exeを実行すればadi2csvが起動します。デスクトップにショートカットを作っておくと良いです。

3. KLogのインストール&設定
KLogのダウンロードページからKLogをダウンロードします。
Klog1
ダウンロードした KLog-2.4.2-win64.exe を実行してインストールします。(Windows Defenderの警告が出ましたが [詳細情報] からインストールを進めました。)

言語は日本語にしました。
Klog2
インストール先はデフォルトにしました。
Klog3
インストール完了後、C:¥Program Files¥KLogにあるKLogのショートカットを実行するとKLogが起動します。(ショートカットをデスクトップにコピーしておくと良いです。)
Klog4
KLogを起動するとcty.datファイルがダンロードされます。
まだログが空なので警告画面が出ますが [OK] で進みます。
Klog5
KLogが起動すると、最初に設定画面が表示されます。
設定画面が表示されていない場合は、ファイル→設定 で設定画面を表示してください。
[ユーザー情報]
コールサインなどを入力します。試験なので他の情報は入力しませんでした。
Klog8
[ログ] 
[新規ログ] でコールサイン、ログ開始日などを入力して新しいログを作ります。
Klog11
[WSJT-X]
WSJT-Xとの通信に関する設定をします。(右側に隠れているので▶で表示してください。)
Port番号は、FreeDV 2.2.0 で設定したUDP IP/Portで設定したPortと同じにします。
UDP関連の設定はすべてチェックします。
Klog10
今回、テストなので他の設定はデフォルトのままにしました。[OK] で設定を終了します。
ネットアクセスの許可画面が出ますが、[許可] で進みます。

KLogのメイン画面です。
Klog12

3. ログ転送
FreeDVで交信して [Log QSO] ボタンでログをKLogに転送します。
FreeDV124
今回テストなのでFreeDVレポーターに表示されている局を適当に選択してKLogに転送しました。(実際に交信していないので後で消しておきます。)
Klog13

4. KLogからHAMLOGへのログインポート
(1) KLogからのADIFファイルエキスポート
ファイル→ADIFへのエクスポート
Klog14
確認画面が出るので [OK] で進みます。
Klog15
HAMLOGのフォルダーにFreeDV_Log.adi ファイルを出力しました。
Klog16
FreeDV_Log.adi の内容です。SUBMODEが入って無いですね。
Klog24

(2) ADIF-CSV変換
 adf2csvを起動してKLogから出力したadiファイルを [変換] します。
Klog18
adf2csvのインストール先フォルダーに FreeDV_Log.csv ファイルが出来ます。
Klog19
出力された FreeDV_Log.csv ファイルです。
Klog20
(3) HAMLOGへのインポート
HAMLOGでcsvファイルをインポートします。
 オプション→データの保守→データのインポート
Klog21
[CSVファイルから] を選んで、 FreeDV_Log.csv ファイルを開きます。
Klog22
確認画面が出るので [はい] で実行します。
いったんHAMLOGが終了するので再起動します。
HAMLOGにKLogのログが取り込まれました。(後で削除しておきます。)
Klog23
NameやQTHが無いのは残念ですね。NameはFreeDVでのログ時に入力可能ですが、Commentsは入力しても変換されません。
あと、Modeが [DIGITALVOICE] になってしまうので、インポート後に「文字列の置換」で[FREEDV] に変換しておくと良いと思います。

(追記)漢字の扱い
ADIFファイルは漢字を扱えない仕様です。
漢字が入っていると文字化けしますので、Nameなどは英数字のみにする必要があります。

(まとめ)
KLogは日本語表示もあるし良く出来たログソフトのようなのでHAMLOGからKLogに乗換える選択もありますが、私も含め多くの方はhQSLを使ってるのでHAMLOGからは離れられないですね。(^^;
FreeDVの交信はSSBやFMと同じで、その都度HAMLOGに手入力してもあまり苦にならないので、FreeDVだけにKLogを使って後でHAMLOGにインポートするのは面倒なだけの気がします。

FreeDVはUDPメッセージでログ情報を通知するので、UDPメッセージをHAMLOGに転送するソフトを作るか、HAMLOG自体がUDPメッセージに対応すれば、FreeDVのログ連携機能が使えるようになると思います。