2025年2月に書いた FreeDV FT-991Aの設定 を改版しておきます。主にFreeDV 2.2.xで変った画像を差替えました。
(ここから本文)
FT-991AMでFreeDVをやってみたので記録しておきます。
基本的な設定と使い方は以下の「IC-7300でFreeDV開始」の記事と同じなので違う部分のみ書いておきます。
FreeDVのインストールや、使い方などは以下記事を参考にしてください。
1. 無線機側の設定
FT-991Aの設定はFT8の設定と同じで良いです。以下のFT8の記事を参照してください。
FT-991Aの仮想COMドライバーをインストールしていない場合は、上記記事の 2. 仮想COMドライバー インストール を参考にインストールしてください。
FT-991Aのメニューモードの設定内容はFT8の設定と同じです。

2. FreeDVの設定
メニューバーの [Tools] からEasy Setupの設定を行います。
Tools→Easy Setup

(ここから本文)
FT-991AMでFreeDVをやってみたので記録しておきます。
基本的な設定と使い方は以下の「IC-7300でFreeDV開始」の記事と同じなので違う部分のみ書いておきます。
FreeDVのインストールや、使い方などは以下記事を参考にしてください。
1. 無線機側の設定
FT-991Aの設定はFT8の設定と同じで良いです。以下のFT8の記事を参照してください。
FT-991Aの仮想COMドライバーをインストールしていない場合は、上記記事の 2. 仮想COMドライバー インストール を参考にインストールしてください。
FT-991Aのメニューモードの設定内容はFT8の設定と同じです。

2. FreeDVの設定
メニューバーの [Tools] からEasy Setupの設定を行います。
Tools→Easy Setup

Step1:Select Sound Device
Radio Device: 無線機のUSB CODECを指定します。FT-991AのUSB Audio CODEC にします。
Decoded audio plays back through: パソコンのスピーカーを指定します。ヘッドセットを指定しました。
Transmitted audio records through: パソコンのマイクを指定します。ヘッドセットのマイクを指定しました。
Step2:Setup Radio Control [Hamlib CAT Control] を選びます。
Rig Model: 接続する無線機を選びます。FT-991にします。
Serial Device (or hostname:port): 無線機のコムポート番号を指定します。FT-991AのEnhanced COM Portを指定します。
Radio Device: 無線機のUSB CODECを指定します。FT-991AのUSB Audio CODEC にします。
(注)パソコンに複数の無線機を接続していてUSB Audio CODECが複数ある場合は、目的のUSB Audio CODECを指定できない事があるようです。その場合は [Advanced] から設定してください。
Decoded audio plays back through: パソコンのスピーカーを指定します。ヘッドセットを指定しました。
Transmitted audio records through: パソコンのマイクを指定します。ヘッドセットのマイクを指定しました。
Step2:Setup Radio Control [Hamlib CAT Control] を選びます。
Rig Model: 接続する無線機を選びます。FT-991にします。
Serial Device (or hostname:port): 無線機のコムポート番号を指定します。FT-991AのEnhanced COM Portを指定します。
Serial Rate: CATの通信速度を設定します。FT-991A側と合わせて38400にしました。
PTT uses: PTT制御はCATにしました。
[Test] ボタンで無線機が送信状態になればCAT制御はうまくいっています。
(信号が送信されるので、送信電力を最低にするかダミーロードを使ってTestしてください。)
Step 3: Setup Reporting [Enable Reporting] をチェックします。
Callsign: 自局コールサインを設定します。
Grid Square/Locator: 自局グリッドロケーターを設定します。
Optionsの設定の必要項目はEasy Setupで設定されています。
設定の詳細は「IC-7300でFreeDV開始の (2) Options」を見てください。
3. パソコンオーディオレベル設定
オーディオレベル設定は私の環境では以下の値にしています。リグ側の設定はFT8の設定と同じです。
受信
パソコン再生デバイス(スピーカー、ヘッドセット) 適宜調整
受信オーディオ(無線機から) 80%
無線機AF出力(FT-991A DATA OUT LEVEL) 50%
送信
パソコン入力デバイス(マイク) 100%(Frm Micの波形が平均で±0.4)
送信オーディオ(無線機へ) 100%
PTT uses: PTT制御はCATにしました。
[Test] ボタンで無線機が送信状態になればCAT制御はうまくいっています。
(信号が送信されるので、送信電力を最低にするかダミーロードを使ってTestしてください。)
Step 3: Setup Reporting [Enable Reporting] をチェックします。
Callsign: 自局コールサインを設定します。
Grid Square/Locator: 自局グリッドロケーターを設定します。
Optionsの設定の必要項目はEasy Setupで設定されています。
設定の詳細は「IC-7300でFreeDV開始の (2) Options」を見てください。
3. パソコンオーディオレベル設定
オーディオレベル設定は私の環境では以下の値にしています。リグ側の設定はFT8の設定と同じです。
受信
パソコン再生デバイス(スピーカー、ヘッドセット) 適宜調整
受信オーディオ(無線機から) 80%
無線機AF出力(FT-991A DATA OUT LEVEL) 50%
送信
パソコン入力デバイス(マイク) 100%(Frm Micの波形が平均で±0.4)
送信オーディオ(無線機へ) 100%
無線機変調入力(FT-991A DT GAIN) 50%
マイクのボリューム(パソコン側入力)は100%にしておいて、FreeDVの [Mic/Spkr level] スライダーで「Frm Mic」の波形が平均で±0.4くらいになるように調整します。
送信出力はFreeDVを送信状態にしてALCが大きく振れないレベルに [Tx Attenuation] スライダーで調整します。
パソコンのサウンド設定に関しては別記事に詳細を書いていますので、そちらも参考にしてください。
4. FT991Aの通信設定
受信フィルター他の設定は、「FT-991A FT8通信の設定」の 6. FT991Aの通信設定 を参考にして設定してください。
WIDTH 3000Hz
NAR/WIDE WIDE
DT GAIN 50(デフォルト)
5. イコライザーAPOの設定
10MHz帯で運用する場合は、必ずイコライザーAPOで占有周波数帯域を2kHz以下にする必要があります。
以下の記事を参考にしてイコライザーAPOをインストールしてAPOにバンドパスフィルターを設定します。
Device Selectorの設定はFT-991AのUSB Audio CODECを選択します。

Editorの設定は、Device: をFT-991AのUSB Audio CODECにします。Graphic EQ: の設定内容はIC-7300の設定と同じです。

FT-991Aでも送信オーディオを折り返しモニターをしてオーディオ波形を確認する事が出来ます。
[F] (Function)ボタンから [MONI] をONにすると、送信オーディオが折り返されます。
レベル設定に関係なく折り返されるので0でも良いですが、レベル5にしました。(FT-991Aの場合ボリュームを絞ってもスピーカーから再生されるので大きくするとうるさいです。)

FreeDVのModem設定「Half/Full Duplex Operatin」の[Half Duplex]のチェックを外して、Full Duplexにします。
イコライザーON時の送信 [Spectrum] 波形です。

以上でFT-991A用の設定は終了です。
交信の仕方はIC-7300の記事の 6. FreeDVで交信する を参考にしてください。
送信出力はFreeDVを送信状態にしてALCが大きく振れないレベルに [Tx Attenuation] スライダーで調整します。
パソコンのサウンド設定に関しては別記事に詳細を書いていますので、そちらも参考にしてください。
4. FT991Aの通信設定
受信フィルター他の設定は、「FT-991A FT8通信の設定」の 6. FT991Aの通信設定 を参考にして設定してください。
WIDTH 3000Hz
NAR/WIDE WIDE
DT GAIN 50(デフォルト)
5. イコライザーAPOの設定
10MHz帯で運用する場合は、必ずイコライザーAPOで占有周波数帯域を2kHz以下にする必要があります。
以下の記事を参考にしてイコライザーAPOをインストールしてAPOにバンドパスフィルターを設定します。
Device Selectorの設定はFT-991AのUSB Audio CODECを選択します。

Editorの設定は、Device: をFT-991AのUSB Audio CODECにします。Graphic EQ: の設定内容はIC-7300の設定と同じです。

FT-991Aでも送信オーディオを折り返しモニターをしてオーディオ波形を確認する事が出来ます。
[F] (Function)ボタンから [MONI] をONにすると、送信オーディオが折り返されます。
レベル設定に関係なく折り返されるので0でも良いですが、レベル5にしました。(FT-991Aの場合ボリュームを絞ってもスピーカーから再生されるので大きくするとうるさいです。)

FreeDVのModem設定「Half/Full Duplex Operatin」の[Half Duplex]のチェックを外して、Full Duplexにします。
イコライザーON時の送信 [Spectrum] 波形です。

以上でFT-991A用の設定は終了です。
交信の仕方はIC-7300の記事の 6. FreeDVで交信する を参考にしてください。
コメント
(お願い)質問はメールではなく、コメントでお願いします。