今日はまた雨の予報で、今朝の気温は13℃で暖かいです。

最近話題になっているFT2を試してみました。

FT2はイタリアのIU8LMC局が開発した新しいモードで、FT8およびFT4と同じコーデック(77ビットペイロード、LDPC(174,91)エンコーディング、8-GFSK変調)を使用しますが、1サイクルが3.8秒でQSOが最短で約11秒で完了します。
ただし、帯域幅がFT8の3倍の150Hzで、デコード感度はFT8より10dB悪いです。
FT2_5
数日前にFT2のサイトにある Decodium 3.0 を試してみましたが、この時は相手がいなくて交信できませんでした。
昨日、hamlife.jpを見ていたら、「FT2をサポートした WSJT-X Improved v3.1.0 が公開された。」という記事がありました。


さっそく、SOURCEFORGEのWSJT-X_IMPROVEDのサイトからWSJT-X Improved v3.1.0 をダウンロードしてインストールしてみました。
FT2_2
WSJT-X ImprovedはオリジナルのWSJT-X(今のWSJT-X 3.0.0はWSJT-X Improved 3.0.0がオリジナルですが)と同じデーターを使うので、設定やログファイルはWSJT-Xと共通です。

ただし、編集した周波数テーブルにはFT2の周波数が無いので、周波数テーブルで右クリックして [リセット] を行ってください。国内用の3.531MHzや7.041MHzが必要なら追加してください。
FT2_3
FT2モードの周波数は以下のようになっています。
(注)実際はAll Mode指定なのでFT8で7.052MHzが選択されるなどの問題があるので注意してください。ModeをFT2に変更しておいた方が良いか知れません。
   1.843MHz
   3.578MHz
   7.052MHz
 10.144MHz
 14.084MHz
 18.108MHz
 21.144MHz
 24.923MHz
 28.184MHz
 50.320MHz

メイン画面に [FT2] が追加されています。
FT2_4
PSKレポーターを見たら7MHzで受信している局が数局いたので、CQを出してみました。
7.052MHz付近ではSSBで出ている局もいるのでそのDFは避けて送信しました。
しかし、7MHzは不発でした。
次に14MHzに移ってモニターしていたらCQを出している局がいたので呼んで交信しました。FT2初交信でした。(^^;
FT2_1
相手を呼出してから73を送るまで19秒かかっています。11秒というのは3シーケンスなのでレポート送信で呼んでRR73をもらうまでという事になります。比較表でFT8が60秒になっているので15秒と書くべきだと思います。(^^;

FT8の4倍の交信スピードは忙しいですね。個人的には(爺さんには)FT8くらいがちょうど良い速度の気がします。

FT2はまだADIFの扱いが決まってないので、今のところLoTWやeQSLにログをアップロードできません。ClubLogはアップロード出来ますがモードが(DATA)になるようです。
たぶんADIFの仕様はFT4と同じくSUBMODEが追加されるのだと思います。WSJT-X Improved v3.1.0 のADIFファイルはMODE=MFSK/SUBMODE=FT2になっています。
(SUBMODE=MM2になるという情報もあります。)

また、JTAlertがFT2をサポートするのが難しいそうで、今のところJTAlertが使えません。
当面、HAMLOGにはFT2で記録しておいてeQSLやLoTWへのアップロードは、それらがFT2に対応してから行いたいと思います。

なお、衛星通信ではFT4が良く使われていますが、短時間で交信できるのは大きなメリットなので今後FT2が使われるかも知れません。

(トラブル)
Decodium 3.0 を試してからオリジナルのWSJT-X 3.0.0 送信信号のレベルが低くなってしまいました。
Pwrスライダーを最大まで上げても10Wくらいしかパワーが出ません。
JTDXやWSJT-X Improved 3.1.0 は問題ありません。
WSJT-X 3.0.0をアンインストール(データーフォルダーも消去)してから再インストール、USB AUDIO CODECドライバーの再インストールなどをやってみましたが改善しません。
とりあえず、現在は無線機側の変調入力を100%にして使っていますが原因不明です。
レジストリに何か設定されているのでしょうかね?