FreeDVで交信していると、アクティブな方でWindowsではなくLinuxを使われている方がいます。
FreeDVはPhysonが使われているせいで古いWindows PCでは動かなかったのでLinuxにした方が多いようです。また、FreeDVはLinux版がテストバージョンとして先行リリースされるので、GA版の前のテストバージョンを使いたい方はLinux版を使われています。
なお、FreeDV 2.3.0からはPhysonがC言語に書き換えられたので、現在は多少古いWindows PCでも動くと思います。

交信時に相手がLinux版を使われていると良く分からない話が出てくる事があります。そこで、話についていけるように「FreeDVのLinux版を試してみよう」と思い立ちました。(^^;

(前置きが長くなりましたが、ここから本文です。)
知人からもらったマウスコンピュータ製ノートPC (mouse EH350DRSSDW10K) をUbuntu化する事にしました。6年前くらいのモデルでCPUはCore i3で、SSD 240GBです。OSはWindows11化されています。
Linuxは以前、D-Starのdmonitorをやってみた時にラズベリーパイでRaspbery Pi OSを触って以来です。(現役時代の大昔はUnixを使っていました。)

以下の記事を参考にさせていただきました。
【超簡単】たった15分!WindowsマシンをLinuxに移行する手順を解説

1. 起動用USBメモリーの作成
Ubuntuのインストール用にUSBメモリーを準備します。東芝製の16GB USBメモリーを使いました。
インストール用USBメモリーの作成は別のデスクトップPCで行いました。

最初にUbuntuのダウンロードページからISOファイルをダウンロードします。
最新版は Ubuntu Desktop 26.04 LTS でした。
Ubuntu1
ubuntu-26.04-desktop-amd64.isoがダウンロードされます。

次にISOファイルからインストール用USBメモリーを作るため、RufusのダウンロードページからRufusをダウンロードします。
Ubuntu1a
ダウンロードした rufus-4.14.exe を実行します。(USBメモリーを挿しておきます。)

デバイスはUSBメモリーを選択します。
ブートの種類の [選択] をクリックしてubuntu の iso ファイルを指定します。
パーテション構成はMBRかGPTを選びますが、よほど古いPCで無ければGPTです。(不明な場合はWindowsの「ディスクの管理」で確認してください。「ディスクの管理」で確認したいディスクの左側の領域を右クリックし、「プロパティ」を選択して「ボリューム」タブを開く。「パーティションのスタイルを確認。 )
ファイルシステムはFAT32です。
Ubuntu4A
[スタート] で起動用USBメモリーが作成されます。20分くらいかかりました。
終了したら、USBメモリーをUbuntu化するPCに差替えます。

2. Ubuntuインストール
Ubuntu化するPCのBIOSを起動します。
BIOSの起動はPCの電源を入れた直後、メーカーロゴが表示されている間に [F2] キー(メーカーによってはDELキー)を連打すれば表示されるはずですが、なぜかWindowsが起動してうまく行きませんでした。
仕方ないので以下の手順で起動しました。

( Windows 11/10の設定画面から開く方法)
起動時のタイミングを合わせるのが難しい場合は、Windows上から直接アクセスできます。 
① スタートメニューから [設定] を開きます。
② [システム] > [回復] を選択します。
③「PCの起動をカスタマイズする」の [今すぐ再起動] をクリックします。
④ PCが再起動したら、[トラブルシューティング] > [詳細オプション] > [UEFIファームウェアの設定] を選択し、[再起動] をクリックします。
①~③は省略してWIndowsのShift+再起動でも④画面が出ます。

BIOSが起動したら、BootデバイスとしてUSBメモリーを選んで [Enter] で起動します。
IMG_4048
起動メニューで「Try or Install Ubuntu」を選択してインストールを開始します。
Ubuntu7
以降は言語やキーボードの設定を順に選択します。
言語 日本語
アクセシビリティ  必要なら設定
キーボードレイアウト 日本語
インターネット接続 有線またはWiFi(パスワード入力が必要)
インストールの種類 対話式インストール
アプリケーション 既定の選択
コンピューターを最適化 設定不要
ディスクのセットアップ ディスクを削除してUbuntuをインストール

アカウントの設定 ユーザー名、パスワードを設定します。
IMG_4062
タイムゾーン Yamaguti(Yamaguchi,Japan)、Asia/Tokyo にしました。

インストールの準備完了 [インストール] でインストールが始まります。
Ubuntu8
インストール完了まで30分くらいかかりました。[今すぐ再起動]で再起動します。
IMG_4065
アカウント選択画面でアカウントを選んで、ログイン画面でインストール時の「アカウントの設定」で設定したパスワードを入力してログインします。

無事にUbuntuがインストールできました。
Ubuntu9
中央にタヌキらしきキャラクター画像が表示されていますが、Ubuntuのキャラクターのアライグマなんですね。残念ながらタヌキではありませんでした。(笑)

続いてFreeDVのインストールです。