先日、Ubuntu をインストールした記事を書きました。
古いWindows PCにUbuntu 26.04 LTS をインストールしてみた
Ubuntuのインストールが出来たので、次にFreeDVのインストールと設定をやりました。
以下の資料を参考にさせていただきました。
・JH0PCFさんのFreeDV運用ガイドの「UbuntuでのFreeDV 2.0.0構築」
・同じくJH0PCFさんが書かれた、CQ誌2026年6月号 別冊付録 FreeDV運用ガイドの記事「Linux版FreeDVのセットアップ」
手順を記録しておきます。無線機はIC-7300Mです。
Unixは大昔に仕事で使ってましたが、すっかり忘れていてコマンドがおまじないのようです。でも、ブログに書くと何をやってるか少しは理解できます。(笑)
1. Ubuntuのインストールと基本操作
(1) Ubuntuインストール
以下の記事を見てください。
(2) Ubuntu基本操作
Ubuntuを初めて使う方のために、作業途中で使う基本操作について書いておきます。
・Ubuntuの再起動
インストール途中で再起動を行う場合があります。デスクトップ画面右上のバッテリーマークを左クリックして電源ボタンで[再起動]を選んで再起動します。

(補足)電源オフは上記画面の[電源オフ]で行います。
・ターミナル
ターミナル(端末、bash)を使うのでアプリを表示してターミナルをピン止めしておきます。
デスクトップ画面左下の [アプリを表示] を左クリックしてアプリ一覧を表示します。

ターミナルアイコンを右クリックして[Pin to Dock] で画面左のダッシュボードにPIN止めしておきます。
以降でターミナルを使うときはダッシュボードから起動出来ます。

・Ubuntu日本語入力
FreeDVレポーターのMsgには日本語入力が可能です。日本語入力の仕方について書いておきます。
デスクトップ画面右上の [Ja] または [あ] をクリックして、[日本語(Mozc)] を指定します。

Mozcにして文字入力時に [全角/半角] キーで日本語/英数字入力を切換えて入力します。
画面右上のステータスアイコンが「A」なら英数字、「あ」なら日本語入力モードです。
(3) FireFoxブラウザーでこの記事を参照する
デスクトップ画面左側のアイコンからFireFoxブラウザーを開きます。

ブラウザーから「向島ポンポコ日記」を検索して、ブログページの右側 [記事検索] で「FreeDV Linux版」を検索してこの記事を表示してください。ターミナルを開いて、この記事と並べて作業します。

この記事でターミナルに入力するコマンドのリストを以下に載せておくので、インストール作業途中にコピー&ペーストして使ってください。
*************************FreeDVインストール コマンド************************
lsusb
ls -l /dev/ttyUSB*
sudo gpasswd -a user_name dialout (user_nameは自分のユーザー名に変更してください)
sudo apt install gtkterm
sudo apt install pavucontrol pulseaudio
sudo apt install libgsm1-dev libsndfile1-dev cmake module-assistant build-essential
sudo apt install libwxgtk3.2-dev libhamlib-dev libasound2-dev libao-dev
sudo apt install libspeexdsp-dev libsamplerate0-dev sox git
git clone https://github.com/barjac/freedv-rade-build
chmod +x freedv-rade-build/freedv-rade-build
freedv-rade-build/freedv-rade-build
************************************************************************************
(参考)
Windowsで上記のコマンドリストをテキストファイルとしてUSBメモリーに入れておいて、UbuntuのPCに挿してテキストエディターで開いて参照する方法もあります。
[ティストエディター] はアプリ表示にあります。
2. シリアルポートとサウンドデバイスの準備
PCと無線機(IC-7300)はUSBケーブルで接続しておきます。
スピーカー/マイクはロジクールのUSBヘッドセットを接続してあります。
(1) 無線機の接続確認
ターミナルを開いて以下のコマンドを入力します。
lsusb

シリアルポート(UART Bridge)とAudio CODECがあれば正常です。
(2) シリアル通信アプリ(GTKTerm)のインストールと設定
・シリアルポートの確認
ターミナルで以下を入力します。
ls -l /dev/ttyUSB*

crw-rw ---- 1 root dialout 188, 0 May 22 11:10 /dev/ttyUSB0 が表示されればUSBシリアルデバイスが認識されています。無線機のシリアルポートが「dev/ttyUSB0」であることを覚えておきます。
・dialoutグループにユーザーを追加
シリアルポートのアクセス権を追加します。
user_nameの部分はUbuntuのユーザー名です。
sudo gpasswd -a user_name dialout

Ubuntuを再起動します。
・GTKTermのインストール
ターミナルで以下を入力します。
sudo apt install gtkterm
パスワードも入力します。

インストールが終了するとアプリ表示に[Serial port]アイコンが出来ます。

・GTKTermの設定
[Serial port]アイコンをクリックしてGTKTermを開いて設定します。
Configuration→Port

/dev/ttyUSB0を選択してBaud Rateを19200bps(IC-7300の最高速度)にして[OK] で設定します。

Configuration nameは [default] のままで[OK]で進みます。
GTKTermを終了します。
(3) オーディオ関連アプリのインストールと設定
・サウンド設定画面(pavucontrol)と音声サーバー(PulseAudio)のインストール
ターミナルで以下を入力します。
sudo apt install pavucontrol pulseaudio
パスワードも入力します。

途中で「Continue? [Y/n]」の確認が出るのでYで進みます。
インストールが終了するとアプリ表示に [音量調節]アイコンが出来ます。

・PulseAudio 音量調節の設定
[音量調節]アイコンをクリックしてPulseAudioを開きます。
スピーカー/マイクはヘッドセットを接続しています。
ボリュームはとりあえず、すべて100%にしておきました。
[出力デバイス] タブ
送信オーディオ(無線機へ) PCM2901 Audio Codec 100%
パソコン再生デバイス(スピーカー) USB Headset 100%

[入力デバイス] タブ
受信オーディオ(無線機から) PCM2901 Audio Codec 100%
パソコン入力デバイス(マイク) USB Headset 100%

PulseAudioを閉じます。
3. FreeDVのインストール
(1) FreeDV実行環境の構築
FreeDVの動作に必要なライブラリをインストールします。
ターミナルから以下を入力していきます。(UbuntuでのFreeDV 2.0.0構築では一回で入力するようになっていますが、うまくいかなかったので3回に分けて実行しました。)
sudo apt install libgsm1-dev libsndfile1-dev cmake module-assistant build-essential
sudo apt install libwxgtk3.2-dev libhamlib-dev libasound2-dev libao-dev
sudo apt install libspeexdsp-dev libsamplerate0-dev sox git
(2) FreeDVのインストール
ターミナルで以下を入力してFreeDVのbuildファイルをダウンロードします。
git clone https://github.com/barjac/freedv-rade-build

続いて、freedv-rade-buildにアクセス権(パーミッション)を付与します。
chmod +x freedv-rade-build/freedv-rade-build
buildファイルを実行してFreeDVプログラムをインストールします。
freedv-rade-build/freedv-rade-build
インストールが終了すると、Build is complete \o/ が表示されます。

デスクトップに [FreeDV-RADE] と [freedv-rade-update.desktop] アイコンが出来ています。
[FreeDV-RADE] がFreeDVの実行用アイコンです。

以上でFreeDVのインストールが出来ました。
4. 無線機の設定
最初にメニューバーの [Tools] から設定を行います。(最初の起動でEasy Setupの画面が表示されます。)
Tools→Easy Setup

Step1:Select Sound Device
Radio Device: 無線機のUSB CODECを指定します。
Decoded audio plays back through: パソコンのスピーカーを指定します。ヘッドセットを指定しました。待受け受信など受信音をスピーカーから流したい場合は、スピーカーを指定してください。
Transmitted audio records through: パソコンのマイクを指定します。ヘッドセットのマイクを指定しました。
Step2:Setup Radio Control [Hamlib CAT Control] を選びます。
Rig Model: 接続する無線機を選びます。
Serial Device (or hostname:port): 無線機のシリアルポートを指定します。
Radio Address: ICOM機の場合、CI-Vアドレスを設定します。IC7300=94
(00にすると旨く行かない場合があるので、ICOM機の場合は調べて設定してください。)
Serial Rate: CATの通信速度を設定します。
PTT uses: PTT制御はCATにしました。
[Test] ボタンで無線機が送信状態になればCAT制御はうまくいっています。
(信号が送信されるので、送信電力を最低にするかダミーロードを使ってTestしてください。)
Step 3: Setup Reporting [Enable Reporting] をチェックします。
Callsign: 自局コールサインを設定します。
Grid Square/Locator: 自局グリッドロケーターを設定します。
Easy Setup で必要な項目は設定されるので、以上で通信は可能です。カスタマイズしたい場合は「IC-7300でFreeDV開始の 4. FreeDVの設定」を参照してください。
6. FreeDVで交信する
FeeeDVのメイン画面です。PCのディスプレイに合わせてサイズを調整してください。

以下基本的な運用操作について簡単に書いておきます。実際の運用での操作については以下の記事を参照してください。
(1) FreeDVレポーター
FreeDVレポーターを表示します。
Tools→FreeDV Reporter
FreeDVメイン画面とFreeDVレポーターを見やすいようにサイズ、配置を調整してください。
今回使ったPCは解像度が1366x768(VGA)なので上下に並べました。

現在FreeDVをモニターしている局が表示されて、送信中の局が赤く表示されます。送信中の局を受信できている局は青く表示されて、受信SNRが表示されます。
(表示色)初期設定では以下になっています。
赤 送信中
青 送信中の局を受信中
ピンク 受信開始、メッセージ送信など変化があった。数秒間表示
薄赤 クリックして選択した局
上部メニューバーの [Show] で列の表示をON/OFF出来ます。不要な列を非表示にして全体の横幅を狭く出来ます。不要な列を非表示にしてMsgの幅を広くしておくと良いです。
(2) 受信
周波数をメイン画面右下の「Radio Freq.」に入力、またはリストから選択します。
[Start Modem] で無線機の周波数が入力した周波数に変わり、通信モードもLSBーDまたはUSBーDに自動的に変わります。(通信モードはバンドに応じてLSB/USBが自動的に設定されます。)

受信周波数はFreeDVレポーターで対象局の行をダブルクリックして、その周波数に変更する事が出来ます。
[Mic/Spkr Level] 受信音量を調整できます。
[Stop Modem] で受信が終了します。
(3) 送信
・送信電力の調整
[Tune] をクリックするとキャリア信号が送信されます。[Tx Attenuation] の [ << < > >> ] で無線機のALCが大きく振れないレベルに調整してください。

・送信
[PTT] をクリックする(またはスペースキーを押す)と送信が始まります。
[Mic/Spkr level] [Frm Mic]の波形が平均で±0.4くらいになるように [Mic/Spkr level] スライダーで調整します。
再度 [PTT] をクリックする(またはスペースキーを押す)と送信が終了します。
7. FreeDVのバージョンアップ
デスクトップの [freedv-rade-update.desktop] アイコンから最新版のFreeDVにバージョンアップ出来ます。(テスト版なので不安定な場合があります。)
初期状態では起動できないので、アイコンを右クリックして [起動を許可する] を行います。

[Update-Rade] に変わるのでアイコンをダブルクリックして起動します。

ターミナルが開きます。
・Do you want to (U)pdate, (F)ull re-build, (B)ackup, create (D)esktop launcher or (Q)uit? [U/F/B/D/Q]
Fを選択します。
・Create a backup of the current version? [N/y]
Nを入力
・Perform the selected tasks? [Y/n]
Yを入力
・[sudo: authenticate] /パスワード:
パスワードを入力

アップデートが終わりました。

FreeDVを起動して確認すると、dev-以降の数字と Expires日付が変わっています。

以上です。
Linux環境ではHAMLOGなど使い慣れたソフトが使えないので(Wineを使う方法もありますが)、Linux版FreeDVは試してみただけです。
Linuxは詳しく無いので、コメントは歓迎ですが難しい質問はしないでね。(笑)
古いWindows PCにUbuntu 26.04 LTS をインストールしてみた
Ubuntuのインストールが出来たので、次にFreeDVのインストールと設定をやりました。
以下の資料を参考にさせていただきました。
・JH0PCFさんのFreeDV運用ガイドの「UbuntuでのFreeDV 2.0.0構築」
・同じくJH0PCFさんが書かれた、CQ誌2026年6月号 別冊付録 FreeDV運用ガイドの記事「Linux版FreeDVのセットアップ」
手順を記録しておきます。無線機はIC-7300Mです。
Unixは大昔に仕事で使ってましたが、すっかり忘れていてコマンドがおまじないのようです。でも、ブログに書くと何をやってるか少しは理解できます。(笑)
1. Ubuntuのインストールと基本操作
(1) Ubuntuインストール
以下の記事を見てください。
(2) Ubuntu基本操作
Ubuntuを初めて使う方のために、作業途中で使う基本操作について書いておきます。
・Ubuntuの再起動
インストール途中で再起動を行う場合があります。デスクトップ画面右上のバッテリーマークを左クリックして電源ボタンで[再起動]を選んで再起動します。

(補足)電源オフは上記画面の[電源オフ]で行います。
・ターミナル
ターミナル(端末、bash)を使うのでアプリを表示してターミナルをピン止めしておきます。
デスクトップ画面左下の [アプリを表示] を左クリックしてアプリ一覧を表示します。

ターミナルアイコンを右クリックして[Pin to Dock] で画面左のダッシュボードにPIN止めしておきます。
以降でターミナルを使うときはダッシュボードから起動出来ます。

・Ubuntu日本語入力
FreeDVレポーターのMsgには日本語入力が可能です。日本語入力の仕方について書いておきます。
デスクトップ画面右上の [Ja] または [あ] をクリックして、[日本語(Mozc)] を指定します。

Mozcにして文字入力時に [全角/半角] キーで日本語/英数字入力を切換えて入力します。
画面右上のステータスアイコンが「A」なら英数字、「あ」なら日本語入力モードです。
(3) FireFoxブラウザーでこの記事を参照する
デスクトップ画面左側のアイコンからFireFoxブラウザーを開きます。

ブラウザーから「向島ポンポコ日記」を検索して、ブログページの右側 [記事検索] で「FreeDV Linux版」を検索してこの記事を表示してください。ターミナルを開いて、この記事と並べて作業します。

この記事でターミナルに入力するコマンドのリストを以下に載せておくので、インストール作業途中にコピー&ペーストして使ってください。
*************************FreeDVインストール コマンド************************
lsusb
ls -l /dev/ttyUSB*
sudo gpasswd -a user_name dialout (user_nameは自分のユーザー名に変更してください)
sudo apt install gtkterm
sudo apt install pavucontrol pulseaudio
sudo apt install libgsm1-dev libsndfile1-dev cmake module-assistant build-essential
sudo apt install libwxgtk3.2-dev libhamlib-dev libasound2-dev libao-dev
sudo apt install libspeexdsp-dev libsamplerate0-dev sox git
git clone https://github.com/barjac/freedv-rade-build
chmod +x freedv-rade-build/freedv-rade-build
freedv-rade-build/freedv-rade-build
************************************************************************************
(参考)
Windowsで上記のコマンドリストをテキストファイルとしてUSBメモリーに入れておいて、UbuntuのPCに挿してテキストエディターで開いて参照する方法もあります。
[ティストエディター] はアプリ表示にあります。
2. シリアルポートとサウンドデバイスの準備
PCと無線機(IC-7300)はUSBケーブルで接続しておきます。
スピーカー/マイクはロジクールのUSBヘッドセットを接続してあります。
(1) 無線機の接続確認
ターミナルを開いて以下のコマンドを入力します。
lsusb

シリアルポート(UART Bridge)とAudio CODECがあれば正常です。
(2) シリアル通信アプリ(GTKTerm)のインストールと設定
・シリアルポートの確認
ターミナルで以下を入力します。
ls -l /dev/ttyUSB*

crw-rw ---- 1 root dialout 188, 0 May 22 11:10 /dev/ttyUSB0 が表示されればUSBシリアルデバイスが認識されています。無線機のシリアルポートが「dev/ttyUSB0」であることを覚えておきます。
・dialoutグループにユーザーを追加
シリアルポートのアクセス権を追加します。
user_nameの部分はUbuntuのユーザー名です。
sudo gpasswd -a user_name dialout

Ubuntuを再起動します。
・GTKTermのインストール
ターミナルで以下を入力します。
sudo apt install gtkterm
パスワードも入力します。

インストールが終了するとアプリ表示に[Serial port]アイコンが出来ます。

・GTKTermの設定
[Serial port]アイコンをクリックしてGTKTermを開いて設定します。
Configuration→Port

/dev/ttyUSB0を選択してBaud Rateを19200bps(IC-7300の最高速度)にして[OK] で設定します。

Configuration nameは [default] のままで[OK]で進みます。
GTKTermを終了します。
(3) オーディオ関連アプリのインストールと設定
・サウンド設定画面(pavucontrol)と音声サーバー(PulseAudio)のインストール
ターミナルで以下を入力します。
sudo apt install pavucontrol pulseaudio
パスワードも入力します。

途中で「Continue? [Y/n]」の確認が出るのでYで進みます。
インストールが終了するとアプリ表示に [音量調節]アイコンが出来ます。

・PulseAudio 音量調節の設定
[音量調節]アイコンをクリックしてPulseAudioを開きます。
スピーカー/マイクはヘッドセットを接続しています。
ボリュームはとりあえず、すべて100%にしておきました。
[出力デバイス] タブ
送信オーディオ(無線機へ) PCM2901 Audio Codec 100%
パソコン再生デバイス(スピーカー) USB Headset 100%

[入力デバイス] タブ
受信オーディオ(無線機から) PCM2901 Audio Codec 100%
パソコン入力デバイス(マイク) USB Headset 100%

PulseAudioを閉じます。
3. FreeDVのインストール
(1) FreeDV実行環境の構築
FreeDVの動作に必要なライブラリをインストールします。
ターミナルから以下を入力していきます。(UbuntuでのFreeDV 2.0.0構築では一回で入力するようになっていますが、うまくいかなかったので3回に分けて実行しました。)
sudo apt install libgsm1-dev libsndfile1-dev cmake module-assistant build-essential
sudo apt install libwxgtk3.2-dev libhamlib-dev libasound2-dev libao-dev
sudo apt install libspeexdsp-dev libsamplerate0-dev sox git
(2) FreeDVのインストール
ターミナルで以下を入力してFreeDVのbuildファイルをダウンロードします。
git clone https://github.com/barjac/freedv-rade-build

続いて、freedv-rade-buildにアクセス権(パーミッション)を付与します。
chmod +x freedv-rade-build/freedv-rade-build
buildファイルを実行してFreeDVプログラムをインストールします。
freedv-rade-build/freedv-rade-build
インストールが終了すると、Build is complete \o/ が表示されます。

デスクトップに [FreeDV-RADE] と [freedv-rade-update.desktop] アイコンが出来ています。
[FreeDV-RADE] がFreeDVの実行用アイコンです。

以上でFreeDVのインストールが出来ました。
4. 無線機の設定
IC-7300の設定を行います。
IC-7300の場合はFreeDV用のプリセットを作ると便利です。
プリセットの設定内容です。プリセット設定の仕方については、「IC-7300でFreeDV開始の3. 無線機側の設定」を参照してください。

FreeDV運用時はプリセット3 (FreeDV) に切換えて運用します。
5. FreeDVの設定
[FreeDV-RADE] アイコンをダブルクリックしてFreeDVを起動します。プリセットの設定内容です。プリセット設定の仕方については、「IC-7300でFreeDV開始の3. 無線機側の設定」を参照してください。

FreeDV運用時はプリセット3 (FreeDV) に切換えて運用します。
5. FreeDVの設定
最初にメニューバーの [Tools] から設定を行います。(最初の起動でEasy Setupの画面が表示されます。)
Tools→Easy Setup

Step1:Select Sound Device
Radio Device: 無線機のUSB CODECを指定します。
Decoded audio plays back through: パソコンのスピーカーを指定します。ヘッドセットを指定しました。待受け受信など受信音をスピーカーから流したい場合は、スピーカーを指定してください。
Transmitted audio records through: パソコンのマイクを指定します。ヘッドセットのマイクを指定しました。
Step2:Setup Radio Control [Hamlib CAT Control] を選びます。
Rig Model: 接続する無線機を選びます。
Serial Device (or hostname:port): 無線機のシリアルポートを指定します。
Radio Address: ICOM機の場合、CI-Vアドレスを設定します。IC7300=94
(00にすると旨く行かない場合があるので、ICOM機の場合は調べて設定してください。)
Serial Rate: CATの通信速度を設定します。
PTT uses: PTT制御はCATにしました。
[Test] ボタンで無線機が送信状態になればCAT制御はうまくいっています。
(信号が送信されるので、送信電力を最低にするかダミーロードを使ってTestしてください。)
Step 3: Setup Reporting [Enable Reporting] をチェックします。
Callsign: 自局コールサインを設定します。
Grid Square/Locator: 自局グリッドロケーターを設定します。
Easy Setup で必要な項目は設定されるので、以上で通信は可能です。カスタマイズしたい場合は「IC-7300でFreeDV開始の 4. FreeDVの設定」を参照してください。
6. FreeDVで交信する
FeeeDVのメイン画面です。PCのディスプレイに合わせてサイズを調整してください。

以下基本的な運用操作について簡単に書いておきます。実際の運用での操作については以下の記事を参照してください。
(1) FreeDVレポーター
FreeDVレポーターを表示します。
Tools→FreeDV Reporter
FreeDVメイン画面とFreeDVレポーターを見やすいようにサイズ、配置を調整してください。
今回使ったPCは解像度が1366x768(VGA)なので上下に並べました。

現在FreeDVをモニターしている局が表示されて、送信中の局が赤く表示されます。送信中の局を受信できている局は青く表示されて、受信SNRが表示されます。
(表示色)初期設定では以下になっています。
赤 送信中
青 送信中の局を受信中
ピンク 受信開始、メッセージ送信など変化があった。数秒間表示
薄赤 クリックして選択した局
上部メニューバーの [Show] で列の表示をON/OFF出来ます。不要な列を非表示にして全体の横幅を狭く出来ます。不要な列を非表示にしてMsgの幅を広くしておくと良いです。
(2) 受信
周波数をメイン画面右下の「Radio Freq.」に入力、またはリストから選択します。
[Start Modem] で無線機の周波数が入力した周波数に変わり、通信モードもLSBーDまたはUSBーDに自動的に変わります。(通信モードはバンドに応じてLSB/USBが自動的に設定されます。)

受信周波数はFreeDVレポーターで対象局の行をダブルクリックして、その周波数に変更する事が出来ます。
[Mic/Spkr Level] 受信音量を調整できます。
[Stop Modem] で受信が終了します。
(3) 送信
・送信電力の調整
[Tune] をクリックするとキャリア信号が送信されます。[Tx Attenuation] の [ << < > >> ] で無線機のALCが大きく振れないレベルに調整してください。

・送信
[PTT] をクリックする(またはスペースキーを押す)と送信が始まります。

[Mic/Spkr level] [Frm Mic]の波形が平均で±0.4くらいになるように [Mic/Spkr level] スライダーで調整します。
再度 [PTT] をクリックする(またはスペースキーを押す)と送信が終了します。
7. FreeDVのバージョンアップ
デスクトップの [freedv-rade-update.desktop] アイコンから最新版のFreeDVにバージョンアップ出来ます。(テスト版なので不安定な場合があります。)
初期状態では起動できないので、アイコンを右クリックして [起動を許可する] を行います。

[Update-Rade] に変わるのでアイコンをダブルクリックして起動します。

ターミナルが開きます。
・Do you want to (U)pdate, (F)ull re-build, (B)ackup, create (D)esktop launcher or (Q)uit? [U/F/B/D/Q]
Fを選択します。
・Create a backup of the current version? [N/y]
Nを入力
・Perform the selected tasks? [Y/n]
Yを入力
・[sudo: authenticate] /パスワード:
パスワードを入力

アップデートが終わりました。

FreeDVを起動して確認すると、dev-以降の数字と Expires日付が変わっています。

以上です。
Linux環境ではHAMLOGなど使い慣れたソフトが使えないので(Wineを使う方法もありますが)、Linux版FreeDVは試してみただけです。
Linuxは詳しく無いので、コメントは歓迎ですが難しい質問はしないでね。(笑)
コメント
(お願い)質問はメールではなく、コメントでお願いします。