以前、IC-7300Mの時計バックアップ用電池を交換した記事を書きました。


この記事を読んだ読者から、「電池を外さず、スーパーキャパシタを追加して、うまくいった」というメールをいただきました。面白いやり方なので、参考記事としていただいた資料を掲載しておきます。(Tnx JA1XAC 永井さん)

電池を外すのが難しそうだったので、スーパーキャパシタを電池の上面と基板の止めネジに追加したラグ端子にはんだ付けで取り付けたそうです。
SCPプラス端子1
SCPマイナス端子1
スーパーキャパシタはSE-5R5-D105VYV(1F5.5V)です。
SCP外観
回路図です。
回路図
充電特性と放電特性を測定したそうです。
 測定ポイント: スーパーキャパシタ端子(青矢印ポイント)
 測定方法: 電圧計入力インピーダンス:500KΩ以上
  充電特性は1分間に1回、放電特性は1時間に1回測定
  リレー制御にて測定時に約1秒間電圧計を接続して測定

充電特性
充電特性
(JA4JOE補足)3.3Kオームの抵抗が入っているので充電に時間がかかります。

放電特性
放電特性
IC-7300時計バックアップの確認方法
外部電源供給後IC-7300のLCD画面時計表示が刻まれているか、0:00であるかを確認する
確認後直ちに外部電源スイッチを切る
その間、通電時間は10秒以内で測定を継続

結果
174時間後(7.25日)バックアップOK 、179時間後(7.46日)バックアップNG

課題
バックアップ保持VDD電圧は2.24Vだった。RX-8803保持電圧1.6V(データーシート)との乖離があるが、ウェイクアップ時などのダイナミック動作が不明なので原因の追究は割愛した。

(JA4JOE コメント)
劣化した二酸化マンガンリチウム二次電池のインピーダンスが不明ですが、電池に電流が流れ込むので放電時間が短いのかも知れません。
ほんとうは、電池を外して3.3kΩの抵抗を100Ωくらいに変更すると良いのでしょうね。